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インドはタージ・マハルをはじめとした世界遺産がたくさんある、何度でも観光旅行に行きたい場所です。タージ・マハルの他には、クトゥブ・ミナール、ファテープル・シークリー、アグラ城などの世界遺産があり、それぞれに魅力があります。タージ・マハルにはすでに訪れたことのあるという人は多いのではないでしょうか。しかし、一度訪れたことのある場所でも、今度は違った角度から観賞してみれば、また新しい発見や感動があるものです。

インドへ観光旅行に行くなら、必ず訪れておきたいタージ・マハル。かつて栄えたイスラム王朝・ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、最愛の妻のために建造した、美しい白大理石でできた墓廟です。このタージ・マハルは、インド・イスラム建築の最高峰ともいわれているとおり、景観が大変美しく、見る者すべての心を奪います。そして、時間や季節、場所によっても、その見え方は変わってきます。
例えば、サンライズの光景には言葉を失くしてしまうほど。朝焼けのオレンジと黒が調和する絶妙な色合いに映えるタージ・マハルは、まるで壮大な映画のワンシーンを見ているようです。さらに、目の前の庭園に走る水面に映し出された姿は、息を飲むほどの美しさです。このように、見る角度を変えたり、時間を変えたりすれば、一味違った観賞ができ、何度でも楽しめるのがこのタージ・マハルの魅力なのです。


インドには、他にもぜひめぐっておきたい世界遺産があります。それは、クトゥブ・ミナール、ファテープル・シークリー、アグラ城です。
クトゥブ・ミナールは、デリーに位置し、ミナレットといわれるモスクに付随する72.5mもある塔。ミナレットとしては世界最高だと言われており、その独特の雰囲気には圧倒されてしまいます。また、ファテープル・シークリーは水不足と猛暑のため、わずか14年で廃墟となったといわれる幻の都。勝利の門がとても有名です。そしてアグラ城は赤い城という異名を持つ、ムガル帝国皇帝の城。
特に美しい装飾の施されたデリー門からは、帝国の栄華を感じさせられます。
インドの観光旅行といえばタージ・マハルですが、少し時間をかけてこれらの世界遺産にも足を延ばしてみると、新鮮さを感じられることでしょう。

デリー
インド政府直轄地区ニューデリーを含む首都であり、16世紀からインドを支配したムガル帝国の遺構が数多く残る北インド観光の拠点。1565年築のフマユーン廟、第5代皇帝シャー・ジャハーンが築いたラール・キラーなど、市内や近郊は世界遺産が目白押し。買い物の定番はオールドデリーの雑踏を体感できる繁華街、チャンドニー・チョーク。世界遺産タージ・マハルへも日帰り圏内です。


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画像提供:インディアナトラベルズジャパン
ジャイプール
デリーの南西約260kmに位置するラジャスタン州の州都。旧市街は約10kmにも及ぶ赤い城壁に囲まれ、赤い砂岩の建物が並ぶことから「ピンクシティ」の異名で呼ばれる。なかでも1799年、当時の領主サワイ・プラタープ・シンにより建設されたハワー・マハル(風の宮殿)は953もの小窓が荘厳で美しく、街のシンボルになっています。


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ベナレス(バラナシ近郊)
寺院やモスクが立ち並ぶヒンドゥー教最大の聖地。年間100万人を超える巡礼者が訪れるといわれ、日の出とともにガンジス川で沐浴する教徒たちの風景はあまりに有名。またバラナシは「大いなる火葬場」とも呼ばれる弔いの街。中心部の川沿いにある火葬場ではインド各地から運ばれた遺体が絶えず荼毘に付され、川へ流される。死生観を揺さぶられる光景です。


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- 正式名称
- インド共和国
- 首都
- デリー
- 時差
- 日本との時差 -3時間30分
- 公用語
- 公用語はヒンディー語を含む18言語。他に地域ごとに多くの言語があり、英語も広く使用されいます。
- 通貨単位
- インドルピー(INR)
- 旅券残存
有効期間
- 査証申請時6ヶ月以上必要。旅券の未使用査証欄が2ページ以上必要。
- ビザ(査証)
- 必要
- 水
- ミネラルウォーターを購入しお飲みください。
- 天候

- プラグ
-
建物の設備によって対応できるコンセントが異なりますので一通りのタイプを持っていくか、海外全てのコンセントに対応できるマルチタイプをご用意ください。
- グルメ
- インド料理はクミン、カルダモン、シナモン、ターメリックなど多くのスパイスが用いられることが特徴ですが、南部と北部とではスタイルが大きく異なります。北インドではチャパティやパラタといったパン、土窯「タンドール」で焼くタンドリーチキンなどが有名。南インドは豆や魚の料理が多く、米を主食とする。観光客の多い都市部ではスプーンやフォークを使うことも一般的になっていますが、「清浄」とされる右手の指先で食べるのが正式。

●服装
- 地域や年で違うものの、乾季とされる10月〜3月がインド観光のベストシーズン。日中は20℃前後と過ごしやすいが、朝晩は冷え込むのでコートを用意しておきたい。4月〜6月の暑季は日差しが強く40℃を超えることもあり、日焼け対策が不可欠。6月〜9月は雨季なので傘の用意も忘れずに。また、宗教的な事情から、インドでは肌の露出や体のラインが出る服は避けるべき。暑季でもノースリーブやショートパンツは控え、とくに女性は半袖のチュニックなどにゆったりしたズボンやロングスカートが無難だ。大きめのショールを持っていれば何かと便利。
●あると便利な持ち物
- 「インド旅行」だからこそ持って行くと便利なものをご紹介いたします。
日焼け止め
冬でも紫外線は強く、日焼けします。最近はどの町でも手に入りますがインド製がほとんどです。気になる方はいつも日本で使っているものがあれば持っていったほうがよいでしょう。
常用薬
飲みなれて安心できるものを持っていきましょう。インドの薬は日本人には強すぎるものが多いので、必携です。
折りたたみ傘
雨が降らなくても日傘としても使えるため、1本あると便利です。
虫除けスプレー
(ガス式でないもの)
日本製はよく効きます。こちらも蚊以外の虫にも使えるのであらゆるところで活躍します。
懐中電灯
インド都市部では停電は少ないですが、ちょっとした田舎では1日に何度も停電することがあります。
観光地であるアジャンタやエローラ石窟寺院などでも役に立ちます。予備電池も用意していくと良いでしょう。
ポケットティッシュと
ビニール袋
インドのトイレには紙がありません。また、紙を流すようなつくりになっていないので、この2点セットを持ち歩くことが必要となります。
外国人用のホテルやレストランでは心配ありません。