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巡拝用品
特に決まりはありませんが、近頃では洋服の上に白衣を付け、輪袈裟・菅笠・金剛杖のみの簡略化したスタイルが多くなっています。正式な巡拝スタイルに用いるお遍路グッズをご紹介します。
納経帳
札所での礼拝、読経を終えてからご朱印をいただく冊子。お遍路が来世の旅路に持参するものとされ、一度購入すると、その納経帳を一生使用し重ね印してゆく。
納め札
巡拝の証として本堂と大師堂の納札箱にそれぞれ奉納します。札には自分の住所、名前を書いて納める。
四国遍路の場合は巡拝回数によって6種類の札色があり、1回〜白札、5回〜緑札、8回〜赤札、25回〜銀札、50回〜金札、100回〜錦札となる。道中、お接待を受けた場合もお礼として納め札を相手に渡す。
白衣(はくえ、びゃくえ)
巡礼の正装で、普段着に白衣を羽織るのが定番になっています。
道中自身が羽織る用と、納経帳同様に各札所の御朱印をいただく用、二着用意する方が多いです。
納経軸
満願の後は各自で表装などして家宝となります。
御影(おすがた・おみえ)保存帳
納経時に頂戴するのが御影である。これはその札所のご本尊の姿を写したもので、ご本尊の分身とされるため、大切に御影を並べて保管するための保存帳。
経本(きょうほん)
各札所のご本尊さまにお経を奉納するために経本は欠かせません。
普段お使いの経本があれば忘れずにお持ちになってお参りをしましょう。
…四国八十八ヶ所で必須
…観音めぐりで必須
鎌倉時代初期に開設された坂東三十三観音。札所は鎌倉を出発地に、関東7県各地に点在しています。
全行程約1,300kmの札所巡りの旅にでかけましょう。
協力:旅行読売出版社