11月29日(日)
成田⇒アムステルダム⇒バルセロナ
さあ、皆様の浪漫の旅がスタート!ご旅行をお申し込み頂いてから、この日を楽しみに首を長くしてお待ちになっておられたことでしょう。成田空港よりKLM862便にて、これから始まる船旅に期待を膨らませながら大空へ飛び立ちました。柔らかい笑みが浮かぶクリスマスムードが漂ったアムステルダム空港で乗り換えをし、多彩な魅力が溢れるカタルーニャ州の州都バルセロナに無事到着しました。時計の針がちょうど日付をまたごうとする頃、夜のベールに包まれたバルセロナで夢心地気分。長い1日を終え、安堵の眠りにつかれました。
11月30日(月)
バルセロナ(スペイン)
朝からガウディーのユニークな建築物に圧巻!地中海をイメージしたどこかしら夢があるカサ・バトーリョ、比類なき曲線美が溢れるカサミラ、思わず感嘆の声を漏らしたサグラダ・ファミリア、おとぎ話の世界に迷い込んだかのようなグエル公園を観光しました。その後、豪華客船ブリリアンス・オブ・ザ・シーズが待つ港へ向かいました。王冠マークのロイヤルカリビアンの船を発見し、心地よい緊張感の中で乗船手続き。船に一歩足を踏み入れると、ますます気分が高まりました。今回は、どんな素晴らしい出会いが私たちを待っていることでしょう。
12月1日(火)
終日航海(地中海)
地中海の陽射しを浴びながら、美しい朝を迎えられました。昨日から始まった船旅に期待を膨らませ、甲板に出て肌で感じた海風は心に潤いを与えてくれました。落ち着いた雰囲気の豪華客船の中で、豊かな時の流れを心ゆくまで満喫された方、早速アクティブにイベントに参加して汗を流された方、それぞれの時間を楽しまれました。本日のドレスコードはフォーマル!夕食後の華やかなスウェーデン人のキャプテン主催パーティーでは、生バンドに合わせてダンスを楽しまれたり、シャンパンやカクテルを片手にお話をされたり、優雅なひと時を過ごされました。
12月2日(水)
バレッタ(マルタ)
美しい景観と呼ぶにふさわしいマルタ共和国の首都バレッタに寄港しました。
港に接岸した船のタラップから満面の笑みを振りまき、バスに乗り込みました。1724年に当時の騎士団長が建造した由緒あるメインゲートをくぐり、中世の香りを残すムディナの大聖堂を見学しました。ユネスコの世界遺産バレッタの街では、絶景が眼下に広がるバラッカ・ガーデン、マルタ騎士団の守護聖人に捧げられた聖ヨハネ大聖堂、壮麗なマルタ騎士団長の宮殿、時の魔法に絡めとられたような町並みなど、この地を訪れる旅人の心をくすぐるものが点在していました。
12月3日(木)
終日航海(地中海)
美しい地中海の眺望を満喫しながらの終日航海。落ち着いた雰囲気の豪華客船の中で、豊かな時の流れを心ゆくまで満喫されました。船の中では優雅な時間を過ごし、港に着くと船を降りて見知らぬ文化にふれる・・・船旅ならではの醍醐味ですね。海風に肌が心地良く、プールサイドでは水着姿で陽射しを浴びている乗客達で賑わっていました。そんな中で行われた男性セクシー脚コンテスト!自慢げに鍛えられた脚線美を披露する紳士達に笑い転げました。爽やかな夜明けと沈みゆく眩しい夕陽を目にし、心の贅沢や安らぎを感じられました。
12月4日(金)
アレキサンドリア(エジプト)
異国情緒漂う「地中海の真珠」アレキサンドリアに寄港しました。羨望の時空を越えたエジプト観光のはじまりに童心に返り、心を躍らせました。今も昔も変わらず人間の探検心をかき立てるギザの3大ピラミッドとスフィンクス。かの有名なツタンカーメンの息吹を伝えるような黄金マスク。神聖なるビザンチン様式のモハメドアリモスク。日本からはるか遠く離れたアフリカの大地で、同時代に確かに存在する壮大な記憶が刻まれている建造物や必死に生きようとしている人々の生活風景をご覧になられた最も感銘深い1日は、今でも鮮明に心に刻まれていることでしょう。
12月5日(土)
アレキサンドリア(エジプト)
デッキから身を乗り出すようにして街を眺め、随分遠くまで来たものだなという実感が湧いてきました。オプショナルツアーでは、古代世界7不思議の1つファロスの灯台があった場所に建てられたカイトベイ要塞、アレキサンドリア最大のアブ・アル・アッバースのモスク、1900年に発見されたコム・エル・シュカファのカタコンベ、王家の夏の別荘モンタザ宮殿、エジプトの太陽をイメージした形のアレキサンドリア図書館を観光しました。夜、レストランでは心優しくホスピタリティーにあふれたクルー達が「オーソーレミーオ」を合唱し、白いナプキンを頭上で振り、拍手をしながら笑顔がいっぱいで盛り上がりましたね。
添乗員日記担当