2009年「セレブリティ・ミレニアム」で航く 大自然のアラスカ、ハバード氷河クルーズ 9日間／2009.5.22-30

5月22日（金）

成田→バンクーバー（カナダ）

成田空港にて、お客様をお迎えし、ＪＬ０１８便にてバンクーバーへ出発致しました。飛行機は予定通りに到着し、車はバンクーバーの高層ビル街を抜け、セレブリティ・ミレニアムの待つ港「ＣＡＮＡＤＡ ＰＬＡＣＥ」へ・・・。大渋滞！！向かう先はどの車も同じだったんですね。乗船手続きも思ったとおりの大混雑でした。ここは確かにバンクーバー（カナダ）なのに、ここでアメリカの入国手続きが行われるのですね・・・不思議。バンクーバーの出港は１時間遅れとなりましたが、船内では早速乗船説明会にお越しいただき、その後「メトロポリタン・レストラン」でご一緒にお食事を頂きました。長い１日でした。どうぞぐっすりお休み頂けますように・・・。

5月23日（土）

インサイドパッセージ・クルージング

午前中に本当は昨日に予定していた船内探検ツアーを行いました。広い船内を１時間も探検しましたね。船内探検中に１２デッキ前方からは、青い空と両岸の島々がご覧頂けました。お天気、毎日続くといいね～なんてお話ししながらの船内探検でした。今晩はフォーマルの装いでお夕食のテーブルを囲み、まるでずいぶん前からのお知り合いのように話がはずみましたね。お夕食の後は、セレブリティシアターでキャプテンの歓迎のご挨拶がありました。

5月24日（日）

ジュノー

セレブリティ・ミレニアムは、最初の寄港地ジュノーに予定通り入港いたしました。今日もお天気いいですね！暖かかった今日は、半そで姿の方も多くいらしたようでした。昨日洋上は寒かったため、上着を着て観光に出かけましたが、日向では上着もいらないくらいの気候でしたね。船会社主催のツアーにはそれぞれ別々にご参加いただきましたが、小さな町でしたので街角でお会いしたりいたしましたね。「アラスカン・アンバー」ご紹介させて頂きましたが、もうお召し上がり頂きましたか？まだまだチャンスはありますよ。アラスカと言えばアンカレッジという気が致しますが、実はここジュノーが州都です。アンカレッジは経済の中心、ジュノーは政治の中心といったところでしょうか？坂の多い街ですので、「リトルサンフランシスコ」の別名もあるそうです。小さな町を囲む山の向こうには、想像を超えるような大きな氷河が広がっています。

5月25日（月）

スキャグウェイ

今日もいいお天気の中、今から１１０年も前にゴールドラッシュで賑わった町、スキャグウェイに到着致しました。到着後はそれぞれ船会社主催のツアーにご参加頂きました。全ての皆様にお楽しみ頂いたホワイトパス＆ユーコン鉄道へは船の目の前、少し桟橋を歩いた所から乗車頂きました。車中からは途中ブライダルベール滝や、古い鉄橋などをご覧頂き、往復約３時間の列車の旅でした。大自然の中を走る列車の車窓から、ベストショットは撮れましたか？
この鉄道のご乗車頂いた区間は、北米で最も傾斜のある路線といわれ、海抜０ｍからホワイトパスとの標高差は８７９ｍもあります。船の停泊する桟橋からダウンタウンまでは、歩いて２０分少々。散策にお出かけになられた方もいらしたと思います。約１００年前の建物が保存されている町はいかがでしたか？

5月26日（火）

ハバード氷河・クルージング

本日は今回のクルーズのメインの１つ、ハバード氷河のクルージングでした。心配されていたお天気もなんとか・・・。まずまずの氷河観賞日和だったのでは？ セレブリティ・ミレニアムはちょうどお昼ごろ、もっともハバード氷河に近づきました。流氷もかなり多くあったようです。氷河の崩れ落ちるシーンをばっちりご覧頂けたようでした。カメラに瞬間を撮影するのはなかなか難しかったようでした。「ホワイトサンダー」も聞こえましたね。海面に浮かぶ氷河のかけらの上には、かわいいあざらしの姿もあったようです。デッキでは、ホットチョコレートやコーヒーリキュール、グリューワインなども販売されていました。今夜は皆様ご一緒に、スペシャリティーレストラン「オリンピック」にてお夕食を頂きました。このレストランの名は、タイタニック号の姉妹船でオリンピック号に由来し、内装には当時のオリンピック号のダイニングのパネルをそのまま使っているそうです。きれいに飾られたお料理のお味や、レストランの雰囲気はいかがでしたか？

5月27日（水）

ケチカン

本日は最後の寄港地ケチカンに、午後２時に入港いたしました。セレブリティ・ミレニアムが入港するときには、もう既にいくつかの大型客船が岸に停泊していましたね。世界で最も雨の多い地域として知られるケチカンですが、ラッキーなことにほんの一瞬パラッと雨が降った程度で、カサの必要もなかったほどでした。夕暮れの前には、とってもきれいな虹と遠くにしずむ太陽もご覧頂けました。緑とトーテムポールの町ケチカンはいかがでしかか？乗船して、お夕食は皆様の息がぴたりと合い（？）、約束もしなかったのにオーシャンカフェに偶然全員集合となりました。テーブルで語らいながら、ふと目を海にむけると、なにか泳いでいるようです。イルカかな？シャチかな？なんと、くじらが近くまで遊びに来ていました。潮を吹いたり、尾びれも見せてくれましたね。

5月28日（木）

インサイドパッセージ・クルージング

セレブリティ・ミレニアムはすばらしい景色・無数の島々の間を縫うように進みます。本日は午前中にご集合頂き、下船説明会を行いました。どちらかというと下船のご案内よりも、その後のお話のお時間のほうが長かったようでした。明日はもう下船なんですね。そういえば乗船してから、こうしてまるで家族のようになるまでには、そんなにお時間がかからなかったように思います。通いなれたレストランへの道のりも、皆様でお食事を頂くのも、今日で最後かと思うとなんだかとても名残惜しいですね。荷物を整理すると、本当に下船する実感がわいてきますね。そろそろすべてのお荷物がスーツケースに入った頃でしょうか・・・。

5月29日（金）～5月30日（土）

バンクーバー→成田

ミレニアム号は午前7時、予定時間通りにバンクーバー・「バランタイン」港に入港いたしました。素晴らしいお天気です。７時４０分にプラチナムバーにご集合頂き、８時５分に下船開始となりました。スムーズにカナダの入国審査を通過し、お荷物を受け取り、お迎えの車にご乗車頂き空港へ向かいました。ドライバーさん・ガイドさんの好意でわざわざ住宅街まで見せて頂きました。空港までは普通は３０分くらいの距離ですが、今回は１時間弱くらいドライブしましたね。遠回りをしてご覧頂いた、瀟洒な街並み覚えていらっしゃいますか？空港では、チェックインも簡単に済み、搭乗時間まで少し余裕がありました。緑と水のある開放的空港で出発の時間を待ちます。ＪＬ０１７便は予定通りに成田空港へ向けて飛び立ちました。機内の座席には随分余裕があり、来る時とは大違い！！ゆったりお過ごし頂きながら、飛行機は予定通り成田空港に到着致しました。皆様、アラスカクルーズはいかがでしたでしょうか？また近いうちに洋上でお会いできます日を楽しみに致しております。どうぞお気を付けてご自宅までお帰りくださいませ。ありがとうございました。