4月24日(土)
成田⇒ニューヨーク⇒マイアミ
さあ、皆様の浪漫の旅がスタート!ご旅行をお申し込み頂いてから、この日を楽しみに首を長くしてお待ちになっておられたことでしょう。これから始まる未知の世界との出会いに心を躍らせ、成田空港よりデルタ航空172便にて大空へ飛び立ちました。さまざまな文化が交差するエネルギッシュな街ニューヨークの空港で飛行機を乗り継ぎデルタ航空1827便でマイアミへ。着陸前には眼下に宝石のように輝く家々の窓や街灯が見え、日本から遥か遠くまで来たものだという実感が湧いてきました。長い1日を終えホテルでチェックインをして、安堵の眠りにつかれました。
4月25日(日)
マイアミ⇒フォートローダデール
アメリカンブレックファーストに舌鼓を打ち、異文化との出会いに胸を弾ませホテルを出発しました。マイアミのパノラマ観光では、豪邸が並ぶコーラル・ゲイブル、マイケルジャクソンのスリラーで撮影されたバハマ風のお墓が印象的なココナッツグローブ、マイアミビーチにオープンテラスのレストランが並ぶオーシャンドライブを車窓から眺めました。その後、豪華客船セレブリティ・インフィニティが待つフォートローダデールの港へ向かいました。心地よい緊張感の中、港での乗船手続きをし、ますます気分が高まりました。今回は、どんな素晴らしい出会いが私たちを待っていることでしょう。
4月26日(月)
終日航海(カリブ海)
朝、爽やかに目を覚まし、お部屋から一歩外に出るとセレブリティ・インフィニティの中にいるという実感が湧きましたね。昨日から始まった船旅に期待を膨らませ、甲板に出て肌で感じた海風は心に潤いを与えてくれました。本日は波穏やかにカリブ海をクルーズ。船内見学ではお気に入りの場所を見つけられましたね。夜のドレスコードは、フォーマル!美味な夕食後、セレブリティーシアターにてキャプテン主催の乾杯タイムがあり、ギリシア人のキャプテンが世界中からの乗客の前で堂々とご挨拶をされました。
4月27日(火)
モンテゴベイ(ジャマイカ)
イギリス連邦ジャマイカの北西部に位置するカリブでも人気のあるリゾート地モンテゴベイに寄港しました。船を降りてまず私たちを迎えてくれたのは、鮮やかに咲き誇るブーゲンビリアの花。オプショナルツアーでは、イギリス植民地時代にサトウキビで財をなした富豪の豪邸、制服に身を包んだ子供たちが通う学校、長閑なバナナ畑やサトウキビ畑を車窓から眺めました。オーチョ・リオスのダンズリバー滝登りでは、容赦なく流れ落ちる滝の流れ・・・そこに立ちはだかる険しい岩を勇敢に手を取り合って一歩一歩進む姿は、まるでどんな苦境にたたされても一緒に乗り越えてきたご夫婦の絆を物語っているようでした。
4月28日(水)
終日航海(カリブ海)
本日は海鳥に先導されながら終日航海。船内では日頃の忙しさからも解放され、寛きの時間が流れていました。パナマ運河についての読売オーシャンクルーズ勉強会では「血と汗と涙の結晶!パナマ運河」についての教養を深めて頂き、人類の偉業との対面が待ち遠しくなりました。皆様揃って滋味あふれるお料理が並ぶブランチを召し上がられましたね。その後、プールサイドで日向ぼっこをされたり、一流のダンサー直々の社交ダンスクラスでチャチャを踊られたり、お部屋でプライベートな時間を過ごされたりしました。
4月29日(木)
カルタヘナ(コロンビア)
コロンビアを代表するリゾート地カルタヘナに寄港しました。スペイン帝国時代を物語るような旧市街は、16世紀に築かれた石造りの町並みが美しく残っていました、当地を訪れた作家ガルシア・マルケスが世界で一番美しい街と称え、ユネスコの世界遺産にも登録されています。港に接岸したタラップから満面の笑みを振りまき、オプショナルツアーに参加されました。黒人奴隷の救済をした聖ペドロ・クラベールの寺院、1776年に完成した宗教裁判所跡、海からの襲撃に備えたサン・フェリペ城砦など異国情緒漂う町並みをご覧になられました。
4月30日(金)
パナマ運河通過
陽も昇らぬ薄暗い頃から、パナマ運河とのご対面に心が躍りました。3億8700万ドルの費用と10年の歳月をかけて1914年8月15日開通したパナマ運河・・・設計者の情熱や命をかけて大事業に挑み一途に開通を願い必死に生きようとした人々の足跡が残されていました。広大なスケールは何といっても圧巻!さまざまな歴史と文化が交差する全長80kmの開削式の運河を実際にご自身の目でご覧になり、人間の能力の奥深さや無限の力を感じましたね。夜は、星空のもとにデッキでパーティー!今までまったく知らなかった世界を肌で感じられた感銘深い一日でした。
5月1日(土)
終日航海
落ち着いた雰囲気の豪華客船の中で、豊かな時の流れを心ゆくまで満喫されました。船の中では優雅な時間を過ごし、港に着くと船を降りて見知らぬ文化にふれる・・・船旅ならではの醍醐味ですね。本日のドレスコードはフォーマル!エレガントな雰囲気を漂わせるレストランでのお食事。夜のショーでは、華やかな衣装を着たスタイル抜群のセレブリティーダンサーとシンガーに釘付けになられました。今宵も月がきれいだなぁと空をぼんやり眺め、就寝前に優しく穏やかな時間が流れました。明日、目が覚めると前日とは違う別世界が広がっていることでしょう。
5月2日(日)
プンタレナス(コスタリカ)
「中米の花園」と呼ばれるコスタリカのニコヤ湾に面した港町プンタレナスに寄港しました。プンタレナスとは、「砂の岬」という意味で約5kmにわたり細長い砂州が海に突き出していました。動植物の宝庫で、最近エコツアーが人気を呼んでいるコスタリカ。大自然の懐に包まれながら8人乗りの空中ゴンドラに乗り、聳え立つ大木やコスタリカ固有の珍しい鳥をご覧になり、森の香りを深々と吸い込まれました。その後、カラフルな蛇や生活の知恵がたくさん詰まった植物に興味津々。自然を敬う心そして未来の世代に自然を残す大切さを痛感しました。
添乗員日記担当