1月27日(水)
成田⇒アトランタ⇒リマ(ペルー)
さあ、いよいよ「南極クルーズと南米大陸の旅」がスタートします。成田からデルタ航空800便でアトランタ経由、リマへ旅立ちました。
1月28日(木)
リマ市内観光
昨日はリマ到着が深夜だった為、11時頃からゆっくり観光に出発。黄金博物館では、金の装飾品やミイラなどを見学。ペルーで初めての昼食は海に突き出した桟橋にある人気のレストラン「La Rosa Nautica ラ・ロサ・ナウティカ」で名物セビッチェ料理に下鼓。ロケーションも味も最高でした! 恋人達の公園では、公園の真ん中に恋人が抱きあってる巨大モニュメントがあって、夕暮れの海岸沿いを一層ロマンチックにしていました。
1月29日(金)
世界遺産カラル遺跡終日観光
世界遺産の宝庫・ペルーで、今、最も注目を集めている古代都市遺跡「カラル」終日観光。2009年6月に世界文化遺産に登録され、ペルーでは11番目の世界遺産です。約5000年前のものと言われております。ということは!世界四大文明といわれている世界の常識を覆す発見なんです!まだまだ観光地として整備されていない場所ですので、行くだけでも一苦労。高速道路から舗装されていない、でこぼこ道を約1時間、やっとたどり着いた遺跡は「ほんとに世界遺産?」と思うほど、トイレもお店も最近整備されたばかりでした。炎天下の中、約2時間、案内人付きで観光をしましたが、未開拓の世界遺産に一番乗り!ということで、皆様大変ご満足でした。
1月30日(土)
世界遺産リマ旧市街(セントロ地区)観光
市内は旧市街(セントロ地区)と新市街(ミラフローレス地区)に分かれております。宿泊先は新市街でしたので、今日の観光はヨーロッパを思わせる街並みをバスで巡りました。グラウ広場-サンマルティン広場-ラ・ウニオン通りを車窓より見学。その後、アルマス広場でバスを下車し、カテドラルを見学。土曜日という事もあり、アルマス広場は衛兵交代式も行われておりました。観光の途中、ピスコ・サワー発祥の「ホテル・マウリ」前で記念写真をパチリ!
1月31日(日)
世界遺産ナスカの地上絵
南米観光のハイライトのひとつ「ナスカの地上絵」観光です!リマ出発後、パチャカマ神殿見学し、一気にナスカの地上絵のセスナ機が飛び立つピスコ空港へ!ピスコ空港を離陸後、約30分程度でナスカ地上絵の上空へ。パイロットも手慣れたもので、片言の日本語で「ウチュウジン!」「ハチドリ!」と教えてくれます。年々、地上絵が薄くなってきているせいか、よ~く目をこらさないとわかりません。あの「ナスカの地上絵」を自分の目で見てる感動とともに、少しでも気を抜くと乗り物酔いが襲ってくるのでした。
2月1日(月)
リトル・ガラパゴス「バジェスタス島」観光
宿泊地のパラカスからボートで出航、途中、ペヘレイ岬にナスカの地上絵によく似た「カンデラブロ=燭台」を見ながらバジェスタス島へ。
「黒っぽい島だな~」と感じながら、島に近づくと、黒い塊の正体がわかりました。なんと!オタリア(アシカの一種)の大群が海岸沿いにびっしりといるではありませんか!動物園でもこんな大群をみるころは出来ません。繁殖期でもあり、たくさんの子供たちも見受けられました。他にもペンギンや海鳥などたくさんの鳥類も見る事ができ、まさに「リトル・ガラパゴス」と呼ぶにふさわしい動物たちの楽園でした。 夜、ペルーを後にし、ブエノスアイレスへ飛び立ちました。
2月2日(火)
ウシュアイア
朝、ブエノスアイレスに到着後、乗り継いでウシュアイアに午後到着。気温は8度。昨日まで滞在したペルーでは平均25度あったので、いよいよ南極に近づいている事を実感してきました。
2月3日(水)
ウシュアイア出港~南極
本日は、南極クルーズに参加するお客様全員が合流。今ツアーは南極クルーズ14日間に加え、ペルー観光やペリトモレノ氷河、イグアスの滝観光など、オプショナルツアーにお申込み頂いたお客様が合流し、はじめて全員(約100名様)で観光が始まる日となりました。南米最南端の都市「ウシュアイア」。まさに地の果てです。午前中はビーグル水道クルーズ。東の大西洋と西の太平洋をつなぐ水路でもあり、アルゼンチンとチリの国境でもあるビーグル水道は幅約10km、狭いところでは約1kmしかありません。たくさんの鳥類やアシカがお出迎え。今日からの南極クルージングをお祝いしてくれているようでした。船内ではクッキーとコーヒーや紅茶の振舞いもあり、寒い体を温めてくれました。ウシュアイアで昼食後、しばらく町中を散策。南極の玄関口とあって、アウトドア用品をはじめ、食料品、お土産物などたくさんのお店がありました。夕刻、いよいよ地球最後の秘境「南極」に向けて出航です!
2月4日(木)
南極に向けて航海中(南極収束線通過)
本日は日本人講師2人による南極講座をはじめ、全員参加によるゾディアックボートの利用方法と南極観光についてのオリエンテーション、全員に進呈されるパルカ(防寒具)のサイズ合わせもあり、南極上陸に向けて準備万端です!旅の楽しみといえばお食事。少し食事についてご案内しましょう。今回はチャーター企画という事もあり、ビュッフェ形式で毎回、ごはんやおそば、うどん、漬物、梅干しなどの日本食コーナーも設置されました。皆さん日本食に目がいきがちですが、クリッパー・アドベンチャラーのお食事は、船旅に慣れたお客様の舌をも唸らせる味付けです!メインディッシュも4種類からお選び頂けますし、デザートも毎回趣向を凝らした内容。なにげなく食べるパンもとにかく美味しいんですよ!
2月5日(金)
朝、目覚めると一面に今まで見たことのない光景が目の前に広がりました。ドレーク海峡の揺れがウソのように止まり、波は穏やかです。午前中はミケルセン・ハーバーに上陸。1901~1904年のスウェーデンの南極探検家ノルデンショルドによって発見されたところです。ゾディアックボートで初めて南極に上陸を果たした瞬間と、野生のペンギン・アザラシを間近かに見た感動は生涯忘れられない思い出となるでしょう!午後はシエルヴァ・コーブでゾディアック・クルージング。自然の造形美・氷河の彫刻に皆様うっとり。氷河の上には私たちをお出迎えしているのか、アザラシが横たわっており、私達にシャッターチャンスを与えてくれました。本日の夕食はデッキ船尾の屋外にて「スペシャル・バーベキュー・ディナー」。南極の日没は遅いので素敵な風景を眺めながらのお食事は最高の思い出となりました。
添乗員日記担当