2010年「セレブリティ・マーキュリー」で航く 大自然のアラスカクルーズ ９日間／2010.5.30-6.7

5月30日（日）

成田⇒バンクーバー

成田空港で手続きを済ませ、出発。搭乗口へお進み頂きました。搭乗口は座る場所もない程、混雑していましたね。案の定、バンクーバー行きの飛行機ＪＬ１８便は満席でした。約８時間４０分のフライト後、そこはもうカナダのバンクーバー。陸の乗り物に乗り換え、バンクーバーの住宅街を通り４０分程で港に到着。乗船の手続き・アメリカへの入国手続きを済ませ、デッキ６の前方より乗船し、「テレマカシ～～！！」とニコニコしながらインドネシア人スタッフが５デッキのゲストリレーションズまで案内して下さいました。

5月31日（月）

インサイド・パッセージクルージング

本日は、終日航海の日。希望者の方には１１時にお集まり頂きシップツアーに出かけました。デッキに出ると少し肌寒く感じましたね。この日から海の動物に少しずつ出会いはじめました。１８時以降のドレスコードはフォーマルの日。夕食会場で皆様と待ち合わせをし、ドレスアップをした皆様とお会いするのを楽しみに待っていました。とっても、とっても素敵でしたね。

6月1日（火）

アイシーストレートポイント

希望者のみギャレツアー（キッチン）に参加して頂きました。メインレストラン会場でスタッフの紹介があり、ジャマイカ人スタッフの案内のもと、キッチンへ。厨房ではすでに夕食の下準備も始まっていました。最初の寄港地アイシーストレートポイントへテンダーボートで上陸しました。２日前には、まだ陸にいたのに、なぜか久しぶりに陸に上がったように感じましたしたね。トラムと呼ばれる乗り物に乗り、自然の中をゆっくりと走り、海岸線へ。遠くにアラスカの国鳥ハクトウワシの姿もありました。

夕食は私たちの１８時（ファーストシーティング）には間に合わず、交渉し２０時半からのセカンドシーティングに入れてもらいました。特別にお寿司を用意してもらいましたが、皆様は「なんじゃこれ！？」といった反応でしたね。やっぱりお寿司は日本で食べるのが１番です。

6月2日（水）

ハバート氷河クルージング

１０時頃から今までの景色と変わりハバート氷河に近づき、寒い中、沢山の人がデッキに出て景色を楽しみました。くじらの親子を見た方もいらっしゃったようです。昼食後は、「アイスカービング」や「ワインテイスティング」などのイベントに参加されていました。私たちの担当のソムリエさんは、皆様がちゃんと来ることが出来るかヒヤヒヤしたそうです。夕食も揃って、メインダイニングにお越し頂きました。
夕食後は、恒例のダンスフロアーへ移動。

6月3日（木）

ジュノー

２つ目の寄港地、ジュノーに到着。それぞれのエクスカーションへ参加されました。アラスカの州都ジュノーはゴールドラッシュ時代の町で、ジュノーという名前も最初に金鉱を探しに来た採掘者の一人に由来します。クルーズ船ターミナル近くからロバーツ山トラムウェイが運行され、山頂からはジュノーの町と私たちの船、美しいフィヨルドの景観が見渡せましたね。港には私たちの船以外に、ホーランドアメリカの船も停泊していました。特別にお声がかかり、４名様がスペシャルディナーに参加されました。普段以上に凝ったお食事とワインをお楽しみ頂けましたでしょうか。

6月4日（金）

ケチカン

１４時半に射止めた鷹という意味の街「ケチカン」に到着。４番目に大きな町。雨がよく降る場所ですが、傘要らずの天気でしたね。自然現象なので仕方がありませんが、やっぱりお天気が１番！！本日は２度目のフォーマルドレスの日。前回のドレスとは皆様ガラッとかわっていましたね。この日も１８時の夕食には間に合わず、２０時半に席を特別に用意してもらいました。ベイクドアラスカのパフォーマンスや、スタッフの紹介もあり、一番華やかな夕食になりました。なかなか、デザートの注文を取りに来ないスタッフに皆様少し困り気味。この日に喜寿祝いのサプライズ計画を立てていたので、しびれを切らして出て行ってしまわないかとヒヤヒヤしました。沢山のスタッフが大きな、大きなチョコレートケーキを持って来て下さりそのケーキにはキャプテンからの「おめでとう」のメッセージもありました。夜は、全員揃って恒例のダンスパーティへ。

6月5日（土）

インサイド・パッセージクルーズ

夜な夜なのダンスパーティの疲れも溜まり、本日は朝寝坊の日。明日の朝はいよいよ船とお別れとなります。９時からは希望の方のみでブリッジツアー・エンジンツアーに参加。午後は、ゆっくり過ごしたり、イベントに参加したり、日課のタラソテラピーに行かれたりとご自身にあったペースで各自お過ごし頂きました。最後の夕食は、いつもの場所・いつもの時間・いつものスタッフ・いつものメンバーで。今回のツアーで一番うれしかったことは、誰一人欠けることなく毎日一緒に夕食をとった事です。家族の事、その日にあった事などたくさんお話ししましたね。

6月6日（日）

バンクーバー⇒成田

とうとう船とのお別れの日がやってきました。下船までの時間は、朝食会場やお部屋でお過ごし頂きました。８時４５分に最後のシーパスカードを提示しカナダに入国。専用車で空港に向かいました。

6月7日（月）

成田

成田空港に到着。アラスカのすがすがしい陽気に対し、久々に湿気を含む日本の気候を肌で感じ、すぐに現実に戻された感じがしました。ずっと一緒にいたせいか、笑顔で皆様とお別れの中、寂しい気持ちでいっぱいでした。旅は人を成長させます。今回のご旅行も、沢山の発見、経験、出会いがありました。アラスカの旅は終わりましたが、再び皆様とお会いできる日を楽しみにしております。また、よみうりオーシャンクルーズ社員一同、皆様のまたのご利用をお待ち申し上げております。お元気で。