2010年「コスタ　ロマンチカ」で航く 東南アジア６カ国周遊クルーズ 16日間／2010.5.15-30（1）

5月15日（土）

成田⇒シンガポール

さあ、皆様の浪漫の旅がスタート！ご旅行をお申し込み頂いてから、この日を楽しみに首を長くしてお待ちになっておられたことでしょう。成田空港より日本航空７１９便にて大空へ飛び立ちました。約７時間の空の旅を終え、シンガポールに無事到着しました。カラッと乾いた空気に触れながら、豪華客船コスタ　ロマンチカが待つシンガポールの港へ向かいました。心地よい緊張感の中、港での乗船手続きをし、ますます気分が高まりました。今回は、どんな素晴らしい出会いが私たちを待っていることでしょう。

5月16日（日）

シンガポール

朝、爽やかに目覚めると、コスタ　ロマンチカの中にいる実感が湧きましたね。昨日から始まった船旅に期待を膨らませ、さまざまな文化が融合した近代的なシンガポールの街に駈け出しました。オプショナルツアーでは、高層マンションになびく洗濯物を見上げたり、異文化情緒漂うアラブ街・インド人街・中華街を散策したり、市場や屋台など人々の暮らしを垣間見ました。シンガポールと言えば、クラッシックな雰囲気の誇り高きラッフルズホテル！憧憬のアフタヌーンティーでは、優雅にお紅茶を片手にスイーツと会話を楽しまれ、優しく穏やかな時間が流れました。

5月17日（月）

終日航海（南シナ海）

遮るものがない絶好のロケーションで日の出をご覧になり、ゆっくりとレストランで出来立ての朝食に舌鼓。船内では日頃の忙しさからも解放され、寛きの時間が流れていました。本日は波穏やかに南シナ海をクルーズ。工芸クラスで紙のお花を作られた方、爽やかにジムで汗を流された方、お部屋でプライベートな時間を過ごされた方もおられました。夜のドレスコードは、フォーマル！美味な夕食後、シアターにて凛々しいキャプテン主催のガラパーティーがありました。世界中からの乗客の前で、キャプテンが数ヶ国語で堂々とご挨拶をされました。

5月18日（火）

ホーチミン（ベトナム）

かつて「サイゴン」という名で知られたベトナム第二の都市ホーチミンに寄港しました。笑顔でタラップを降り、専用車に迎えられ市内観光に出発！エネルギッシュで躍動感たっぷりの街・・・行き交うバイクの多さと運転の荒さと器用さに仰天しました。航海安全の守り神が祀られたティエンハウ廟、ホーチミン最大の市場ベンタイン市場、フランス植民地時代の面影を残す中央郵便局、赤レンガのサイゴン大教会などをご覧になられました。ホーチミンの街には、時代の流れに沿って変貌を遂げつつも、素朴な人々の暮らしが残っていました。

5月19日（水）

終日航海（南シナ海）

朝、甲板に出て肌で感じた海風は心に潤いを与えてくれました。さっそく水着に着替え、南シナ海の太陽を浴びながらプールで泳がれた方もおられました。船内ではイベントが盛りだくさんでした。すっかり恒例の楽しみとなった工芸クラスでは、想像力を膨らませ独自のデザインでカーニバルの華やかな衣装を作りました。灼熱のプールサイドで行われた卓球トーナメントでは、スポーツで国境を超えて外国の方と親睦を深められました。たとえ言葉が通じなくても、笑顔を交し合えばそれで十分。いろいろな人々との出会いや語らいは、楽しい記憶としてたびたび思い出されることでしょう。

5月20日（木）

ダナン（ベトナム）

インドシナ半島東岸でベトナム中部にある古くから東西交易の中継地ダナンに寄港しました。灼熱の太陽の下で世界遺産チャンパ王国の聖地ミーソン遺跡を観光。色鮮やかで華僑が集った福建会館、１６世紀に架けられた来遠橋、地元の人々の生活風景を垣間見たマーケット、ツボン川をボートで遊覧し訪れたタンハ村・・・同世代に確かに実在する一昔前を思い起こすようなホイアンの町並みは、この地を訪れる旅人の心をくすぐるようなノスタルジックなものがありました。

5月21日（金）

終日航海（南シナ海）

澄み渡った美しい青い空の下で、爽やかな陽射しを浴びながら、海風に肌が心地いい一日でした。各国のマダム達が集った工芸クラスでは、童心に帰り目を輝かせながら、Ｔシャツと写真フレームの絵描きをしました。今夜は優雅な雰囲気が漂うフォーマルナイト！夕食のレストランでは、いつものスタッフが素敵な笑顔で迎え入れてくれました。今宵も月がきれいだなぁと空をぼんやり眺め、就寝前に優しく穏やかな時間が流れました。明日、目が覚めると前日とは違う別世界が広がっていることでしょう。

5月22日（土）

香港（中国）

戦後の映画「慕情」の舞台で、100万ドルの夜景でも有名な香港に寄港しました。香港映画スターの手形が並ぶアベニュー・オブ・スターズ、眼下に香港のスカイクレイパーが広がるヴィクトリアピーク、文筆を司る神と厄除けの神を祀った文武廟、古代から現代までの必死に生きようとした人々の足跡が残されている香港歴史博物館に訪れました。そして最も感銘深い１日の締めくくりは、香港名物の幻想的なレーザーショー！夜空に舞うカラフルな光線と高層ビルのネオンを見ながら、香港の港を出港しました。