11月24日(日)
終日航海
本日は船が少し揺れましたがこれは自然なことなのです。
セレブリティ・ソルスティスは3日かけてタスマン海、太平洋を航海してオーストラリアへ向かっていきます。この航路の下に南極から流れている寒流があって、船はまさにその上を航海していたのです。オーストラリアのすぐ南は南極。皆様が船内で優雅な時を楽しんでいたころ、実は南半球の地の果てにいたのです。夕食はスペシャルレストラン「ムラーノ」でフレンチ料理に舌づつみ。お話しに花を咲かせました。
11月25日(月)
終日航海
3日目の終日航海ですがお部屋でプライベートな時間を過ごされたりデッキでのんびりしたり充実した時間をお過ごしになられました。
陸の旅行では決して体験するのことのない洋上でのオーストラリア入国審査も昨日無事に終わりました。
この3日間の終日航海でセレブリティ・ソルスティスが航海して距離は2,290km。今クルーズの約半分の距離です。
11月26日(火)
ホバート
タスマニア州の州都でシドニーに次いでオーストラリアで2番目に歴史ある町ホバートに寄港しました。
オプショナルツアーではボノロング動物園で有名なタスマニアデビルをご覧いただきました。デビルという名前に似つかわしくない可愛らしい姿が印象的でしたね。他にもカンガルー、コアラ、ウォンバットなど有名な動物を見ることができました。
イギリスからの囚人を収容したポートアーサー刑務所跡はすっかり変貌をとげ、緑豊かな敷地内にありました。なかなか訪れることのないタスマニア観光でした。
11月27日(水)
終日航海
午後に普段なかなか入ることのできない船の心臓部分操舵室見学をしました。
副キャプテンによる実際の器具を見ながらの舵取りの説明に皆様熱心に耳を傾けていました。
夜荷造りをする心境が複雑・・・。いよいよクルーズも終わってしまうんだなあ・・・やっと船内にも慣れたのに・・・様々な思いをめぐらせながら、夕食会場にてクルー達、船内で出会った日本人女性の方と最後の挨拶を交わしました。
11月28日(木)
シドニー⇒シンガポール
いよいよ下船日。予定の6時30分より早くセレブリティ・ソルスティスは世界3大美港のひとつシドニー港へ到着。
後ろ髪を引かれる思いで何度も船を振り返りながら最後のお別れ。
シドニーはカトリックのセントマリー教会、テラスハウスが並ぶパディントン地区、サーファーで賑わうボンダイビーチ、港を一望できるミセス・マッコリーポイントでは記念撮影をしました。有名なオペラハウスを眺めた後、ハーバーサイドでセレブリティ・ソルスティスを目前に中華料理をいただきました。
最後にオーストラリアの夏の訪れを告げるジャカランダの紫色の花を見ることができました。
11月29日(金)
成田
シドニーよりシンガポール経由で日本に帰国。
旅の余韻に浸りながら空の旅お疲れ様でした。皆様ありがとうございました。
添乗員日記担当