3月15日(火)~16日(水)
羽田空港⇒シドニー
ご集合のお時間よりもお早目に来て下さった皆様に羽田空港では慌ただしい中ご挨拶させて頂きました。この日を待ち望みにされていた皆様のお心が伝わったかのように、シドニーお到着前の機内アナウンスで残念ながら雨というお天気のご案内でしたが、太陽が顔を出し、雨はすっかり上がっていました。
限られたお時間でしたが、シドニー在住のミカコさんのご案内のもと、ミセスマッコーリーズポイントへ。オペラハウス、ハーバーブリッジ、ダイヤモンド・プリンセス号の姿も見ることができました。乗船手続きは混雑しましたが、皆様のご協力のおかげで無事にご乗船。
避難訓練を終えたダイヤモンド・プリンセス号は16時にシドニー港を出航しました。いよいよ8日間の船旅の始まりです!出航風景をお楽しみ頂いた後は初めての船内でのご夕食をお楽しみ頂きました。昨晩は機内泊で睡眠不足だった為、お早目にお休みになられましたね。初日ということもあり、スタッフもまだまだ慣れず、皆様にもご協力頂くことも多くありましたが、無事に初日を終えることができました。
3月17日(木)
終日航海
本日は終日航海日、ご自身のペースでのんびり過ごされていらした方が多かったようです。ご希望のお客様には船内のシップツアーにご案内しました。大浴場のIZUMI、静かに大海原の景色をご堪能頂けるスカイウォーカーズナイトクラブなど・・・皆様のお気に入りの場所は見つかりましたでしょうか。
本日は1回目のフォーマルナイト、日中はカジュアルな格好をしている方が多い船内も豪華客船へと変わり、皆様も素敵にお召し替えされていらっしゃいましたね。船長のウェルカムパーティーにもご参加されましたね。シャンパンタワーは見事でした。
3月18日(金)
メルボルン
早朝にメルボルン・ステーションピアに到着、お天気が不安定で風が冷たく感じる中、ご希望のお客様はメルボルン市内車窓観光とユーレカデッキのオプショナルツアーにご案内しました。88階の展望台からはメルボルンの街並みがご覧頂け、ダイヤモンド・プリンセス号の姿も確認できましたね。オーストラリア第2の都市とも呼ばれるメルボルン、自然もたくさんあるガーデンシティでもあり、趣のある建物、モダンなデザインの建物やスポーツのスタジアムなど、わずかな面積の中に上手に共存している印象を受けました。
16時出航の予定でしたが、強風のためなかなか出航することができず、あまりの揺れに2回目のショーは中止になるほどでした。予定より8時間遅れ、深夜0時を過ぎてからダイヤモンド・プリンセス号はやっと出航しました。
3月19日(土)
ワイングラスベイ、オイスターベイ⇒終日航海
デッキにでると風の強さを感じ、船では揺れが続いていました。そのような状況の中、本日のワイングラスベイとオイスターベイのシーニッククルージングはできないとの残念な船長からの放送が入りました。終日航海へと変わり、船内での催しものをお楽しみ頂きました。お越し頂いたお客様とカーペットの上でのボール投げ大会に参加しました。力加減が難しく、揺れもあり、思うように投げることができませんでしたが、少し体を動かし、他の方が投げる一球一球に注目しながら楽しみましたね。
夜にはプロダクションショーをお楽しみ頂きました。プリンセスクルーズの歌手による歌とダンスのショーも好評でした。
3月20日(日)
ホバート
本日は波も落ち着き、予定通り朝7時にホバート港に到着しました。ホバートではご希望のお客様とご一緒にポートアーサーへ。途中きれいなパイレーツベイの展望をお楽しみ頂きました。ポートアーサーは2010年にオーストラリアの囚人遺跡の1つとして世界遺産に指定された場所です。火事の影響で多くは建物の一部しか残ってはいませんが、実際に独房の大きさなどもご確認頂きました。当時は1つの町のように大きく、この囚人たちの働きがあったからこそ産業の発展にもつながったとも言われています。お帰り際にはタスマンアーチ、デビルズキッチンという自然にできた何層にも重なる奇岩をご覧頂き、ホバートへと戻りました。ダイヤモンド・プリンセス号の出航は23時59分だったため、ご散策を楽しまれた方も多かったようです。
夜にはタスマニア・ポリス・バグパイプ隊とアイリッシュダンサーズのショーをお楽しみ頂きました。
3月21日(月)
ポートアーサー
ポートアーサーはダイヤモンド・プリンセス号が着岸することはできないため、錨泊し、テンダーボートでの上陸でした。テンダーボートでの上陸は今クルーズでは初めてでしたが、波もなく無事に上陸することができました。ご希望のお客様とご一緒にオプショナルツアーへ。本日はタスニアンデビル保護センターをメインに見学しました。まずはイーグルホークネックでバスを止め、景色をご堪能。とても狭くなっている地峡のイーグルホークネックには番犬がいて脱獄してきた囚人や怪しい人を捕まえていた場所です。家族経営のチョコレート屋さんに行った後はいよいよタスマニアンデビル保護センターへ。かわいい顔をしたタスマニアンデビルのエサやりの様子はとても迫力がありました。袋の中に赤ちゃんのいるカンガルーや見事な鳥のショー、あっという間に時間が経ちましたね。2回目のフォーマルナイト、皆様のお召替えされたお姿もとても素敵でした。
ご夕食ではロブスターを召し上がられたお客様が多かったようです。お食事の後はショーをご堪能され、残り少ないダイヤモンド・プリンセス号での夜を楽しんでいらっしゃいました。
3月22日(火)
終日航海
本日は終日航海日、下船を翌日に備え午前中に下船説明会を実施しました。今晩中にお荷物の整理をしなければいけず、皆様も少しずつ荷造りを進めてくださいました。2600名もの乗客の為のお食事を作る厨房の見学ツアー、お写真を撮られながらご見学をお楽しみ頂きましたね。
船内では色々なイベントが催され、下船前のセールも賑わっていました。
本日は最後の船内でのご夕食、いつも気の利くサービスをしてくれていたディオンさん、サルバトーレさんともお別れです。また会いたいですね、と笑顔でお別れを告げ、最後の夜をお楽しみ頂きました。明日の下船に備え、お早目にお休みになった方も多かったようですね。
3月23日(水)~24日(木)
シドニー⇒羽田空港
シドニー港には6時過ぎに入港しました。世界三大美港のひとつとも言われるシドニー港への入港を早朝から楽しまれた方もいらっしゃいましたね。快晴のもと順調に下船することができました。1週間前に笑顔で送り出してくださったミカコさんのご案内のもと、シドニーの観光へ。ボンダイビーチや景色を堪能して頂いたギャップパーク、シドニータワーでのバイキング、オペラハウスのご入場、ロックス地区のご散策等・・・何よりもお天気が良く、海の色がより青く、色々な所からダイヤモンド・プリンセス号の姿を目にすることができました。オージービーフのステーキをお召し上がり頂いた後は空港へ。心配していたストライキの影響もなく、スムーズにチェックインをすることができました。カンタス航空25便にて無事に羽田空港へ到着しました。満席だった為、お荷物が出てくるまでに大変時間がかかりました。皆様も和やかな雰囲気のもと、最後のお別れのご挨拶をされていらっしゃいましたね。
この度は弊社のオーストラリア・タスマニア島クルーズのご旅行にご参加頂きまして誠にありがとうございました。 これからお花のきれいな春がやってきますね。
季節の変わり目ですが、体調に気を付けてお元気でお過ごしください。またどこかでお会いできます日を楽しみにお待ち申し上げております。
添乗員日記担当