7月13日(木)~7月14日(金)
サンクトペテルブルグ(ロシア)
珠玉の都!憧憬のサンクトペテロブルグに寄港しました。ピョートル夏の宮殿では、ビビットな花が咲き誇る庭園や遊び心いっぱいのいたずら噴水に心が和みました。
宮殿内部は、豪華絢爛・・・本物だけが醸し出す上質な空気を漂っていました。夜は、華麗なバレエ「白鳥の湖」を鑑賞された方もおられましたね。翌日は羨望のエルミタージュ美術館で、本物の美術に触れました・・・名画から伝わってくるメッセージに向き合い、心が豊かになっているように思われました。堂々と佇む聖イサク教会では、人間の能力の奥深さを肌で感じましたね。まるで街全体が美術館のようなサンクトペテルブルグの街は、今も昔も変わらず訪れる人々の心をかき立てる魅力に溢れていました。
7月15日(土)
ヘルシンキ(フィンランド)
「バルト海の乙女」と呼ぶにふさわしい誇り高きフィンランドの首都ヘルシンキに寄港しました。1952年ヘルシンキオリンピックで盛り上がったスタジアム、岩の中に包まれているような芸術的な造りのテンペリアウキオ教会、ステンレスパイプのモニュメントと御影石の上に置かれたシベリウスの像があるシベリウス公園、エメラルドグリーンのドームを持つドイツルター派の大聖堂、色とりどりの食材が並ぶ市場に訪れました。冷涼な空気に包まれ、どことなくノスタルジックな気分になったパルヴォーの街並みは、まるで絵葉書のような景観!この地に魅了された芸術家に同感し、季節住人になっても良いのではなんて・・・ふとそんな言葉が頭をよぎりました。
7月16日(日)
ストックホルム(スウェーデン)
「北欧のベニス」とも呼ばれるスウェーデンの首都ストックホルムに寄港しました。ノーベル賞の祝賀会で有名な市庁舎では、黄金色に輝くモザイクの壁画に圧巻!時の魔法に絡めとられたような中世の町並みが残る旧市街では、代々王室の居城である王宮、国王や女王の戴冠式や結婚式などが行われる大聖堂などをご覧になられましたね。今日は、最後のフォーマルディー・・・夕食のレストランでは、ホスピタリティーマインドに満ちたいつものスタッフが笑顔で迎えてくれました。
7月17日(月)
終日航海(バルト海)
朝すっきりと目覚め、新たな素晴らしい1日が始まりました。お部屋でプライベートな時間を過ごされた方、イベントに参加された方、のんびりと読書をされた方、スパで汗を流された方などそれぞれの時間を過ごされました。特別企画の厨房見学では、舞台裏のお話に興味深く耳を傾けました。夜は複雑な心境での荷造り。人とのつながりが旅を特別で思い出深いものにするもの。1つ1つの縁・・・地球上にこんなにたくさんの人がいる中で、出会えて本当によかったですね!今回のクルーズでの思い出は皆様の心で珠玉のように輝き続けることでしょう。
7月18日(火)→7月19日(水)
コペンハーゲン⇒アムステルダム⇒ 東京(日本)
早朝コペンハーゲンに着岸!エメラルド・プリンセスと最後のお別れに名残惜しく後ろ髪がひかれる思いでした。コペンハーゲンの空港からアムステルダムの空港を経由して、日本へたくさんの思い出と一緒に飛び立ちました。クルーズのご旅行の余韻に浸りながらの空の旅おつかれさまでした。皆様、お帰りなさい!黄金の国「ジパング」へ・・・。次の航海はいつでしょうか。また、新たな夢の世界が皆様をお待ちしています。それでは皆様お元気で・・・さようなら。
添乗員日記担当