9月25日(木)
成田→ニューヨーク
成田空港第1ターミナルご集合時刻。早朝のご集合カウンターには、お早めにニコニコとした皆様が元気良くお越し下さいました。全日空便利用の為、お荷物をお持ち頂き、各カウンターへチェックイン!一番のシーズンに入り、ほぼ満席の機内となりました。皆様の長旅への期待と緊張の心構えとが入り混じった表情の皆様でしたご挨拶をさせて頂きいざご出発。定刻どおりの離陸にホッと致しました。長い長い空の旅、13時間の時差を乗り越えてニューヨークご到着。意外と手荷物検査会場が空いておりスムーズに通過、すぐ正面にターンテーブル。お荷物を確認し、無事に破損なし、個数を確認させて頂き、正面の玄関すぐにバスがございました。もう一度、9月25日が始まりました。少しでも、お疲れをお取り頂きながら、大型バスにて、エクスプローラー・オブ・ザ・シーズのクルーズ船へ。初日は、少しでもお寛ぎ頂ける様、ごゆっくりそれぞれのペースでお過ごし頂きました。
9月26日(金)
終日航海日 大西洋クルーズ
いよいよ、大西洋クルーズが始まりました。昨日より、波が少し高く、お疲れの所なかなか体調が回復されないお客様もおられましたが、少しずつ船の揺れや生活に馴染んでこられ、ペースを回復されていらっしゃいました。ご希望のお客様とご一緒に、船内ツアーへ!オープンデッキやスパやジムのエリア、又、アイススケート場等の見学へ参りました。ショーの会場は大変広く、これから繰り広げられる毎晩のショータイムに胸が躍ったのではないでしょうか?ご夕食前に、14デッキ後方にて、ご希望のお客様に、お越し頂き、航海のスタートにふさわしく、眺めのよいラウンジで楽しくお過ごし頂きました。メインレストランでは、華やかにお食事がスタート。前菜、スープ、アントレ、デザート、コーヒー&紅茶とお話が盛り上がり、あっという間に2時間が過ぎていました。ショー会場では、40分前から混雑をし、良いお席にてご覧になられたいお客様は、早速ご出発なさいました。歌や踊り、パフォーマンスと賑やかな夜となりました。
9月27日(土)
シドニー(カナダ)
ノバ・スコシア州で2番目に大きな街シドニーに到着。冬空の涼しい気候となりました。少し、雲が漂い、ひっそりとした港の風景は、街というより、村という雰囲気でしょうか。可愛らしい窓や家々の並びが正面に見えました。本日は、ルイズバーグの要塞へ出発!オレンジ色のバスにて、40分程のドライブにて向かいました。小さな街という事で、どこまで走っても、大自然の森や林を抜けて、要塞にたどり着きました。フランス人が最初に入植し要塞を建てた時代をタイムスリップしたかのようにひっそりと佇んでいました。当時の軍服を着た兵隊や、平民が迎えてくれました。観光客は思ったほど少なく、資料館や、博物館は、目貫通りに転々と並び、少し寂しげな雰囲気でした。音楽がきたり大砲がドドンと鳴り響いたり、今では、当時の入植者の勇ましさを想像できないほど、のどかな要塞復元都市でした。
9月28日(日)
終日航海日 サグネイ川クルーズ
プリンスエドワード島に台風が近づき、行程が変更になると知らされたのは、ご夕食の後、大変残念な思いで、船内新聞改訂版をお届けいたしました。本日は、サグネイ川クルーズへ急遽変更です。沢山のミネラル分を含むサグネイ川は、多くの魚の宝庫!どんよりとした雲に負けじとエクスプローラー・オブ・ザ・シーズは走ります。雲の中から一筋の夕焼けの光が見えました。ご夕食中でしたが、お船からの景色を是非見てみたいと、皆様走り出しました。1時間遅れての夕刻のサグネイ川クルーズでしたが、順調に川の間をじっくりと進む雄大な姿を皆様、風に立ち向かいひしひしとご覧になれられていました。素晴らしいアイススケートショーをど真ん中の場所にてお楽しみ頂きながら、更に本日は、時差が生じて、1時間得する日!ごゆっくりと、ショータイムの曲芸に、またもや目を奪われていました。
9月29日(月)
ケベック(カナダ)
一日早く、ヨーロッパ調の旧市街世界遺産のケベックに入港いたしました。朝早くから、シャトルバスが、並びやっと到着した2番目の寄港地に皆様、早速元気良く繰り出しました。本日は、急遽、ケベック市内観光ツアーを設定し、皆様と旧市街へ徒歩にて巡りました。一日早い入港の為、港が急遽後方の港に早朝変り、ガイドさんへの連絡を済ませ、下船口で待機。待てど暮らせど来ず、ハプニング!お電話をしたり、他のグループのお客様も迷子と出発前にばたばたと致しましたが、なんとか見つかり、その後とにかく市内へシャトルバスにて出発。その後、やっとガイドさんと合流。港には、他の客船が2隻入っており市内は沢山の観光のお客様で大賑わい。これ程の混雑は、めったに無いとの事でした。皆様にお待たせのお詫びを伝え、早速、いざ旧市街へ!路地裏で歌う優しそうな現地の人々。又、可愛らしいお店の数々、目貫通りには、カエデの葉をモチーフにした様々な製品がならんでおりました。ケーブルカーと徒歩と分かれアッパータウンへ。ホテルフェアモントシャトーが正面に構え雄大でしたね。沢山の路地裏や、教会、通りをご覧頂き、ご昼食も思い思いの場所にてごゆっくりとお召し上がり頂けたようでした。
9月30日(火)
ケベック(カナダ)
ケベック2日目。本日は、ケベックの郊外へ足を運んで頂きました。一番に紅葉を心配なさっていらっしゃいましたが、その心配をよそに、進めば進むほど、色づいた山々が顔を覗かせました。車内から、歓声があがります。未だ早いのではないかと思われたお客様から、「あー、当たりかも知れないわ」とのお言葉。ガイドの高橋さんから、今回のツアーは楽です!それは紅葉が、一番今美しい時に皆様が巡り合えたからです!とのお言葉。どんどん、紅葉の葉が近づいてきました。車内からもくっきりと分かるようです。緑、オレンジ、だいだい色、朱色、黄金色、赤色、隣り通しの葉が競い合っているかのように、素晴らしいグラデーションでした。葉と葉が異なる色に輝くよう相談して決め合っているように、様々な色の紅葉が一本の木に見受けられ、必死にお写真やビデオを取られる皆様に、ホッとしながら、改めて嬉しく思いました。ボーポート湖やモンモランシー滝、オルレアン島と沢山の見所をお楽しみ頂いた一日となりました。
10月1日(水)
終日航海日 セントローレンス湾クルーズ
本日は、セントローレンス湾クルーズ、大海原を目指し、遠くに小さな島を眺めながら進みます。晴れ間の少ない気候ですが、時折見せる明るい海面に、くじらがいないかなーとご覧になられてお客様もいらっしゃったのではないでしょうか。午前中、恒例のご質問デスクを、5デッキ前方プロムナードカフェにてオープン!お越し頂きましたお客様と、そのままご昼食へご案内致しました。それは、3デッキメインレストラン!いつも同じランチメニューですが、ここでは、人気のサラダランチ。大変豊富なサラダを1人1人のご要望によって、8種類あるドレッシングで和えて下さり、お野菜が不足しそうな船内ですが、このエクスプローラー・オブ・ザ・シーズでは、心配要りません。しっかりと、お野菜をお召し上がり頂き、健康維持!午後には、お客様ご要望の、ベリーダンスやラインダンスにご案内。ストレッチをかねて、盛り上がったひと時でした。特にベリーダンスの先生のお腹の大きさにはびっくり致しました。
10月2日(木)
ハリファックス(カナダ)
天然の良港、又軍事上の要塞ハリファックスに到着です。ケベックに比べどんより曇り空。今日は傘が必要です。上着を着て元気良く市内ツアーに向かいます。シタデルの要塞やグランドパレード、ヴィクトリア式庭園をご覧頂いた後、急に嵐のような雨が降り出しました。この街は、ほとんど雨や霧が多いところという事でした。雨が降ったりやんだり、風が吹いて体を冷やさないように注意しながらの観光でした。市内観光の後、自由のお時間がありましたが、希望のお客様には、このツアーに入っていない大西洋海洋博物館にご案内致しました。少し離れて港沿いに大きく構えた入り口。沢山の人と、雨でぬれながらも巡っていらっしゃいました。そのお客様をご案内後、紅茶のお店や、チェックのキルトのお店へ行かれる方、又マーケットエリアにて楽しまれる方と様々でした。本日は、3デッキメインレストランは、和やかにお話が盛り上がり、あっという間にショータイム。歌の祭典をテーマにしたショーは歌唱力のある方々の集いをゆっくりとご覧頂くお時間となりました。
10月3日(金)
終日航海日大西洋クルーズ
あっという間のお時間が過ぎ、最後の航海日となりました。下船説明会や質問会を行い、お荷物や明日のスケジュールをご案内し、午後よりお荷物に取り掛かるお客様が多かったようです。最後のアイススケートショーでは、沢山のお客様で賑わいました。シーズン・オブ・スピリットという事で、春夏秋冬をテーマにし、沢山の演技や衣替え、ステージが様変わりし、質の高さに驚かれた方も多かったのではないでしょうか。メインレストランでは、最後の夜となり、ヘッドウェイターやウェイターや、アシスタントウェイターへ、ありがとうカードを渡し、感謝の気持ちで皆様拍手をしました。賑やかな、お食事を終了し、最後のサヨナラショーに出発!エクスプローラー・オーケストラのスタッフ一同、ダンサーやシンガーが競い合い、最後には沢山の分野のスタッフが舞台に上がり、皆様観客席のお客様はその場で立ちながら、会場を盛り上げました。一番の華やかな夜となりました。
10月4日(土)
ニューヨーク(アメリカ)
エクスプローラー・オブ・ザ・シーズは、ニューヨークへ戻ってきました。早朝7時のデッキでは、到着寸前に少し遠くで、自由の女神が朝焼けの中から皆様を迎えました。ニューヨークへお帰りなさい。行き、送ってくださったガイドの宮城さんが下船口で迎えてくれました。本日は、12:30のフライトという事で足早に、いよいよ、空港へ。混雑なくスムーズにバスは到着しました。チェックインを少しでも早く進めるため、カウンターへ。随分早くのチェックインでしたので、余裕をもって、ご搭乗までのお時間を有意義にお過ごし頂けました。機内は、ほぼ満席でしたが、遅い夕食と消灯で、あっという間のフライトだった方が多かったようですね。
10月5日(日)
成田
長い空の旅、大変お疲れ様でございました。あっという間にやってきたお別れの場、寂しい気持ちがひしひしと、こみ上げてきました。皆様の温かい元気なお顔が忘れられません。笑顔で、お礼をお伝えし、「又、お会いしましょうね」と皆様お互いに言い合っていましたね。又、お会い出来る日を楽しみに、どうぞお元気で、お過ごし下さいませ。皆様との出会いに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。この度は、誠に、ありがとうございました。
添乗員日記担当