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3月7日(土)

横浜

読売旅行のチャーター企画として「陽春の南西諸島クルーズ」。今回は、屋久島や宮古島など南西諸島の人気の島々をクルージングする盛りだくさんの内容です。横浜港に集合されたお客様も、一足早い春の旅に胸いっぱいの様子でした。約250名のお客様を乗せ、「ふじ丸」は定刻に横浜港を出港。いよいよ胸躍る10日間の船旅のスタートです。昼食後はさっそく船内イベントが始まりました。絵画教室、アート&クラフト教室、ヨーガ教室など、バラエティ豊かなイベントも今回のクルーズの自慢です。初日ににもかかわらず、みなさま積極的に参加されているようでした。夜のメインショーは4人グループ「パイロン」によるアカペラコンサート。すべて肉声だけで生み出される美しいハーモニーを聴きながら、初日の夜をお楽しみいただきました。

3月8日(日)

瀬戸内海クルーズ

クルーズ2日目。皆様、すでに船にも慣れてきたご様子で、イベントに参加したり、おしゃべりを楽しんだり、コーヒー片手に好きな本を読んだりと、思い思いの時間を過ごされていました。神戸港からのお客様をお乗せし、ふじ丸は穏やかな瀬戸内海を進みます。途中、明石海峡大橋や瀬戸大橋を通過する際は、デッキに出て記念撮影をされる方もいらっしゃいました。インフォーマルな装いでのウェルカムパーティーとディナーの後は、内田貴光さんによる「イリュージョンマジック」。次々と繰り出される華麗なマジックに、驚きと感動の一夜を過ごされました。

3月9日(月)

屋久島

今日はいよいよ最初の寄港地・屋久島に入港です。屋久島はご存じのとおり、屋久杉の自生林など、豊かで美しい自然が残る世界遺産の島です。あいにくの天候でしたが、島内観光のオプショナルツアーも大盛況。原生林の中に整備されたヤクスギランドでは、屋久杉のもつ生命力とダイナミズムに感嘆し、途中では推定樹齢三千年といわれる紀元杉を写真におさめることも出来ました。大自然の雄大さと神秘に心打たれた一日でした。夕食後はお待ちかね「堺すすむショー」でお楽しみいただきました。歌まね・歌唱力も一級品の堺さんのステージで、会場は大爆笑の渦。笑いっぱなしの一時間でした。

3月10日(火)

与論島

2回目の寄港地は与論島。鹿児島から南へ563km、東シナ海と太平洋にはさまれ、エメラルドの海原に輝く小さな島です。着岸すると、昨日とはうって代わって晴れ渡った青空。気温も上がり、春を通り越して一気に夏になったような陽気です。岸壁では特産品の販売や郷土料理が振る舞われるなど、島をあげて歓迎していただきました。島内観光に参加された方は、グラスボートで鮮やかな熱帯魚を観賞したり、熱帯植物園で色とりどりの草花を楽しんだり。都会とは違ったのんびりムードの中で、ゆったりした時間をお過ごしいただけたのではないでしょうか。夕刻の出港セレモニーでは地元の方も多く参加していただきました。別れのテープを交わしながら、ふじ丸はゆっくり岸を離れていきます。彼方にはまさに沈もうとする夕陽が見え、「船旅って本当にいいな」と思える瞬間でした。皆様にもきっと忘れられない光景になったことでしょう。夕食後は、「美しい日本の歌の会」の皆さんによるオペラコンサート。懐かしい日本の歌からオペラのアリアまで、素晴らしい演奏をご披露いただきました。南国の洋上で美しい旋律に酔いしれる、ロマンチックな夜になりました。

3月11日(水)

宮古島 伊良部島

与論島を後にした「ふじ丸」は、いよいよ沖縄県に入ります。今日の寄港地はエメラルドグリーンの海が美しい宮古島。太平洋と東シナ海を一望にできる東平安名崎、約1600種4000本の樹木が生育している熱帯植物園、与那覇前浜から来間大橋を一望できる竜宮展望台など、南国ならではの風景をお楽しみいただきました。少し足を延ばして、伊良部島観光に参加された方もいらっしゃいました。夜のメインショーは三遊亭金時さんによる落語で大笑い。大満足の一日でした。

3月12日(木)

石垣島

早いものでツアーも後半に入りました。そろそろ旅の疲れが出てくる頃ですが、船上のお客様は皆さん疲れ知らず。船内イベントや島内観光をアクティブに楽しんでいらっしゃいました。さて、今日は石垣島に帰港。今回の寄港地ではもっとも南に位置します。ここまで来るとさすがに気候も風景も南国そのもの。なんだか日本にいることを忘れてしまいそうです。寄港地観光では近隣の西表島や由布島、竹富島など周遊するコースも大好評。とくに由布島や竹富島で乗る牛車には皆さん大喜び。人が歩くよりも遅い牛車にのんびり揺られながら、三線の音色に耳を傾ければ、「もう帰りたくないなあ」などと思ってしまいます。夕食後は地元「ちゃんぷるーず」によるローカルショー。八重山諸島の代表的な舞踏や民謡を存分にお楽しみいただきました。

3月13日(金)

沖縄 那覇

昨晩、石垣島を出港した本船は進路を東に向け航行。午前九時に沖縄の那覇港に入港しました。今日は夜十時まで停泊。市内観光のオプショナルツアーに参加したり、観光ハイヤーを利用したり、国際通り行のシャトルバスを利用したりと、皆様それぞれのスタイルで滞在を楽しんでいらっしゃいました。さて、今回乗船の「ふじ丸」は、お食事にも定評があります。ここで、ある日のディナーのメニューをご紹介しましょう。オードブルにホワイトアスパラガスと帆立貝サバイヨンソース、オニオングラタンのスープ、メインはミルフィーユ仕立ての鱸のグリルと牛ほほ肉のやわらか煮込み、茄子と椎茸のサラダ、デザートにパパイヤ、ペシュラベンダー、チョコレートアイスクリームの盛り合わせ、と旬の素材をふんだんに使った贅沢な内容です。味はもちろんですが、料理の盛り付け方にも気を配るなど、長い時間船に乗っていても飽きることがないように工夫されているようでした。食べ過ぎて下船する頃には体重が増えてしまった、という方がいらっしゃるかも知れません。この日のメインショーは郷土芸能「エイサーと沖縄舞踏」。琉球芸能団「太陽(てぃーだ)」の皆様による大迫力のステージをご覧いただきました。

3月14日(土)

奄美大島

今日はいよいよ最後の寄港地・奄美大島です。奄美大島は鹿児島から南へ約380km下った位置にあり、沖縄本島、佐渡島に次ぎ、3番目の大きさです。観光ツアーでは黒糖焼酎の工場も見学できました。口当たりがまろやかで癖のない黒糖焼酎は、ここ奄美大島でしか製造できない特産品。試飲コーナーでは、お酒好きの方が集まって、あちらの焼酎を試したり、こちらの焼酎を試したりと、まるで小宴会のような盛り上がりでした。お土産にどの銘柄を買おうか迷われたのではないでしょうか。そして、大島紬のもこの島の特産品のひとつ。立ち寄った工場では、大島紬が出来上がる工程を詳しく見せていただきました。こちらも最後のお土産コーナーでは大賑わい。暖かく着崩れしない、着込めば着込むほど肌になじむ大島紬は、女性のお客様に大人気のようでした。これで、今回の寄港地観光はすべて終了です。全部で6つの島に帰港したわけですが、皆様は、どの島がいちばん印象に残ったでしょうか。夕食後のメインショーでは再び、マジシャン内田貴光さんの登場です。2日目のショーとは一味違ったマジックでお楽しみいただきました。

3月15日(日)

終日クルーズ

今日は横浜港へ向けて終日クルージング。楽しかった旅もあと2日となりましたが、船内で行われるイベントはまだまだ続きます。大きな絵を描く泊浪先生のパフォーマンスや、操舵室の見学、人気のアート&クラフト教室など、洋上にいながら普段とは違った体験をできるのがクルーズの旅の魅力です。夕方からはダイニングルームでさよならディナーが催されました。10日間も同じ船上にいると、皆さん自然とお知り合いになられます。仲良くなられた方とお食事をしながら、今回の旅の思い出話に花を咲かせていました。「また、この船の上でお会いしましょう」などと約束できるのも、クルーズならではの醍醐味ですね。バラエティに富んだメインショーの最後を飾るのは「おぼんこぼん」の漫談です。お馴染みベテラン漫才コンビのパフォーマンスに皆さん抱腹絶倒。最後の夜にとても楽しい思い出ができたことでしょう。

3月16日(月)

横浜

楽しかった旅もとうとう最終日です。最後のイベント、豪華賞品の当たるビンゴ大会でお楽しみいただいたあと、本船は16時少し前、無事横浜港に入港しました。10日間のスケジュールも終わってしまえばあっという間。「もっと乗っていかった」というお客様の声を聞きながら、お世話になったふじ丸を後にしました。今回の船旅では、屋久島や与論島、宮古島、石垣島、沖縄、奄美大島と、南国の美しい自然や歴史、文化、人情にふれることができました。また、船内でのお食事やカルチャー教室、イベント、ショーなどもお楽しみいただけたことと思います。クルーズの旅の魅力は、なんと言っても人との触れ合いにあると思います。はじめは知らない人同士でも、同じ船上で過ごすうちに、いつしか親しく間柄になっていきます。大きな海が、人を開放的な気分にさせてくれるのかもしれませんね。今回は本当にありがとうございました。南西諸島の輝く海の光景が、皆様の記憶にいつまでも残ることを願ってやみません。
また近いうちに、船の上でお会いしましょう!

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