7月12日(木)
終日航海(地中海)
本日は波穏やかに地中海をクルーズしました。落ち着いた雰囲気の客船の中で、豊かな時の流れを心ゆくまで満喫されました。船の中では優雅な時間を過ごし、港に着くと船を降りて見知らぬ文化にふれる・・・船旅ならではの醍醐味ですね。毎日がスペシャル!皆様揃って心の贅沢と安らぎを求めスパのマッサージに挑戦!インターナショナルな乗客達に混ざりダンス教室やビンゴゲームに参加したり、空を流れる雲や絵の具で作り出されたかのようなカラーの海を眺めたり、夜空のキャンパスで星座を探したり・・・アクティブさと好奇心で旅の思い出は何倍にも膨れ上がりましたね。
7月13日(金)
バルセロナ(スペイン)
ガウディーのユニークな作品で名高い憧憬のバルセロナに寄港しました。地中海をイメージしたどこかしら夢があるカサ・バトーリョ、比類なき曲線美が溢れるカサミラ、思わず感嘆の声を漏らしたサグラダ・ファミリア、まるでおとぎの国にいるかのように気分を高揚させてくれるグエル公園などをご覧になられました。今夜はフォーマルナイト!華やかな社交の舞台で、誰もが船上のスター!ラウンジでグラスを傾けながら食前酒を堪能し、そしてお待ちかねの夕食へ・・・レストランではいつものスタッフが素敵な笑顔で迎えてくれました。有名シェフが手掛ける滋味あふれる食材をふんだんに使ったお料理に舌鼓を打たれました。
7月14日(土)
マルセイユ(フランス)
南仏プロバンス地方にあり、古くから海の玄関口として栄えた誇り高き港町マルセイユに寄港しました。澄み渡った青空で、海風が肌に心地よく、柔らかい笑みを浮かべながらバスに乗り込みました。多くの芸術家たちの心と向き合い感性を育んだと言われるアルルの町では、ユネスコ世界遺産のローマ遺跡、かの有名なゴッホが描いた羨望の跳ね橋などをご覧になられましたね。いよいよクルーズも終わりに近づき、仲良くなったスタッフや乗客達とお別れの挨拶を交わしました。1つ1つの縁・・・地球上にこんなにたくさんの人がいる中で、出会えて本当によかった!今回のクルーズは皆様の心の中で珠玉のように輝き続けることでしょう。
7月15日(日)
ジェノバ⇒モナコ⇒ニース
ジェノバに着岸!陸路や空路では味わえない旅を演出し、たくさんの思い出ができたMSCファンタジア号と最後のお別れ。名残惜しく後ろ髪がひかれる思いでした。リヴィエラの真珠と称えられ世界のセレブが集まるモンテカルロでは、モナコ大公とグレース・ケリーが結婚式を挙げたモナコ大聖堂、凛々しい衛兵が印象的なモナコ大公宮殿を訪れました。19世紀より王侯貴族たちの避寒地であるニースでご覧になった海岸線に沿ったプロムナード・デ・ザングレ、1913年建造の由緒あるネスグレコホテル、カラフルなお花や食材が並ぶマーケットなども美しい記憶としてたびたび思い出されることでしょう。
7月16日(月)→7月17日(火)
ニース⇒アムステルダム⇒成田・関空
早朝、ニースの空港よりアムステルダムを経由して、日本へたくさんの思い出と一緒に飛び立ちました。クルーズのご旅行の余韻に浸りながらの空の旅おつかれさまでした。皆様、お帰りなさい!黄金の国「ジパング」へ・・・。次の航海はいつでしょうか。また、新たな夢の世界が皆様をお待ちしています。 それでは皆様お元気で・・・さよう
添乗員日記担当