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5月15日(金)

成田→ベニス

さあ、いよいよ感動の旅のスタートです。成田空港より飛行機を乗り継ぐこと15時間。ベニスの空港に降り立ったのは、すでに深夜近くになっていました。今晩はベニスのホテルでゆっくり休んでいただいて、明日からお待ちかねの「MSCポエジア」に乗船です。

5月16日(土)

ベニス市内観光

部屋のカーテンを開けると真っ青な青空。今日は絶好の観光日和になりそうです。午前中はベニスの市内観光ということで、ボートに乗ってサン・マルコ広場へ向かいます。町の守護聖人を祀ったサン・マルコ寺院、かつてのヴェネティア共和国総督の政庁だったドゥカーレ宮殿など、ベニスの見どころを観光しました。それにしても、サマーシーズンの始まりだからでしょうか、どこへ行っても観光客で大賑わいでした。午後はいよいよ、「MSCポエジア」に乗船です。港へ向かうと、他にも大型客船がずらりと並んでいます。8万tクラスのクルーズ船がこれだけ並んでいる眺めは、なかなか迫力がありますね。このポエジア号ですが、2008年に就航したばかりの新造船。広々としたホール、居心地のよいスペース、生き届いたサービスなどに定評があります。デッキに立って去りゆくベニスの街並み眺めながら、8日間のクルーズの旅が始まりました。

5月17日(日)

バーリ

午前中は船内見学会が行われました。日本人コーディネータの方と一緒に船内を歩いて周ります。全長293m、デッキ数13階の船内には、キャビンが1200室、レストランが5つ、バーが2つ、カジノやディスコ、ジムとサウナ、図書室、カードルーム、ゲームセンターなどありとあらゆる設備が備わっています。まさに海上に浮かぶひとつの街のようですね。昼前に最初の寄港地バーリに到着しました。オプショナルツアーに参加された方は、バスでアルベロベッロへ向かいます。アルベロベッロは高い円錐形の屋根をもつトゥルッリがあることで有名な街。真っ白の壁と円い屋根をもつ住居が立ち並ぶ光景は、まるでおとぎ話に出てくる街のようです。なぜこのようなユニークな家が作られるようになったのかははっきり分かっていないそうですが、プーリア地方の太陽のもとで輝く白い家並みは、南イタリアにやって来たことを実感させてくれます。

5月18日(月)

カタコロン

今日の寄港地は、ギリシャのカタコロンです。ここからバスで1時間ほどの距離にあるオリンピア遺跡へ。オリンピアはもちろん、スポーツの祭典オリンピックの発祥の地です。短距離競走が行われたスタジアムや、レスリングや槍投げをした闘技場、ゼウスを祀ったゼウス神殿、聖火台のあるヘラ神殿など見どころは盛りだくさん。今は、柱や石の壁が残るだけですが、紀元前7世紀にはいったいどんな街並みが広がっていたのでしょうか。今日は天気もよく日差しの下にいると暑いくらいですが、日本と違って湿度が低いせいもあり、とても爽やかに感じられました。船に戻った後、夕方からは船長主催のカクテルパーティーです。華やかな雰囲気の中でのパーティを、皆様楽しんでおられました。

5月19日(火)

イズミル

MSCポエジアは穏やかなエーゲ海を順調に航行します。今回の旅は本当に好天に恵まれ、船もほとんど揺れることがありません。午前9時、予定通りトルコのイズミルに寄港しました。ここでの寄港地観光はエフェソス遺跡です。現代と同じように様々な施設が建ち並ぶ大都市には、20万人以上の人々が生活していたそうです。図書館や大劇場、巨大な神殿などを目にするたびに、クレーンもトラックもない時代に一体どうやって建てたのだろうと、ただただ驚くばかりです。今日もかなり日差しが強く、日中は30度まで上がったということですが、皆さん暑さも何のその。ガイドの話に耳を傾けたり、記念撮影をしたりと大忙しでした。

船に戻ってディナーの後は、毎晩ショーが行われます。このMSCポエジアのショーは人気があることで有名で、マジックあり、ダンスあり、アクロバットありと、毎晩観ていても飽きることがありません。早めに会場に行かないと、席が取れないほどの盛況ぶりでした。午前中は寄港地観光、午後は船内でゆったりと過ごし、夜はディナーと華やかなショー。皆様、クルーズならではの生活を存分に楽しんでおられました。

5月20日(水)

イスタンブール

MSCポエジアでの旅も早く6日目、後半になりました。この頃になると皆様だいぶ船内に慣れてきたご様子。それぞれにお気に入りの場所を見つけられたのではないでしょうか。真っ青な空と海に迎えられて、ポエジアはイスタンブールに着岸しました。本日は、ブルーモスクやアヤソフィア、トプカプ宮殿など、スルタンアフメット地区を散策します。ブルーモスクでは一面のタイルが敷きつめられた内装の美しさに感嘆し、アヤソフィアではキリスト教とイスラム教の葛藤をモザイク壁画から感じ取っていただきました。また、約三千もの店が並ぶグランバザールでは、ヨーロッパとアジアの文化が交錯するイスタンブール独特の雰囲気を感じていたただけたと思います。出港時にデッキから眺めるイスタンブールの街並みは、まるで一枚の絵のように素晴らしいものでした。

5月21日(木)

地中海クルーズ

雲ひとつない真っ青な空の下、MSCポエジアはゆっくりと地中海を航行していきます。今日は終日航海日。お部屋でプライベートの時間を過ごされたり、デッキでのんびりされたり、皆様思い思いの時間を楽しまれていました。一日中船の中にいて退屈しないかとおっしゃる方がいますが、実際は船内をいろいろ見て回ろうとすると、一日では足りないくらいです。これだけの大型船となると、必ずどこかでイベントやショーが行われています。それも朝から夜遅くまでですから、欲張って見ようとすると、くたくたくになってしまうほどですね。すべてのお客様が存分に楽しんでもらえるよう、船内のイベントやショーにも細かく気を配っているのが、このMSCポエジアの人気の秘密なのではないでしょうか。そして、今日は最後のフォーマルナイト。レストランは華やかな雰囲気でいっぱいで、笑顔が絶えないテーブルとなりました。皆様、忘れられない夜になったことでしょう。

5月22日(金)

ドブロブニク

いよいよ、今回のクルーズのハイライト、クロアチアのドブロブニクに到着です。高い城壁に囲まれ、オレンジ色の屋根が並ぶ街並みはアドリア海の真珠といわれ、どこから見ても絵になる光景です。内戦によって一時は壊滅的な被害を受けましたが、住人の不断の努力によって見事復興しました。寄港地観光では、ヨーロッパで最古の薬局があるフランシスコ会修道院、ティッツアーノの絵が飾られている大聖堂、ラグーサ共和国の中心だった総督邸などをご覧いただきました。その後のフリータイムでは、のどかな雰囲気の旧港を訪ねたり、城壁に上って写真を撮られたりした方もいらっしゃいました。わずか4時間あまりの滞在でしたが、出来ればオープンカフェでくつろぎながら、夕日に染まる通りを眺めていたい、そんなロマンチックな気分になる街でした。

5月23日(土)

ベニス→成田

7日間のクルーズも早いもので今日が下船日。楽しかった思い出を胸にベニスに下り立ちます。1週間も船の上で過ごしていると、何だか船が自分の家になったような気がして名残り惜しいですね。船をバックに最後の記念撮影をして、MSCポエジアとお別れです。ミラノからの飛行機に乗り込み、今回の旅もいよいよ終了となりました。皆様、10日間のクルーズの旅はいかがだったでしょうか。幸い天候にも恵まれ、初夏の地中海の雰囲気を満喫していただけたことと思います。また、どこかでお会いできる日を心待ちにしております。この度は、誠にありがとうございました。

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