12月11日(金)
成田⇒マイアミ
デルタ航空でアトランタまで約12時間、約2時間の空の旅でフロリダのマイアミに到着致しました。長旅お疲れさまでした。ホテルは空港内のホテルでしたので比較的早くお休みいただけたことかと思います。明日から乗船する世界最大の客船“オアシス・オブ・ザ・シーズ”に夢を膨らませながらお休みいただきました。
12月12日(土)
マイアミ
さあいよいよ“オアシス・オブ・ザ・シーズ”とご対面の日です。胸を弾ませながらホテルを10時に出発し、フォートローダーテール港向かいました。港が近づき、ついに“オアシス・オブ・ザ・シーズ”があらわれた時には圧倒的な大きさに驚きました。船が大きいにもかかわらず乗船手続きはとてもスムーズ、12時頃には船内16階のウィンジャマー・カフェで昼食をとっていただくことができました。昼食後は日本語による船内説明会や避難訓練にご参加いただき、6時からはメインダイニングレストランで夕食をおとりいただきました。私たちのテーブル担当は、ジャマイカ人女性のエボニー、インド人男性のシェルダン。ヘッドウェイターはカルロスでした。この日はお誕生日を迎えられた方のお祝いをしながらあっという間に1日が過ぎていきました。
12月13日(日)
終日航海日
本日は終日航海日。船内見学にご参加いただいたり、みなさま思い思いに船内を探索されるなどしてお過しになられていました。6階後方、ボードウォークにあるメリーゴーランドに乗られたり方もいらっしゃいましたね。8階セントラルパークや、15階プールサイド、6階ボードウォーク、5階のプロムナードなど大型船ならではの充実した施設はそれぞれに異なる雰囲気を楽しむことができました。今晩のドレスコードはフォーマル。日中はカジュアルな船内もガラッとお洒落な雰囲気に変わりました。夕食後は、船長主催のウェルカムパーティーがプロムナード・デッキで催されました。展示されている車の前では、船長との記念写真を撮る長い列ができていました。その後プロムナードに浮かぶ地球儀のオブジェがくすだまみたいに割れ、中から橋がでて船長以下上級乗組員が登場し、船長からの歓迎の挨拶がありました。今夜のショーは大ヒットミュージカル『ヘアスプレー』。太っちょな女の子のハッピー・サクセス・ストーリー。お楽しみいただけましたでしょうか。オアシス・オブ・ザ・シーズはエンターテーメントが充実しているんです。
12月14日(月)
終日航海
本日は終日航海の2日目。みなさま思い思いにカリブ海のクルーズをお楽しみいただいていたようです。午後からは5階のボレロで行われたマイケル・ジャクソンのダンス教室に参加しました。たくさんの方と一緒にアクティビティーに参加することができとても楽しかったです。ゾンビの真似をするお姿や、ダンスされる姿を拝見しました。今でもスリラーの曲が流れるたびにこの日のことを思い出します。夕方、夕食前によみうりオーシャンクルーズ主催のプライベートパーティーにお集まりいただきました。みなさまドレスアップしてお越し下さりありがとうございました。予定していた屋外のアクアシアターでのショーは天候不良の為2日後に延期となりました。後日お楽しみに。
12月15日(火)
セント・トーマス島
アメリカ領ヴァージン諸島/セント・トーマス島入港。船会社主催のオプショナルツアーにご参加の方は、7時半にご集合していただきました。終日航海の2日間では全てを回ることができないほどの巨大な船内にも驚きましたが、青く澄んだカリブ海に囲まれたセント・トーマスも感動でした。野菜やトロピカルフルーツが並ぶ、農園で写真タイムをとりその後グレート・ハウスへ。展望台から眺める海はとてもきれいでした。1時間ほどフリータイムの中でチェリー味のフルーツジュースを飲みながら休憩していただきました。港へ帰る途中いくつかの写真ストップがあり、美しい海に浮かぶ島々を眺めました。かわいい柄のかばんを購入される方もいらっしゃいました。バス車内は地元のクリスマスソングが流れていたのを覚えています。夕食後のショーは、『ヘッドライナーショー』。モザイクという男性6人のグループによる、ゴスペルの歌が披露された。ショーが終わった時間に、船内新聞をお届けしていると、披露された曲を鼻歌で歌っている人がいらっしゃいました。とても印象的だったんでしょうね。
12月16日(水)
セント・マーチン島
セント・マーチン島。オランダ領/フィリップスバーグ入港。この日はとても忙しい1日となりました。というのは、延期されたアクアシアターでのショーがこの日延期された関係で2つのショーをご覧いただくことになったからです。船会社主催のオプショナルツアーにご参加の方は、昨日と同様7時半にご集合していただき、オランダ領側の首都フィリップスバーグからフランス領側の首都マリゴへとバスで移動しました。国境は国旗と記念碑があっただけの簡単なものでしたの不思議な感じでした。マリゴでは1時間ほどのフリータイムをおとりいただきました。突然のスコール遭遇したのも思い出です。島内にはたくさんの塩湖があり、昔はヨーロッパからも船がやってきて塩が持ち出されていたそうです。夕食前に、延期された史上初、屋外の巨大円形劇場“アクアシアター”でのショー『オアシス・オブ・ドリーム』が行われましたが、みなさまとても楽しんでいらっしゃいました。「技術の高さに驚かされた。」「もう一度見たい。」等、大好評でした。一番高い飛び込み台は、18m。プールの深さは5.5m。とても迫力のあるショーでした。ショーの後はすぐメインダイニングに移動。ディナー後のショーの時間を気にしながらの食事となりました。夕食後のアイススケートショー『フローズン・イン・タイム』はアンデルセンのおとぎ話にそったショーで、こちらも面白かったという感想を聞かせていただきました。セント・マーチンの観光に2つのショーと盛りだくさんの1日となりましたが、みなさまいかがでしたでしょうか。
12月17日(木)
終日航海日
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後の終日航海日を迎えました。午前のツアーデスク設置時間には、たくさんの方にお越しいただきました。皆様といろいろなお話ができ、とてもうれしかたです。久しぶりののんびり終日航海日ということで、昼食は12時からメインダイニングへ行き皆様とご一緒させていただきました。いつものウェイターやテーブルと違い、夕食とはまた違った雰囲気で食事を楽しみました。ランチの後はカジノへ行き、マシューというスタッフにスリーカードのルール説明などを聞きました。さて今晩のドレスコードはフォーマル。みなさまの素敵な衣装を拝見するのを楽しみに、メインダイニングへ、フォーマル1日目とは違った衣装でみなさま素敵でした。最後のショーは『カム・フライ・ウィズ・ミー』、歌、踊りと空中アクロバットのショーでした。5つのショーのうち、みなさまの1番お気に入りのショーはどれでしたか?今晩は下船案内についての書類や下船タグをお届けしました。この間乗船したかと思ったら、もう下船の準備だなんて時間が経つのは早いですね。
12月18日(金)
バハマ
最後の寄港地ナッソー/バハマ入港。13時30分下船開始だった。船会社主催のオプショナルツアーにご参加の方は、13時に集合していただき、そろってアイススケート場へ移動した。下船の合図・緑の10番が呼ばれるのを待ちました。幸運にも我々専用のバンに乗って島内観光ができました。まずはシャーロット砦を見学。駐車場へ向かう歩道から、港に停泊するクルーズ船が見え、とてもよい眺めでした。さすがカリブ海、この日は5隻のクルーズ船が入港していたため市内は混雑していました。バスはナッソーのあるニュープロビデンス島から、北側のパラダイス・アイランドへ移動、アトランティスホテルでカジノや水族館を見学していただきました。みなさまそろってカリブ海クルーズ最後のディナーをとった後、ウェイターのエボニー・シェルダン、アシスタントウェイター、ヘッドウェイターのカルロスにお礼のチップを手渡しました。
12月19日(土)
マイアミ
下船日。デッキ・5シャンパンバー前に8時にご集合いただきましたが、さすが乗客定員5,400人の客船で、就航2航海目ということもあり下船にはかなりの時間がかかってしまいました。みなさまたいへんお疲れ様でした。マイアミ市内は下船にかなりの時間がかかってしまったこともあり車窓中心の観光でご案内させていただきました。ホロコースト記念公園やベルサーチの別荘、コーラルケーブルス(スペイン風の街並み)など車窓からご覧いただきました。ビルトモアホテルに立ち寄り庭、公園、大きなプールを見学し、その際キューバ人の花嫁姿の女性に出会いましたね。昼食は中華料理をご賞味いただきました。午後は自由時間となり、世界遺産のエバーグレーズ国立公園に行かれる方、ホテルのお部屋、周辺でゆっくりされる方など思い思いに過ごしていただきました。夕食は久しぶりの日本食をお召し上がりいただきました。お刺身・てんぷら・ひじき・味噌汁など、懐かしい日本の食事にお腹もほっとしたのではないでしょうか。
12月20日(日)
マイアミ⇒成田
帰国便は早朝のフライトです。がんばって早起きしていただきました。デルタ航空のチェックインカウンタ混雑しており時間がかかりましたが無事出発。アトランタ経由にて成田へ。
12月21日(月)
成田
あっという間の11日間でした。みなさまお疲れ様でした。日誌を書きながら、お一人お一人様のことを思いだしています。みなさまの笑顔を心のアルバムに、日々の添乗に努めてまいります。本当にありがとうございました。
添乗員日記担当