1月29日(金)
成田⇒マイアミ
成田出発が2時間遅れ、アトランタに到着したときには、マイアミ行きの飛行機は出発していました。ドキドキしながら振替え便の決定をお待ちいただきました。アトランタで5時間待ち、マイアミに到着したのは、深夜12時を過ぎていました。同じ時間に3便が到着したため、荷物が出始めたのは1時前。お荷物がお届け出来るまで、かなりお待ちいただきました。明日はいよいよ、世界最大の客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」に乗船です。
1月30日(土)
マイアミ
待ちに待った、世界最大の客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」に乗船する日がやってきました。港に近づき、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」が見えた瞬間、歓声があがりました。皆様の笑顔が今も胸に残っています。乗船手続きはスムーズで、12時頃には船内で食事ができました。乗船日は忙しく、昼食後は日本語説明会や避難訓練に参加していただきました。あっという間に6時になり、メインダイニングレストランで夕食をおとりいただきました。客室から、レストランのお席に着くまで、10分はかかったのではないでしょうか。「オアシス・オブ・ザ・シーズ」は船であるということを忘れてしまうほど、船内の施設は充実していました。
1月31日(日)
終日航海日
本日は終日航海日。午前は船内見学ツアーに参加していただいたり、思い思いに船内を探索されていらっしゃいました。さっそく、水中エアロビクスに参加されたり、メリーゴーランドに乗られた方もいらっしゃいました。8階セントラルパークや、15階プールサイド、6階ボードウォーク、5階のプロムナードなど、船内の趣向を凝らした施設をお楽しみいただきました。今晩のドレスコードはフォーマル。日中の雰囲気とは異なり、おしゃれをした人で船内はとても賑やかでした。船内の至る所で写真撮影のカメラが設置されていました。夕食後は、船長の歓迎パーティーがプロムナード・デッキで開催されました。地球儀から出たブリッジから船長が挨拶をしていました。今夜のショーはブロードウェイミュージカル「ヘアスプレー」。ぽっちゃりした女の子と、大きなお母さん、演技力・歌唱力の高いキャストが勢ぞろいしていました。明日からのショーも期待できます。
2月1日(月)
終日航海
終日航海2日目。船内も慣れ、セントラルパークで太陽の光・自然の風に当りながらティータイムや、船内の様々なショップにてお買い物等、思い思いのカリブ海クルーズをお楽しみいただきました。ジップラインに挑戦される方もいらっしゃいました。夕方、よみうりオーシャンクルーズ主催のプライベートパーティーにお集まりいただきました。パーティーの後、夕食の時間まで社交ダンスを楽しみました。8階後方のダンスホール「ダズルズ」は、思い出の場所ですね。窓からはきれいな夕焼けが見えていました。今晩のショーは野外のアクアシアターで開催されました。スリル満点の飛び込みや、優雅なシンクロ、迫力あるトランポリンを使っての演技などをお楽しみいただきました。プールの深さがパフォーマンスに合わせて、次々に変わりました。
2月2日(火)
セント・トーマス島
世界一巨大な船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」は、青く澄んだカリブ海を順調に航海し、セント・トーマス島に到着しました。アメリカ領ヴァージン諸島/セント・トーマス島。船会社主催のオプショナルツアーにご参加の方は、7時半にご集合していただきました。まずは、ビーコンポイントというところに立ち寄りました。カリブ海に浮かぶセント・ジョン島や、トルトラ島がご覧いただけました。イグアナにも出会いましたね。スカイラインの途中で写真ストップをし、港に停泊する「オアシス・オブ・ザ・シーズ」を背景に写真をお撮りいただきました。その後メイゲンズ・ベイという美しい入り江を高台から眺望していただきました。最後にグレート・ハウスを見学しました。展望台から眺める海はとてもきれいでした。展望台の右奥に、またメイゲンズ・ベイがご覧いただけました。チェリー味のフルーツジュースが、おいしかったですね。クーラーのないサファリバスでの観光はいかがでしたでしょうか。ダウンタウンで買い物をされる方は下車され、セント・トーマスでのお時間をお楽しみいただきました。直接船に戻られたお客様と8階のパーク・カフェで食事をしました。ゆっくりとお話ができ、楽しかったですね。お客様の笑顔や、自然の風が心地よかったことを思い出しています。夕食後のショーは、「ヘッドライナーショー」。モザイクという男性6人グループによる、楽器を使わないゴスペルの歌が披露されました。たくさんの人が6人の演奏に魅了されていました。ショー終了時にはCDを購入され、サインをもらわれていらっしゃいました。
2月3日(水)
セント・マーチン島
セント・マーチン島。オランダ領/フィリップスバーグ入港。セント・マーチン島の海は本当にきれいでしたね。船会社主催のオプショナルツアーにご参加の方は、11時半にご集合していただきました。オランダ領側の首都フィリップスバーグに入港し、フランス領側の首都マリゴへ移動しました。島の西側は美しいビーチが続き、途中「オアシス・オブ・ザ・シーズ」がきれいに見える丘を通過しました。またオランダ・フランス・イギリスの3つの国の島が一度に見渡せる景色もお楽しみいただきました。国境には国旗と記念碑がありました。マリゴでは40分ほどのフリータイムをおとりいただきました。日差しが強く、とても暑い一日でした。蛇退治に効果があるマングースを、マンゴーと聞き間違えて案内してしまいました。オプショナルツアー終了後に、パターゴルフ大会に参加されたお客様が、優勝されました。おめでとうございます。メダルをかけて夕食会場へいらしていたことを覚えていらっしゃいますか。私も夕方、お客様にお誘いいただき、パターゴルフをさせていただきました。15階のスポーツコートから、広大なカリブの海に沈みゆく夕陽に感動いたしました。夕食後、ご希望の方とカジノに立ち寄り、ショーの会場へ移動しました。今日のショーは「アイススケート」。おとぎ話をテーマにしたロマンチックなショーをお楽しみいただきました。ショーは人気で開場前から長蛇の列ができていました。開始10分前には満席になり、予約をしていても立見席になっていました。
2月4日(木)
終日航海日
時間はあっという間に過ぎ、最後の終日航海日を迎えました。午前のツアーデスク設置時間に、会いに来て下さった方と楽しいお話ができ、とてもうれしかったです。午後から、お客様と食事をとり、卓球もさせていただきました。15階のソラリウムには、「お味噌汁」があり、好評でした。スポーツコートから、アクアシアターで行われていたブヨブヨお腹コンテストが見えました。 今晩のドレスコードはフォーマル。みなさまの素敵な衣装を拝見するのを楽しみに、メインダイニングへ向かいました。夕食後は、男性・女性にわかれて記念写真を撮られました。最後のショーは「カム・フライ・ウィズ・ミー」。歌・踊り・空中アクロバットショーをご覧いただきました。素晴らしい歌は全て生演奏です。23時から、お客様は8階の「ダズルズ」でお集まりになられました。皆様のお集まりになられる会に、お誘いいただけたことが、非常にうれしかったです。ありがとうございました。
2月5日(金)
バハマ
最後の寄港地、ナッソー(ニュープロビデンス島)/バハマ入港。船会社主催のオプショナルツアーにご参加の方は、13時に集合していただきました。専用のバンに乗って島内観光が始まりました。まずはパラダイス・アイランド島へ移動し「アトランティスホテル」へ向かいました。島と島にかかる橋からの「オアシス・オブ・ザ・シーズ」の眺めは格別きれいでした。ホテル内の水族館や、カジノを見学していただきました。その後ニュープロビデンス島に戻り、2か所の砦、フィンキャッスル砦とシャーロット砦をご覧いただきました。島の一番高い丘にあるフィンキャッスル砦から、’オアシス・オブ・ザ・シーズ’がきれいに見えていました。シャーロット砦の地下には貯水樽、火薬庫がありました。駐車場へ向かう歩道から、港に停泊するクルーズ船が見えとてもよい景色でした。さすがカリブ海、5隻のクルーズ船が停泊していました。
オプショナルツアーは港周辺のメインストリートで終了しました。思い思いに買い物を楽しまれた後、船に戻られました。船内最後の夕食となりました。食後にはヘッドウェイター、ウェイター、アシスタントウェイターにお礼のチップを手渡しました。
2月6日(土)
マイアミ
下船日。予想していたよりもかなり早く下船していただけました。皆様には多大なご協力をいただき、ありがとうございました。私のシーパスカードに異常があり、実は下船口で止められてしまいました。急いで皆様に追いつこうとしましたが、皆様は既に下船手続きが終わられていました。皆様のおかげで、予定時間よりもずいぶん早く港を出発することができました。マイアミ市内観光では、ホロコースト記念公園や、コーラルケーブル(スペイン風の街並み)など車窓見学していただきました。時間に余裕ができたため、サウスビーチとベルトモアホテルに立ち寄っていただくことができました。昼食は中華料理でした。地元ビールが飲みやすいと好評でしたね。午後は自由行動となり、ホテルのお部屋でお休みいただいたり、ホテル周辺で買い物を楽しまれました。オプショナルツアーご参加の方は、世界遺産のエバーグレース国立公園へ行かれました。夕食は久しぶりの日本食をお召し上がりいただきました。
2月7日(日)
マイアミ⇒成田
早朝の出発にご協力いただき、ありがとうございました。荷造りで睡眠時間も短く、朝は起き辛かったのではないでしょうか。手荷物検査場が混雑していましたが、定刻通りに出発しました。アトランタを経由して、成田へ。
2月8日(月)
成田
あっという間に11日間が過ぎました。皆様と過ごした一日一日を思い出しています。教えていただいたことを日々の添乗に活かし、良い添乗員になれるよう努めてまいります。ありがとうございました。
添乗員日記担当