10月7日(金)
成田空港⇒ニューヨーク
ご集合の成田空港で皆様とお会いし、日本航空で約12時間、ニューヨークジョンFケネディ国際空港へ・・・
ニューヨークでは入国審査が大混雑でした。荷物の受け取り後、お泊りのホテルまでは運転手さんのルート選択が良く、渋滞に巻き込まれることなく順調にホテルに到着しました。遅いお時間でしたがホテルでのご夕食をお召し上がり頂きました。
本日は長時間のご移動、入国審査でのお待ち時間でお疲れになったご様子でした。明日からのリーガルプリンセス号ご乗船に向けて期待を胸にお休みになられたことと思います。
10月8日(土)
ニューヨーク
空には雲があり、風が少し冷たく感じる中、ニューヨークの観光へとご案内しました。まずはスタテン島のセントジョージターミナルへ。ここから大きなフェリーに乗り、マンハッタン島へと向かいました。フェリーの待ち時間にはストリートミュージシャンの方による演奏を運良く聞くことができました。アマチュアとは思えないほどの素敵な演奏でした。フェリーからは自由の女神をご覧頂け、ニューヨークに来たなぁ・・・と実感することができたと思います。
グラウンドゼロ、セントラルパークにてバスを降り、タイムズスクエアなどを車窓からご覧頂きました。
あっという間の市内観光を終え、ブルックリン港へ。プリンセスクルーズ最大14万トンのリーガルプリンセス号を目の前にし、いざ乗船手続きへとご案内しました。一歩船内に足を踏み入れると船内とは思えないほどの大きさ、明るい吹き抜けに思わずすごーい!というお声が上がりましたね。ダイヤモンドプリンセス号ご乗船のご経験がある皆様にはおなじみのホライゾンコートでのご昼食。避難訓練やお部屋での荷解きなど、慌ただしく時間が過ぎていきました。 リーガルプリンセス号は雨が降り出したブルックリン港を定刻通りに出航しました!
船内での初めてのご夕食は、ニューヨーク在住のご夫妻とご合席となり、お揃いのパスタも召し上がって頂きましね。時差や昨日の移動のお疲れで皆様お早目のご就寝でした。
10月9日(日)
ニューポート
本日は最初の寄港地ニューポートへ。ニューポートには着岸することができないため、リーガルプリンセス号は錨泊し、テンダーボートで上陸しました。あいにくのお天気でしたがニューポートの豪華な邸宅をバス車窓よりご覧頂きました。フランスのヴェルサイユ宮殿の別邸、プチトリアノンやイタリアの宮殿などを模した邸宅がベルビュー通りには建ち並んでいました。
ジョンFケネディ元大統領が結婚式を挙げたセント・メアリー教会もあり、サマーハウスを設けていた場所でもあります。国際的に有名なヨットの大会が行われていたこともあり、ヨットクラブやもある、まさに裕福な方々が娯楽を楽しめる場所でした。
ご夕食前にはリピーターのお客様へのパーテーィにご参加され、皆様のクルーズカードも青からゴールドに変わりましたね。
今晩は初めてのフォーマルナイト、船内の雰囲気もがらっと変わり、プリンセスクルーズ自慢のキャプテン主催のウェルカムパーティーでのグラスタワーが見事でしたね。シャンパンも振る舞われ、まさに豪華客船のようでした。 今晩はリーガルプリンセスのダンサーによるショーもお楽しみ頂きました。
10月10日(月)
ボストン
昨晩から大きく揺れ、強風が吹いており、安全のため、デッキの外に出られないようにテープが張られていました。午前中には船内ツアーにご案内する予定でしたが、揺れが激しく、また落ち着いてから・・・とさせて頂きました。船内には船長からの放送が入り、ボストン港への着岸が遅れるとのご案内。揺れる船内で乗員、乗客を合わせると船内にいる5000名近くがしーんと静まり返って放送を聞いていました。もともとは11時の到着でしたが、船内放送では15時の到着とのご案内。実際には14時すぎに着岸したボストンでは、少しでも早く下船しようと多くの方が下船口に集まってきました。
ボストンでは2階建てのトロリーにご乗車頂き、とても陽気な運転手さん兼ガイドさんが車窓に見える景色をご案内してくれました。赤レンガを使った統一性のある建物や、金色の屋根が特徴の州議事堂、ボストンの中心地・ボストンコモンをご覧頂きました。風が冷たく、まるで秋が深まったころのような気候でした。
今晩は魂を込め、全身でピアノを演奏しているジョンブレッサーさんのショーでした。
10月11日(火)
バーハーバー
本日はアメリカ最後の寄港地、バーハーバー。ニューポートに引き続き、リーガルプリンセス号は錨泊、テンダーボートでのご案内となりました。雨、風の強かったニューポート、風が冷たく空がどんよりしていたボストンとは打って変わって快晴のバーハーバーです!太陽の力を感じ、いざアーカディア国立公園とキャディラックマウンテンのツアーに出発です。紅葉が始まっていたバーハーバー、バス車窓からは赤・黄・緑のコントラストをお楽しみ頂け、太陽の光を浴びてより鮮やかな赤を見ながら思わず“きれい”という言葉が自然とでてきましたね。キャディラックマウンテンの頂上からもリーガルプリンセス号をご覧頂け、頂上へ向かう道中、車窓からは珍しいピンク色の鉱物が混ざった花崗岩もご覧頂けました。
ツアー終了後はバーハーバーの街中をご散策、ロブスター味のアイスに挑戦しよう!とお誘い頂きましたが、残念ながらそのお店にはなく、メイン州の名産品ブルーベリーアイスをごちそうになりました。ロブスターアイスは次回また来る機械がありましたら挑戦してみます!
バーハーバーの名物、ロブスターを召し上ったり、バーハーバーでのご滞在をお楽しみ頂きました。
今日はお天気も良かったので、16デッキにあるシーウォークにも行ってみましたね。足をガラス面に置くのには少し勇気が必要です。足元が透けて海の見えるシーウォークは、高いところの苦手な方にとってはかなりスリルを感じます。
10月12日(水)
カナダ・セントジョン
本日はカナダ・セントジョンに寄港しました。セントジョン川からの流れとファンディ湾の高潮がぶつかりあい、深くえぐれた川底の影響で逆流現象が起こる場所としても知られており、ファンディ湾の干満の差は世界1とも言われています。
セントジョンではトロリーバスにて車窓からのご観光、民族衣装を着たガイドさんのもと、きれいに整備された街の中をトロリーバスで巡りました。乗船初日に同じテーブルで食事をしたニューヨークにお住まいのご夫妻も同じツアーに参加され、多くの方が乗船されている中でお会いできるとは何かのご縁があったようですね。
観光の最後にはオールドシティマーケット付近でトロリーを降り、かわいらしく飾り付けをしたマーケットでのお買い物をお楽しみ頂きました。
夜は2回目のフォーマルナイト、久しぶりに皆様お揃いでのご夕食でしたね。素敵にお召し替えされ、とてもお似合いでした。プリンセスクルーズ名物のバルーンドロップパーティもあり、今日は特に夜遅くまで船内は賑やかでした。
10月13日(木)
ハリファックス
本日は今クルーズ最後の寄港地ハリファックスに上陸です!予定時間通り11時に下船が始まりお天気のもと、たくさんの方が下船され、お買い物や観光を楽しんでいらしたようです。
オプショナルツアーは午後からでしたので、お昼過ぎからハリファックスの街を散策しましたね。海沿いの道を気持ち良くお歩き頂き、大西洋海洋博物館ではタイタニック号の悲劇や造船業が盛んだったハリファックスならではのものが色々と展示されていました。州議事堂前では何かのセレモニー、パレードを見かけ、英国国教会の教会、セントメアリー教会を見学し、スーパーマーケットへ。もうすぐハロウインですので、たくさんのカボチャが売っていました。持つのがやっとなほどの大きさのものや見たことのないような形・色のものなど・・・見ているだけでおもしろかったですね。
オプショナルツアーではペギーズコーブへ。小さな漁村のペギーズコーブでは11月から5月までロブスター漁が解禁されます。ロブスターをとるための仕掛けがたくさんおいてありました。どんよりした雲はありましたが、雨には降られずにご散策をお楽しみ頂けました。プリンセスクルーズのオプショナルツアーのバスが次々にやってきて、とても小さくて静かなペギーズコーブの街が一気に観光のお客様でいっぱいになりました。
ハリファックス港で乗船前のお買い物、カナダドルをご利用頂くラストチャンスにご自身のお気に入りのものは見つかりましたでしょうか・・・
今晩は夜の噴水ショーもご覧頂きました。毎晩テーマを変えて行われる音と光の噴水ショーもきれいでしたね。
10月14日(金)
終日航海日
毎日寄港が続いており、なかなか1日ゆっくり過ごして頂けませんでしたが、下船前日が唯一終日航海日でした。船内新聞にてお誘いさせて頂き、ラインダンス教室で久しぶりに身体を動かして暑くなりましたね。本日だけ特別に営業していたパブランチへもご一緒させて頂きました。
1日様々なイベントが催され、ご自身の体調に合わせて思い思いのお時間を過ごしていらっしゃいました。船内での最後のお買い物もお楽しみ頂けたようですね。
下船説明会を致しますと、下船がもう明日に迫っていることを身に染みて実感致します。お荷物の整理をして頂きながら、ご夕食、夜の催し物のご参加・・・
あっという間に時間が過ぎていきました。
10月15日(土)
ニューヨーク⇒成田
とうとう下船の日がきてしまいました。まだ暗い早朝のうちにニューヨークに到着したリーガルプリンセス号。日の出を迎えるとお天気は快晴でした。下船を惜しみながら入国審査を受け、7日前に乗船手続きをしたターミナルへと戻ってきました。
無事に空港に到着し、定刻通りに飛行機は出発、翌16日に成田空港に無事に到着しました。
この度はご参加頂きまして誠にありがとうございました。皆様が大きな病気やお怪我なくご無事でお戻り頂けたことが何よりです。ご旅行中は色々とご協力いただき、心より感謝申し上げます。旅のお疲れがでませんように、お元気でお過ごしくださいませ。
これからは日本国内の紅葉も楽しみですね。皆様とまたお会いできる日を楽しみにお待ちしております。
添乗員日記担当