5月21日(月)
成田→コペンハーゲン
成田空港にご集合頂き、いよいよ旅の始まりです。コペンハーゲンへ約10時間の空の旅。ほぼ満席のスカンジナビアン航空で成田空港出発です。北欧への第一歩、デンマークにはほぼ定刻通りに到着しました。スーツケースも無事に出て、専用車にてホテルへ。この日はエアポートホテル。少し古さがあるものの、空港近くということで安心してお休み頂けました。又、皆様10名様揃ってメインのストロイエ通りの散策に出掛け、爽やかな夜風の中を歩きましたね。夜のチボリ公園では美しい花やライトアップを楽しみながら食べた中華料理も美味しかったですね。
5月22日(火)
クロンボー城観光
ホテルを出発して郊外のクロンボー城観光へ。現地ガイドさんの詳しい案内の元、世界遺産のクロンボー城での思い出をお作り頂けましたね。その後はいよいよスタープリンセス号の待つコペンハーゲンの港へ。
「スタープリンセス号」乗船
10万トンクラスの豪華客船が目の前に見えると、何とも言えない感動と期待が込み上げて来ましたね。乗船手続きは少し混雑したものの、14時前に無事に乗り込めました。明るいスタッフとピアノの演奏に迎えられ、まずは昼食会場の14リドデッキへ。お腹いっぱいお召し上がり頂いた後は、避難訓練に永見さんの日本語乗船説明会とあっという間に時間が経ち、ウエルカムディナーへ。コースのお料理は、多彩で、カロリーも気になるところですが、皆様でお話をしながら食べるととても美味しくて、デザートまでぺロリと頂きましたね。又、夜には煌びやかなウェルカムショー、ダンスタイムとこの日から船内での充実した日々がスタートしました。
5月23日(水)
終日クルーズ
この日は最初の終日航海日でした。朝からラインダンス教室、野菜・果物や生け花の実演ショー、メレンゲやワルツの社交ダンス教室など盛りだくさんの一日で、皆様それぞれ船内をお楽しみ頂きました。夜は、最初のフォーマルナイトで、美しく着飾った皆様と、アトリウムでのキャプテンのウェカムカクテルパーティに参りました。スタープリンセス号のTONYHERRIOTTキャプテンは、眼鏡の似合う堂々とした素敵なイギリス人のキャプテンです。
5月24日(木)
ストックホルム寄港(スウェーデン)
いよいよ最初の寄港地、スウェーデンのストックホルムに到着です。北欧のベネチアと呼ばれる、湖と海に囲まれた美しい国でしたね。爽やかなお天気の中、大型バスで、港からガンムラスタンと呼ばれる旧市街を通りながら、メインの市庁舎へ。ノーベル賞の晩餐会が行われる青の間はとても広びろとしていましたが、実際は長テーブルに所狭し、と人が掛けているのですね。テレビで目にする階段を上り、舞踏の間へ。煌びやかで華やかな会場に驚きました。併設のレストランでノーベル賞時の晩餐をいつか食べる日を夢みてストックホルムの町を抜けて港へ戻りました。
5月25日(金)
ヘルシンキ寄港(フィンランド)
フィンランドのヘルシンキに到着です。バルト海の乙女と言われるヘルシンキですがこの日は生憎気温が下がり、今回のクルーズで最も寒い10度になりました。又、A様の奥様がお怪我をされた為、ツアーは残り8名様で参りました。バスでまず向かったのは固い岩盤を掘り下げて作った斬新な教会、テンペリアウキオ教会。天井のガラス窓も印象的でした。その後は大音楽家、ジャン・シベリウスの記念碑のある公園へ。最後は町の中心部、元老院広場へ。マーケット広場では風が強く、寒さを感じながらも地元の人々の温かい笑顔に触れられました。思い出の品を買われた方もちらほらいた様です。後ろ髪を引かれながらも、船に戻ると夕食時にはA様ご夫妻と合流出来ました。お怪我は本当に大変ですが、日本まで一緒に旅を出来る事がわかり一安心の夕食でした。
5月26日(土)
サンクトペテルブルグ入港(ロシア)
北のベネチアとも称えられる水の都、ロシアのサンクトペテルブルグに到着です。この日は停泊となりますので二日間に渡りロシアをご満喫頂きました。ます初日はバスに乗ってサンクトペテルブルグの観光へ。中心部のネフスキー大通りからはカザン大聖堂、キャサリン大王の記念碑、国立図書館など多くの見所を眺め、途中素晴らしい金色のドームの美しいイサク寺院や名称とはうらはらにたまねぎ型のドームが印象的な血の上の教会などの前で写真を撮りました。昼食はロシア料理でウオッカやビールを嗜みながら民族舞踊を見て、午後はエルミタージュ美術館へ。世界三大美術館は本当に広く、宮殿風の造りも素晴らしく、あっという間に時間が経ちましたね。美術館を出た後に予期せぬ夕立に会い大変でしたが、無事にバスで港に戻った際はほっとしましたね。またこの日は地元のトロイカショーがシアターで行われ船内も賑わいました
5月27日(日)
サンクトペテルブルグ(ロシア)
サンクトペテルブルク二日目は、郊外の素晴らしい宮殿に足を伸ばしました。バスでの郊外の旅、午前中は女帝エカテリーナの為に建てられた美しい宮殿を見にツァールスコェ・セローへ。素晴らしい琥珀の間を見た感動は忘れられません。昼食は本日もロシア料理。郊外のレストランでもまたロシア民謡を見ながら、ウォッカやワインに舌鼓を打ちました。いくらがロシア語だと頷けるほど前菜にいくらのキャビアが出ていましたね。名物赤ビートのボルシチスープで温まった後はペテルゴフへ。庭園をゆっくりと散策し、たくさんの噴水を見ましたね。また、城内も少し待ちましたが、その後はじっくり見られましたね。二日間たっぷりの思い出を残してロシアを出発です。現地ガイドさんが二日間偶然にも同じだったこともいい思い出ですね。
5月28日(月)
タリン寄港(エストニア)
前日までのロシアとは雰囲気が変わり、ヨーロッパでも最も中世の町並みが残ると言われる世界遺産のエストニアの首都、タリンに到着です。バスで高台のトームペアの丘まで行き、町を展望した後に、曲がりくねった小道、石畳、赤瓦の屋根など本当におもちゃ箱をひっくり返した様な素敵な町を歩いて散策しました。教会でのコンサートやブランチの美味しかったパンの味もつい昨日のことに思い出されます。この日の晩はイタリアンレストランサバティーニで10名様でのお食事会でした。雰囲気がとても良くスタッフも陽気でした。少し塩気が多かったとのお声が多く残念でしたが、場所の変わったお食事会もまたお話に花が咲いた事でしょう
5月29日(火)
グダニア寄港(ポーランド)
ポーランドのグダニアに到着です。バスで37キロ離れたグダンスクへ向かいました。悲しい時代の背景にありながらも美しく再現された旧市街の町並みに深く感慨を覚えました。琥珀の名産地という事で、港まで出店が出ていたので出港ギリギリまでお買い物を楽しまれた方もいたようですね。琥珀は永遠と不死身を意味します。また、プリンセス名物のシャンパンの滝が行われたのもこの日でした!美しい魔法に驚きましたね。
5月30日(水)
終日クルーズ
久々の終日航海日でまたイベントが盛りだくさんで、公共エリアは多くの人で賑わっておりました。この日は永見さん主催で日本語の下船説明会、又、ギャレ(厨房)ツアーが行われ、普段見られない厨房裏を真近に見ることが出来、より一層食事が美味しく思えました。5階カプリダイニングでの大バーゲンは朝から行列でしたね。この日にお土産をまとめて買われた方も多かった様ですね。又、夕方は展望の美しい17デッキのナイトクラブでのよみうりオーシャンクルーズ主催のカクテルパーティに皆様ご参加頂きました。いつもと違う雰囲気でお話にも花が咲き、楽しい一時でした。
5月31日(木)
オスロ寄港(ノルウェー)
いよいよ最後の寄港地、ノルェーのオスロに到着です。バスにてまずはヴァイキングの歴史を辿る博物館へ。素晴らしく再現されたヴァイキング号を見た後はオスロハイライト観光。公園での彫刻の偉大さにびっくりしましたね。最後にバスを降りて市庁舎から港までの散策をした際もとても爽やかでしたね。夜のディナーでは、スタッフのとの最後の一時でしたね。私たちのテーブル112番のスタッフの南アフリカ・マシューやフィリピンのリチャードともお別れが近い事に切なさが込み上げる日でもありましたね。荷造りで忙しい一日でしたが、イベント、お買い物、お世話になったスタッフへ挨拶など最後の思い出作りをして頂きましたね。特にこの日待っていたのは坂井様の社交ダンス競技会!7組中唯一タンゴで登場された姿はとても情熱的でした。又、応援に来られた皆様もきっとダンスに目覚められた事でしょう。
6月1日(金)~6月2日(土)
コペンハーゲン寄港(デンマーク)→スタープリンセス下船
コペンハーゲン市内観光→コペンハーゲン空港→成田
船内で最後の朝食をお取り頂き、いよいよ下船。港の税関では少し混雑していてお時間が掛かりましたが、無事に皆様のスーツケースを確保してガイドさんと合流して、市内観光へ。数々の伝説が残る人魚の像の見学後はゆっくりと噴水まで散策しました。お買い物のご希望が多かったのでその後ストロイエへ。自由時間の後は、髪引かれながらも町を後にして空港へ。搭乗手続き後、ゲートへ。思ったよりスムーズに検査が終わり、たくさんの思い出を胸に、いざ飛行機へ。少し出発が遅れましたが約11時間の空の旅の後、無事に成田へ到着。税関前で、最後のお別れです。 皆様、本当にお疲れ様でした。又、お会いする日まで。。。
添乗員日記担当