2015年 「MSC スプレンディダ」で航く イタリア・マルタ・スペイン・フランス４ヵ国周遊 10日間／2015.4.4-13

4月4日（土）

成田空港～イスタンブール空港

成田空港にて夜８時にご集合頂き、いよいよ西地中海クルーズへ出発です。
皆様早目に空港にお越しいただいたのでスムーズにチェックインを済ますことができました。本日はトルコ航空にて夜１０時の便でまずはイスタンブールへ。日本に観光に来ていたトルコ人の搭乗が多く機内はほぼ満席です。約１２時間のフライトを経てトルコ、イスタンブールへ。

4月5日（日）

イスタンブール空港～ジェノバ空港～ジェノバ港

早朝の３：４５にも関わらず、イスタンブールのアタチュルク空港は世界中からの人々で賑わっていました。
空港内にはトルコアイス屋さんや民芸品の土産屋等あり空港の中だけでも中東の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。手荷物検査を済ませ５時間程の乗り継ぎの後、イタリア・ジェノバ便に搭乗。２時間５０分のフライトで到着し、バスにてジェノバ港へ。港にて手続きを済ませて乗船すると、イタリアの陽気なスタッフが船で私達を出迎えてくれました。
乗船後は簡単に昼食を済ませて、日本人スタッフによる説明会、緊急時避難訓練が終わる頃、午後６時にジェノバ港を出港しました。いよいよ待ちわびた浪漫の旅、 西地中海クルーズの始まりです。

4月6日（月）

チビタベッキア港寄港

船旅の初めの夜は穏やかな航海でした。
本日は朝９時、ローマに近いチビタベッキア港に寄港です。爽やかな朝を迎えて、船会社主催のオプショナルツアーに私も同行させて頂きました。ローマまでバスで１時間１５分ほど走り市内でガイドさんと合流。その後コロッセオや、トレビの泉、パンテオン、ナボーナ広場等をめぐるウォーキングツアーにて散策しながら古代遺跡や世界文化遺産に触れました。遅めのランチを済ませてからはツアーの最後にバチカンのサン・ピエトロ寺院の外観を見学し、再びチビタベッキア港へ。本日はキリスト教の復活祭、イースターの休日ということもありどこも賑わっていましたし、レストランではお土産に卵型のチョコレートもいただきました。

4月7日（火）

シチリア島、パレルモ港寄港

本日は寄港までの時間、午前中に改めての船内ツアーということで皆様ご一緒に船の中を隅々までご覧いただきました。明後日の終日航海のために参考になりましたでしょうか。
なかなか足を運ぶことの少ないデッキ１６のエンターテイメントエリアや、無料でお使いいただけるジムを含むスパエリア等もご覧いただきました。
午後はパレルモとモンレアーレを訪ねるツアーに出発。イスラム文化が混ざった建築様式の大聖堂などは地中海の海に浮かぶシチリア島が周辺の各国に支配されてきた歴史を物語っていましたね。

夜は一回目のフォーマルナイト。ドレスや着物をお召しになってのご夕食やショーの鑑賞で、普段と一味違う夜をお過ごし頂けたのではないでしょうか。

4月8日（水）

マルタ島、バレッタ港寄港

今回ご出発前にチュニジアの代わりに急遽立ち寄ることになったマルタ島。
ＭＳＣスプレンディダ号はバレッタ港に寄港します。要塞都市バレッタに入港するときの景色は圧巻でした。

本日は午後までの半日ツアーにご参加頂き、昔のマルタ島の首都イムディーナとバレッタの中心を巡りました。聖ヨハネ大聖堂では煌びやかな内部とカラバッジョの傑作をご覧いただき、バラッカ公園からは私たちの船を含めた素晴らしい港の景色を眺めることが出来ました。帰船し、午後はご自由にお過ごしいただけましたので再び外に出られる方もいらっしゃいましたね。港にはもう一隻の大型客船ＣＯＳＴＡが寄港していました。

4月9日（木）

終日航海日

本日は今回のクルーズで唯一の終日航海日。
お部屋でゆっくりして頂くのはもちろん、船内のアクティビティやショーを存分にお楽しみいただけるチャンスです。お好きな時にお食事を召し上がって頂き、自由な時間を過ごす。これこそクルーズの魅力の一つではないでしょうか。また普段シアターでご覧いただくメインショーは夜のみですが、この日は午後２時にシドニーからのかわいい少年少女たちのバレエ団によるショーもありましたね。外を眺めれば青い海を行くのはＭＳＣスプレンディダ号の大きな影のみです。そしてゆったりとした一日もあっという間に過ぎていきました。

4月10日（金）

スペイン、バルセロナ港寄港日

スペインのバルセロナに寄港しました。
バルセロナはマドリッドについで第２の都市で、今回の周遊４か国のうちの一つです。本日のツアーは市内観光＆ショッピングツアーということで、市の中心カタルーニャ広場で自由時間のあるものでした。まず１９９２年のバルセロナオリンピックの会場になった施設が集まるモンジュイックの丘からの眺め、市内の車窓観光、そしてガウディの建築サグラダファミリアをご覧いただきました。道を挟んだ土産物屋のウィンドウには完成予想図もありましたが、未完成のこの大聖堂は見るたびにガウディの 理想とした建物になっていきます。最後のフリータイムではオールドタウンにある大聖堂とランブラス通りにある市場をご一緒にご散策致しましたね。お天気にも恵まれぶらぶら歩くのが気持ちの良い昼下がりでした。船に戻り、午後はゆっくりお過ごしいただきました。
今夜は最後のフォーマルナイトです。

4月11日（土）

フランス、マルセイユ港寄港日

最後の寄港地マルセイユです。
フランスの南部プロバンス地方のマルセイユは地中海の重要な港町でとても古い歴史を持ちます。オプショナルツアーではまず、丘にそびえるノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂を訪れました。ロマネスク・ビザンチン様式の立派な建物は町のシンボルにふさわしく、港町を想わせる船の模型や絵画であふれていました。次に美術館と自然史博物館を含む優雅な作りのロンシャン宮殿にてお写真タイムです。その後旧港付近にて少しフリータイムをお過ごしいただき、船の待つ港へ。いくつかあるツアーのうちのひとつ、エクス・アン・プロバンスに訪れるツアーに参加された方もいらっしゃいましたね。マルセイユの港には船の寄港に合わせて小さな土産物の露店も出ました。市場には野菜と共に花も並ぶことの多いマルセイユらしく、ドライフラワーのいい香りが漂っていました。

4月12日（日）

ジェノバ港到着

本日は楽しかった思い出を胸にＭＳＣスプレンディダ号を下船します。
ちょうど１週間のクルーズの旅でしたが、毎日違った美しい景色を見せてくれるので長いようであっという間でしたね。下船時ご集合頂いたシアターでは最後まで待ち時間も飽きないようにと、エンターテインメントスタッフが一般客に扮してパフォーマンスを行ってくれました。
下船し、バスにてジェノバの空港へ。チェックイン、手荷物検査、最後の空港でのお買い物を済ませて出国審査、搭乗口へ。小さな空港なのでさほど歩くことなく飛行機に搭乗することが出来ました。２時間５０分のフライトののち、イスタンブールのアタチュルク空港に到着。成田行きの便の搭乗まで6時間程お待ちいただき、深夜１時１５分に成田に向けて出発です。

4月13日（月）

成田に夜７時２０分、無事到着です。長い空の旅、おつかれさまでした。

この度はよみうりオーシャンクルーズにご参加いただき誠にありがとうございました。 西地中海クルーズの旅はいかがでしたでしょうか。私も皆様との思い出を作らせていただくことが出来ました。十分なお手伝いは出来ませんでしたが、皆様とお会いできたことを大変うれしく思います。
これから暑い日が続きますが体調など崩されぬようお元気にお過ごし下さい。またお会いできる日を楽しみにしております。