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「花の都」とも「芸術の都」とも称されるパリは、世界有数の観光都市。「世界の観光都市ランキング」では2021年から4年連続の第1位!  エッフェル塔や凱旋門、ルーヴル美術館から街角のカフェまで、パリの魅力をお届けします。

1. パリってどんなところ? 基本情報をおさらい

パリの街並み 提供:ピクスタ

フランス北部にある首都・パリは南北9km、東西12kmほどの広さ。市の中心をセーヌ川が横断し、北側の右岸は政治・経済の中心、南側の左岸は学問・文化の中心として栄えてきました。川沿いの建築物や街並みは「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されています。

1-1 パリ20区は観光しやすいコンパクトな街

パリ盆地に位置するパリ市内では、東から西へとセーヌ川が流れています。セーヌ川の中州・シテ島を中心に、20の行政区から成り、面積はおよそ105km²。環状高速道路の内側にあたる市街地の広さが約87km²なので、よく東京の山手線内(約63km²)が引き合いに出されます。ちなみに東京23区の総面積は約627km²。パリの街のコンパクトさが際立ちますね。

1-2 何度目の旅でも、楽しみ方は無限大!

ノートルダム大聖堂 ⒸYTS

ノートルダム大聖堂やルーヴル宮殿(ルーヴル美術館)、エッフェル塔など、世界遺産に登録されている歴史的建造物をはじめ、パリの街には見どころがたくさんあります。初めての旅なら、セーヌ川沿いを散歩したり、街角のカフェでパリジャン気分を味わったり。リピーターなら、アートやファッション、美食など、テーマを決めて旅をするのも楽しそうです。

1-3 直行便でひとっ飛び! 市内へのアクセスも良好

パリへの直行便は羽田空港、成田国際空港、関西国際空港の3空港から運航しています。東京~パリ間の距離は約9700km。所要時間は約14~15時間。発着はパリのシャルル・ド・ゴール国際空港となります。シャルル・ド・ゴール国際空港からパリ市内への移動は、所要30分程度の鉄道がおすすめ。早朝・深夜なら、バスまたはタクシーで所要1時間程度です。

2. パリの街はエスカルゴ! エリアごとの魅力をチェック

セーヌ川の中州であるシテ島を中心に、1区から20区までぐるぐると螺旋状に広がる街は、エスカルゴ(カタツムリ)にたとえられます。年代を経て広がっただけに、それぞれの地域に特徴や個性が。ここではパリ観光の際に訪れたい8つのエリアに分けて紹介しましょう。

2-1 パリジャン気分で歩きたい「シャンゼリゼ大通り周辺」

シャンゼリゼ大通り ⒸYTS

凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール広場からコンコルド広場へと続くシャンゼリゼ大通りは、パリの街のメインストリート。約2kmにわたってマロニエの並木道が続き、「世界で最も美しい通り」と称されています。高級ブランド店やレストラン、カフェが建ち並び、毎月第1日曜には歩行者天国に。クリスマスシーズンの華やかなイルミネーションも素敵ですよ。

2-2 ランドマークから街を一望「エッフェル塔周辺」

エッフェル塔とパリの街並み 提供:ピクスタ

パリのシンボル・エッフェル塔は高さ約330m。1889年に開催されたパリ万博のモニュメントとして建てられました。3つの展望台がありますが、地上276mの第3展望台でパリ市内を360度見渡し、シャンパンバーでシャンパンを一杯、というのがおすすめ。塔の足下に広がるシャン・ドゥ・マルス公園は市民の憩いの場で、エッフェル塔の撮影スポットです。

2-3 最も華やかなパリの中心地「オペラ座~ルーヴル美術館」

オペラ座 ⒸYTS

パリのほぼ中心に位置し、多くの観光客でにぎわうエリア。19世紀に建てられた豪華絢爛なオペラ座が目を引きます。館内を見学するだけでも雰囲気は味わえますが、せっかくならオペラやバレエを鑑賞してみたいですね。老舗デパートやアーケード街ではショッピングを。オペラ大通りを南に進むと、セーヌ川沿いに美の殿堂・ルーヴル美術館が待っています。

2-4 セーヌ川に浮かぶ歴史ある島へ「シテ島、サン・ルイ島」

「パリ発祥の地」とも言われるシテ島には、ゴシック建築が美しいノートルダム大聖堂をはじめ、歴史的建造物が点在。島の西端にはパリ最古の橋・ポンヌフが架かっています。シテ島の隣に浮かぶサン・ルイ島では、小さなショップが軒を連ねる通りを歩きましょう。河畔にはセーヌ川クルージングの発着場が多数あり、水上からパリの街を眺めるのも一案です。

シテ島コンシェルジュりー ⒸYTS

2-5 パリ最古の教会が建つ文化の街「サン・ジェルマン・デ・プレ」

セーヌ川左岸、サン・ジェルマン大通りの南北に広がる落ち着いた雰囲気のエリア。中心に建つサン・ジェルマン・デ・プレ教会はパリ最古の教会で、11世紀建築の壁も残っています。教会を見学したら、かつて作家や画家が集った老舗カフェ「カフェ・ド・フロール」や「レ・ドゥ・マゴ」でひと休み。おしゃれなインテリアショップや雑貨店巡りも楽しめます。

2-6 パリ派の画家や文化人が集った「モンパルナス」

1920年代を中心に、「エコール・ド・パリ」の画家や多くの文化人が創作活動を行いました。モンパルナス大通りにある「ラ・ロトンド」や「ル・ドーム」はシャガールやモディリアーニ、藤田嗣治らが集った老舗カフェで、「ル・セレクト」はヘミングウェイの小説に登場。街には59階建てのモンパルナス・タワーがそびえ、高速鉄道TGVの発着駅もあります。

2-7 中世のパリにタイムトリップ「マレ~バスティーユ広場」

サン・ルイ島の北側、セーヌ川右岸に広がるマレ地区は、おしゃれなショップがひしめくトレンド発信地。フランス語で沼地を意味する名の通り、かつては沼地で、中世に貴族の館が建ち並ぶようになりました。パリ最古の広場・ヴォージュ広場周辺では豪華な城館巡りができますよ。バスティーユ広場近くでは、毎週日曜と木曜にマルシェが開催されています。

2-8 芸術家に愛された丘の上を散策「モンマルトル」

モンマルトル広場 提供:ピクスタ

市内北部に位置するモンマルトルの丘は、パリで最も高い海抜130m。19~20世紀にかけて、多くの芸術家が郊外の風景を求め集まった場所です。ルノワールやユトリロがアトリエを構えた邸宅はモンマルトル博物館となっており、ゴッホやピカソゆかりのスポットも点在。テルトル広場には絵描きが集まっているので、記念に似顔絵を描いてもらっては?

3. 足をのばしたいパリ近郊の観光名所

パリまで来たら、郊外の観光地も訪ねたいもの。1979年に国内初の世界遺産に登録された「モン・サン・ミシェルとその湾」「ヴェルサイユの宮殿と庭園」はその筆頭でしょう。公共交通機関で向かえますが、乗換などに不安があるなら観光ツアーの利用がおすすめです。

3-1 海に浮かぶ神秘の修道院「モン・サン・ミシェル」

モン・サン・ミシェル 提供:フランス政府観光局

フランス西海岸のサン・マロ湾に浮かぶように建つ「モン・サン・ミシェル」は、フランス随一の巡礼地。起源は708年建立の礼拝堂に遡り、「ラ・メルヴェイユ」の回廊をはじめ、各時代の歴史的建造物が見られます。修道院へと続く参道「グランド・リュ」も風情たっぷり。名物グルメのオムレツも味わってみたいですね。パリとの距離は約360km。市内から高速鉄道TGVで約2時間のレンヌへ向かい、レンヌ駅から直通バスで約1時間10分です。

3-2 マリー・アントワネットの世界へ「ヴェルサイユ宮殿」

ヴェルサイユ宮殿 提供:ピクスタ

太陽王・ルイ14世が築いた壮麗な宮殿で、離宮や庭園を含む敷地面積はおよそ800ha。ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式が行われた王室礼拝堂、鏡の回廊や王妃の寝室を見学し、華やかな宮廷文化にどっぷり浸りましょう。パリの南西約20kmにあり、市内から高速郊外鉄道RERで約40分、最寄り駅からヴェルサイユ宮殿まで徒歩10分程度です。

3-3 モネの家と庭園が残る「ジヴェルニー」

ノルマンディー地方にある美しい村・ジヴェルニーは、印象派の巨匠クロード・モネが晩年を過ごしたことで知られています。モネの家と庭園の一般公開は4~10月。代表作「睡蓮」が描かれたモネの庭はアートファンなら必見ですね。パリの北西約80kmに位置し、市内からはTERで約1時間のヴェルノン駅へ。ヴェルノン駅からはシャトルバスで約20分です。

4. 旅程を組む前に知っておきたい情報あれこれ

日本との時差はマイナス8時間(サマータイムはマイナス7時間)。夏は日の入りが遅くて活動時間がのびますが、フランスではバカンスを取る習慣があるため、8月は営業していない店舗が増えるといった側面も。パリへ旅行するなら、季節はいつがいいのでしょう?

4-1 気候とベストシーズン

パリには日本同様に四季があります。北緯48度と北海道の宗谷岬よりも緯度が高く、冬が長いのが特徴ですが、暖流や偏西風の影響で比較的温暖な気候です。暖かくなるのは4月下旬からで、梅雨はありません。湿度が低めとはいえ、7・8月には最高気温が30度を超える日もあるなど、夏場の気温は上昇傾向。観光のベストシーズンは春と秋と言えるでしょう。

4-2 祝祭日と休業日

毎年変動するイースター(4月20日頃)やキリスト昇天祭(5月29日頃)をはじめ、7月14日の革命記念日、11月11日の休戦記念日、12月25日のクリスマスなど、祝祭日は休業する観光施設や店舗が多いので注意が必要です。日曜は基本的に休業する店舗が多いものの、デパートや観光客の多い地域では営業する店舗も。美術館の休館日も要チェックです。

4-3 年間イベントスケジュール

街中で行われるイベントは、4月中旬のパリマラソンや7月中旬~8月中旬のパリ・プラージュなど。プラージュはフランス語でビーチを意味し、セーヌ川沿いに出現した砂浜でバカンス気分が味わえます。パリの秋を彩る「モンマルトルのぶどう収穫祭」は10月第2週の開催。11月下旬~12月下旬には市内各所でクリスマスイルミネーションが楽しめます。

5. ツアーで賢くパリ旅行を!

コンパクトなエリアに人気の観光名所が集まっているパリは観光客が多く、待ち時間が長くなったり、入場制限がかかったりすることも。パリコレの開催時期は早めのホテル予約がベター、といった特殊な事情もあるので、旅行会社の観光ツアーを利用するのもおすすめです。

読売旅行では、ルーヴル美術館でのたっぷり鑑賞に加えて、モン・サン・ミシェルやジヴェルニーを訪れるコースなど、さまざまなツアーを用意しています。ぜひご検討ください。

とりっぷナビ編集部

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