9月14日(水)
終日航海(地中海)
朝すっきりと目覚め、新たな素晴らしい1日が始まりました。毎日がスペシャル!本日は心優しくホスピタリティーにあふれる航海士さんとキャプテンに思いがけずご対面し、船の好奇心を満たしてもらいました。特別な旅の1ページを飾る思い出ができましたね。ホスピタリティー精神にあふれるキャプテンは、多くの人を幸せにしていることに充実感を覚えておられるようでした。夜は、星空の下でダンスパーティー!躍動と静寂・・・日本から遥か遠くの地中海で、就寝前に優しく穏やかな時間が流れました。明日、目が覚めると前日とは全く違う別世界が広がっていることでしょう。
9月15日(木)
パレルモ(イタリア)
地中海で最大の島、シチリア島の州都パレルモに寄港しました。コンカ・ドーロと呼ばれる肥えた土地に位置し、地中海の交易の要衝で、さまざまな遺跡や風習を持つ独特の文化が形成され、かのゲーテが世界で一番美しいイスラムの都市と称賛したとか。オプショナルツアーでは、鮮やかな花々や柑橘系の木々が茂る大地をかけぬけ、眼下に絶景が広がる山を越えてリゾート地のモンデーロに向かいました。地中海の太陽をさんさんと浴び、気持ちよさそうにビーチでバケーションを過ごす人々。皆様も本場のジェラートに舌鼓を打ち、いつまで眺めていてもあきることがない海を眺め夢心地の気分に浸りましたね。
9月16日(金)
終日航海(地中海)
豊かな美味しさに満ちている船内でのお食事は毎日恒例の楽しみ。シェフ独自のセンスを生かしたお料理は、まるで芸術のよう・・・テーブルに並べられる御馳走は、日本では味わったことのない新鮮な出会いがあり、柔らかい笑みを浮かべながらお食事をしましたね。夕食前のよみうりオーシャンクルーズ主催カクテルパーティーではグラスを片手に優雅な時間を過ごしました。本日は、最後のフォーマルディー!夕食のレストランでは、ヘッドウェイター・ウェイター・アシスタントウェイターの行進「ベイクド・アラスカ」を見るとクルーズも終盤であることを実感します。白いナプキンを頭上で振り、拍手をしながら笑顔がいっぱいでとても盛り上がりました。
9月17日(土)
ピレウス(ギリシア)
サロニコス湾に面したギリシア最大の港湾都市ピレウスに寄港しました。
オプショナルツアーでは、近代オリンピックの行われたパナティナイコスタジアム、凛々しいギリシア人衛兵が印象的な国会議事堂、アテネの黄金期を象徴するパルテノン神殿、美しい女神の像が印象的なエレクティオン、勝利の女神ニケを祀ったニケ神殿などをご覧になられました。まるで映画のワンシーンを見るように映る岩盤に聳え立つアクロポリスの広大なスケールは、何といっても圧巻!先人たちが独特の技術と魂を込めて一つ一つ築き上げたもの・・・壮大な記憶が刻まれている遺跡から、まるで歴史のロマンが見え隠れしているようでした。
9月18日(日)
終日航海(エーゲ海)
コバルトブルーに輝くエーゲ海の海。澄み渡った美しい青い空。海からの風もひときわ清々しく、陽に照らされてキラキラ反射する水面や空を流れる景色をのんびりと眺めました。旅の思い出を一つ一つスーツケースにつめ、荷造りをしました。人とのつながりが旅を特別で思い出深いものにするもの。1つ1つの縁・・・地球上にこんなにたくさんの人がいる中で、出会えて本当によかったですね!今回のクルーズでの思い出は皆様の心で珠玉のように輝き続けることでしょう。
9月19日(月)→9月20日(火)
イスタンブール(トルコ)⇒東京(日本)
早朝イスタンブールに着岸!セレブリティ・コンステレーションと最後のお別れに名残惜しく後ろ髪がひかれる思いでした。異国情緒あふれるイスタンブールの市内観光後、パリを経由して日本へたくさんの思い出と一緒に飛び立ちました。クルーズのご旅行の余韻に浸りながらの空の旅おつかれさまでした。皆様、お帰りなさい!黄金の国「ジパング」へ・・・。次の航海はいつでしょうか。また、新たな夢の世界が皆様をお待ちしています。
それでは皆様お元気で・・・さようなら。
添乗員日記担当