11月8日(日)
成田⇒ローマ
アリタリア航空785便にてイタリアの首都ローマへ。ほぼ定刻通りの到着でした。ホテルはボルゲーゼ公園近くのビバリーヒルズホテルでした。長い一日でしたね。
11月9日(月)
ローマ市内観光⇒チヴィタベッキア
永遠の都、ローマ市内観光。ガイドさんの藤(とう)さんと共に、コイン投げで有名なトレヴィの泉へ。あいにく、噴水のお掃除をしていましたが、1枚コインを投げると、ローマへ戻ってくる事が出来ると言われていますので、以前に投げられた方は、再び戻ってきましたね。また3枚投げると離婚できると言われていますが、3枚投げようとされた方がいらっしゃいましたが、秘密にしておきますね。ローマで一番美味しいと言われるアイスクリームも召し上がっていただきました。その後は、車窓よりフォロロマーノを見学して頂き、世界遺産のコロッセオへ。巨大という意味の円形闘技場です。今回は内部にお入り頂き見学をして頂きました。階段で2階へ昇られた方もいらっしゃいましたね。そして、車窓よりサンタンジェロ城(聖天使城)やローマ法王がいらっしゃるヴァチカンのサンピエトロ寺院をご覧頂き、ローマを後に、いよいよチヴィタベッキア港よりソルスティス号へ乗船。乗船手続きもスムーズに終わり、ウェルカムシャンパンを飲み、船内へ。各自でご昼食をお召し上がり頂きました。そしてソルスティス号は定刻の18時にチヴィタベッキアを出港しました。夜はダンスに音楽にとお楽しみ頂きました。
11月10日(月)
終日航海日
本日はチャチャのレッスンがありました。早いステップを優雅に、軽やかに踏まれている皆様に関心致しました。楽しそうに踊られていましたね。その後、午後はまたダンスの時間がありました。またまた軽やかにステップを踏まれていらっしゃいました。その後、シップツアーへお付き合い頂きました。最初のフォーマルナイトでしたが、男性はタキシード、女性は素敵なロングドレスでより一層華やかでした。その後は、キャプテンパナジオティス・スカイロジアニスによるウェルカムパーティがありました。若い素敵なギリシャ人のキャプテンでした。その後、遅くまでダンスをお楽しみ頂きました。
11月11日(火)
サントリーニ島
ギリシャで最もギリシャらしいと言われるサントリーニ島へ入港。船内からも、崖の上に張り付くように、白い家並みがぎっしり見えました。午前中はルンバをお楽しみいただきました。そして厨房見学ツアーにも参加された方もいらっしゃいました。ふだん、なかなか見学できませんが、総料理長のエドワートさんからの丁寧な説明がありました。午後からは船内主催のツアーでまずは青い教会のドームが印象的なイヤの町へ。真っ青なエーゲ海と白い建物に青いドームの教会をバックにたくさんのお写真をお撮り頂きました。ピスタチオやオリーブの石鹸など、ギリシャらしいお土産も購入されました。その後はヴィンサントワイナリーを訪問。ヤギのチーズやオリーブをおつまみに、自慢のデザートワインを始め、赤、白ワインを試飲していただきました。帰りは大雨と雷に見舞われて、なかなか体験できない事を体験していただきました。
11月12日(水)
ミコノス島/デロス島
嵐と言う予報の天候でしたが、晴天に恵まれました。アポロンとアルテミスが生まれたデロス島へ。豹に乗ったディオニソス(バッカス・お酒、演劇の神)のモザイクが残されているディオニソスの家や、デロスのクレオパトラの家、昔の貯水槽、大きな劇場、フィリッポ5世のストアーやアポロンの神殿、ライオンのテラス、アポロンとアルテミスが生まれた池、そして博物館ではオリジナルの作品もご覧頂きました。ミコノス島では、偶然、名物のペリカンが皆様を歓迎するように、両羽を広げ、ポーズを取っていました。リトルベニスからのカミ・トリの風車のお写真をお撮り頂き、ショッピングも楽しまれました。サントリーニ島とはまた違った景色をお楽しみ頂きました。ご夕食はスペシャルレストラントスカーナグリルにてお召がりいただきました。お料理にあった、トスカーナ州の美味しいワインでより一層食事をおいしく頂きました。
11月13日(木)
イスタンブール
ギリシャをいったん後にし、トルコの首都イスタンブールへ。マルマラ海へと入り、エキゾチックな町へと入港。イスタンブール市内観光でガイドのダニアさんと共に、まずは、王の居城であったトプカプ宮殿へ。ハーレムを中心に王の部屋や、女性たちの部屋、王の母の部屋などをご覧頂きました。タイルの装飾が素晴らしかったです。そして、宝物館では、王の玉座を始め、エメラルドやルビー、そしてダイヤモンドの宝石類もご覧頂きました。その後、青いタイル、ガラスで有名なブルーモスクへ。敬虔なイスラム教徒がお祈りをしていました。外観も素敵なモスクです。ヨーロッパ側を観光しましたが、反対側にはアジア側も見えました。ボスポラス海峡や金角湾(ゴールデンホーン)もご覧頂きました。ガラタ橋の上では魚(アジなど)をつっている人々の姿も見えました。夜は、ショーを見ながら、トルコ風のご夕食をお召し上がり頂きました。おいしい地元のエフェスビールを飲みながら、野菜にご飯をつめたドルマや、トルコの前菜やビーフ、そして、シロップ漬けにしたお菓子、バクラバを召し上がって頂きました。ショーはベリーダンスを中心に各地方の伝統的な踊り、コサックダンスなどもご覧頂きました。ベリーダンサーの踊りに皆様の目も釘付けでした。最後は各国の歌を歌手が歌いました。なかなか普段聞いたことのない曲も聞く事ができました。トルコの夜は夜中までお楽しみ頂きました。
11月14日(金)
イスタンブール
本日は午前中、自由行動でご希望のお客様とグランドバザールへ。交渉上手な強い味方を得て、上手に楽しいお買い物ができました。トルコ人は商売上手で有名ですが、それを上回る交渉能力に関心致しました。14時にソルスティス号はイスタンブールを後に、マルマラ海、そしてトロイの遺跡で有名なチャナッカレの近くを通り、ダルダネス海峡へと進んでいきました。小さな島々が船内から良く見えました。
11月15日(土)
クサダシ
遺跡で有名なエフェソスの玄関口・クサダシへ入港しました。本日はエフェソスの遺跡をご見学して頂きました。古代のアゴラや、オデオン、勝利の女神、ニケのレリーフ、ヘラクレスの門、昔のトイレ、ハドリアヌスの門、メドゥーサの彫刻、ケルススの図書館、そして、マーブル通りでは、道に記されていたサインもご覧頂きました。その後、大劇場を見学して、セレブリティクルーズにご参加のお客様の為の特別ショーもご覧頂きました。午後はゆっくりと船内で過ごされたり、クサダシの町を散策されたりとそれぞれお楽しみ頂きました。
11月16日(日)
終日航海日
トルコを後に、再びギリシャへ・・ティロス島、ミコノス島の近くを通りながらピレウスへと航路をとり静かに進んで行きました。朝から、船内でバザールが開かれ、お土産もたくさんご購入頂きました。本日はワルツのレッスンがありました。皆様、優雅に踊られておりました。私もダンスデビューさせて頂きましたが、とても楽しかったです。午後のダンスはラインダンスでした。ステップが早かったですが、楽しく踊りました。夕方は、セレブリティのロゴセールでした。お気に入りの品物を安く購入することができました。夕食は、スペシャルレストラン・フレンチのムラノにてお召し上がり頂きました。とても美味しく、皆様の幸せそうなお顔が印象的でした。
11月17日(月)
ピレウス(ギリシャ)
アテネの玄関口、ピレウスへ入港しました。アシスタントの川上さんと共に、国会議事堂へ。そこで、ガイドのカタリーナさんとお会いし、まずはギリシャの衛兵のお写真をお撮り頂きました。足の運びに特徴がありました。車窓より、アテネ市内の中心部、シンタグマ広場、スダジウ通りなどご覧頂き、大理石がたくさん使われているオリンピックスタジアム、そして、アテネの象徴、アクロポリスの丘へ登り、アテネ市内を眼下にご覧頂きました。その後、ゼウス神殿、そして新アクロポリス博物館もご見学頂きました。ご昼食はギリシャ料理、ムサカ・スブラキをお召し上がり頂きました。帰船された後は、出港記念という事で、サンセットバーでウゾとオリーブ・フェタチーズをご賞味頂きながら、サロニコス湾に沈む夕日をご覧頂きました。とてもロマンティックでした。
11月18日(火)
終日航海日
本日は最後の終日航海日で、タンゴのレッスンがありました。参加者も多かったですね。時間もいつものレッスンより長かったです。夜に備えて練習ができました。午後は、オフィサーも交えて、ボッジトーナメントに参加しお客様が3位になりました。初めてとは、思えない良いくらい素晴らしい成績でした。単純な競技ですが、楽しかったですね。そして、フォーマルディナーの前にはプライベートパーティも開催させて頂きました。一段と素敵な装いでした。その後、全員でフォーマル写真を撮り、夕食へ。いつにも増して美味しい食事でした。シェフやお世話になったスタッフの紹介があり、パレードもありました。そして、デザートはセレブリティ名物、ベイクド・アラスカでした。
11月19日(水)
ナポリ
最後の寄港地ナポリへ入港しました。ナポリの象徴ベスヴィオス火山が船内からも見えました。朝日が昇るのもとてもきれいでした。ガイドのジーノさんと共にポンペイの遺跡見学へ。マリーナ門から入り、昔のフォロや銀座通り、居酒屋、パン屋、劇場などご覧頂きました。その後、今、話題のアマルフィーへ。ソレント半島を通り、断崖絶壁の素晴らしい、景色を見ながら、アマルフィー海岸の真珠と呼ばれるポジターノの展望台よりお写真をお撮り頂きました。南国らしく、たくさんのレモンの木、ブーゲンビリアも綺麗でした。そして、往年の女優、ソフィア・ローレンの別荘もご覧頂き、その後アマルフィーの町にて散策、ご昼食をお召し上がり頂きました。その後、山の上までドライブし、更に高い所からの景色もお楽しみ頂きました。帰船されてからは、ブリッジツアーで、操舵室の様子もご覧頂きました。たくさんのお写真もお撮り頂けました。最後の夕食は、いつまでも話が尽きませんでした。
11月20日(木)~11月21日(金)
チヴィタベッキアローマ⇒成田
14日間の楽しかった思い出と共に、出港したチヴィタベッキアに戻ってきました。サントリーニ島では、大雨に遭い、先の天気が心配されましたが、それ以外は天候に恵まれ、仲間に恵まれ楽しい船旅となりました。この度はご参加いただきまして誠にありがとうございました。みなさんとご一緒させて頂けて、本当に光栄でした。また何時の日か、お会いできます事を楽しみにしております。その時まで、どうぞお元気でお過ごし下さい。
添乗員日記担当