11月21日(水)
東京⇒ダラス⇒マイアミ⇒キト
成田空港第2ターミナルで、初めてお会いしました。朝早くご自宅を出られたようでした。
いよいよ日本を出発です。アメリカン航空176便にて、ダラスへ。ダラス空港内をスカイトレインで移動し、マイアミ行きの搭乗口に向かいました。入国審査では時間がかかり、ドキドキしましたね。マイアミで乗り換えをし、キトへ向かいました。やはり標高2800mの高地だけあって空港に到着して、息遣いが変わりました。出口でガイドのイザベルさんと合流し、ヒルトン・コロン・ホテルへと向かいました。ホテルのベッドで休まれたとき、長い一日の疲れを感じられたのではないでしょうか。
11月22日(木)
キト市内観光・赤道記念碑見学
朝9時にホテルを出発。旧市街へ移動し、独立記念広場周辺の大聖堂や大統領官邸を見学しました。
ラ・コンパーニア教会内の金の装飾を覚えていらっしゃいますか。70トンの金の装飾は見事でした。トリックアートの階段や、火事の後修復されてひときわ金が輝いている場所などを見て頂きました。サン・フランシスコ修道院内では、ミサが行われていました。旧市街から南へ移動し、パネシージョの丘のレストランで食事をしました。キト市内のどこからでも見ることが出来た、マリア様の巨像がすぐ目の前にありました。
午後は郊外の赤道記念碑の見学です。記念碑見学の前に、「赤道体験」をお楽しみいただきました。様々な実験を通し、赤道を境に南半球と北半球に目に見えない力が働いていることを実感していただきました。南半球と北半球を跨ぎ、記念写真を撮られていました。エクアドルの魅力を満喫した一日でした。
11月23日(金)
キト⇒ガラパゴス諸島⇒バルトラ島⇒イタバカ海峡⇒サンタ・クルス島(プエルト・アヨラ)
いよいよガラパゴス諸島へ出発です。国内線で、バルトラ空港へ。ガラパゴス諸島へ入島です!!!
空港で荷物を預けて、バスで港へ向かいました。空港ではフィンランド人の団体の方に話しかけられましたね。
青のライフジャケットを着てゾディアックボートに乗船。イタバカ海峡を渡りました。混載バスに乗車し、プエルト・アヨラへ移動しました。サンドイッチの昼食はいかがでしたか。
ダーウィン研究所を見学です。ゾウガメの飼育所がありました。赤ちゃんのゾウガメ、フィンチ、ツグミ、きれいな色のリクイグアナが見られました。
ガラパゴス・エクスプローラーⅡでのクルーズがスタートです。乗船後は部屋に荷物を置き、メインラウンジで避難訓練、ウェルカム・カクテルパーティーに参加しました。船長やスタッフの紹介がありましたね。その後、レストランで夕食をとりました。
11月24日(土)
ラス・バーチャス・ビーチ(サンタ・クルス島)⇒プエルト・エガス(サンティアゴ島)
サンタ・クルス島のラス・バーチャス・ビーチ上陸。初めてのウェットランディング、海水の冷たさに驚きました。砂浜を一時間程歩いた後、それぞれ砂浜散策をお楽しみいただきました。ウミガメ、ウミイグアナ、アオアシカツオドリ、ペリカン、クロエリセイタカシギ、クロアジサシ、ホオシロオナガガモ、一番奥のラグーンではフラミンゴと遭遇しました。ウミガメの産卵活動が盛んな時期なので、砂浜にはウミガメの足跡がたくさん残っていましたね。白いサラサラの柔らかな砂浜(魚のフン)は気持ち良かったですね。昼食後、ブリッジ見学に参加しました。午後の上陸です。ウェットランディングで上陸後、すぐにドクリンゴの木がありました。アシカのお出迎えもありましたね。初めて間近にアシカが見られました。午前とは異なり、黒い火山灰の砂浜でした。高台に進むと塩工場跡がありました。ヨウガントカゲ、アルテルナンテーラという植物も見られました。海辺に出ると体温を保つため体を寄せ合うウミイグアナ、シラガゴイ、オットセイも見られました。夕食後はカラオケ大会があり、盛り上がっていました。
11月25日(日)
ヘノベサ島観光⇒ダーウィン・ベイ・ビーチ⇒エル・ブランコ
朝食後、シュノーケリングの道具を借りました。
ウェットランディングで、ダーウィン・ベイ・ビーチに上陸しました。アシカたちが海辺で休んでいました。雄のアシカもいましたね。海辺には絶壁があり、アオメバトが羽を休めていました。地面にはナスカカツオドリ、木の枝にはアカアシカツオドリの巣がありました。トレイルを進むと、アカメバトの親子がいました。岩場にはシラガゴイが隠れていましたね。バンパイアフィンチにも遭遇しました。一番奥には潮の干満で、自然の水槽が出来ていました。黒い小さなスズメダイの仲間にも出会いました。散策後は、シュノーケリングに挑戦しました。赤道直下のガラパゴスでの貴重な経験でしたね。人生で一度きり、思い出すだけでドキドキと胸が高鳴ります。午後は同じヘノベサ島のエル・ブランコ散策です。波打ち際の自然の岩場を利用した急な階段を登り、待望のコミミズクに会うためにトレイルを進みました。お香の木のパロサントや、実を潰して糊として使われた木がトレイル沿いにありました。同じ島でも高台で緑が豊かなので、アカアシカツオドリとナスカカツオドリの巣がたくさんあり、フカフカの毛をした可愛いらしい幼鳥がたくさん見られましたね。ナスカカツオドリは卵を温めていましたね。ヨウガントカゲや、トロピカルバードにも次々と出会い、ハイキングの辛さは少しも感じませんでしたが、少し休憩です。この島の見どころ、コミミズクが見られる所で休みました。といってもコミミズクを探すのに全神経を集中されていましたね。グンカンドリやカツオドリ達が翼を広げて飛んでいました。コミミズクを発見した時は、とてもうれしかったですね!!!ハイキングはいよいよ終盤です。再び海辺に戻り、ナスカカツオドリの親子のお見送りで、本船へ戻りました。
夕食時、赤道を通過するのでカウントダウンをしましたね。今回は船で2回赤道を通過しました。食後は、ダンシングナイトでサルサを踊りました。
11月26日(月)
ノース・セイモア島⇒ハイランド(サンタ・クルス島)
上陸地も残りわずかとなりました。今日のメインは雄のグンカンドリが赤い袋を膨らませているところを見ることです。岩や砂場を進みます。アオアシカツオドリ、パロサント、パーキンソニア、リクイグアナ、ウチワサボテン、トゥリーフィンチ、ヨウガントカゲの横を進みます。ようやく遠くに見えていたグンカンドリに接近です。やっと出会えました。砂浜でアシカの赤ちゃんや、オオアオサギと休憩をしました。
昼食後は、タオルでいろいろな動物を作る教室に参加しました。ペンギン、カニ、アシカなどを作りました。
午後の上陸はサンタ・クルス島の高地にあるハイランドです。ゾディアックボートを降り、バスでハイランドへ出発です。バスは、全身マッサージを受けているかのようにガタガタと揺れました。野生のゾウガメが見られる農園へ移動しました。農園を一周し、レストランの売店で少し自由時間がありました。コーヒーを飲んだり、買い物をしましたね。その後溶岩で出来たトンネルを散策しました。
本船に戻り、最後のブリーフィングでは、さよならカクテルパーティーがあり、ガラパゴスの写真がスライドで上映されました。楽しいガラパゴス諸島クルーズも終盤です。最後の夕食では、同じグループのスザンナさんの誕生日で、ケーキをいただきました。
11月27日(火)→28日(水)
プエルト・バケルソ・モレノ(サン・クリストバル島)⇒ガラパゴス諸島⇒グアヤキル⇒マイアミ
ガラパゴス・エクスプローラⅡ下船です。メインラウンジに集合。最後の「ガビオータス(意味:カモメ)行きましょう」の合図でゾディアックボートに乗り港へ。飛行機の出発時間まで島内の見学をしました。先ず、インタープリテーション・センターへ。ガラパゴスの歴史や環境保全についての展示物を見て頂きました。その後はメインストリートに並ぶ売店でガラパゴス最後のお買い物をお楽しみいただきました。ガラパゴス諸島とお別れです。16時頃にグアヤキル空港に到着しました。ユニパーク・ホテルで日本食の夕食を召し上がって頂きました。ホテルの目の前の大聖堂やユニパークがライトアップされ、とてもきれいでした。グアヤキルをあとにし、マイアミへ。
11月28日(水)→29日(木)
マイアミ⇒ダラス⇒東京
ダラス到着。アメリカン航空61便にて帰国の途へ。
16時55分無事に日本に帰国しました。9日間のガラパゴス諸島クルーズの旅が終わりました。
添乗員日記担当