1月25日(日)
成田空港~コペンハーゲン~ベルゲン空港
成田空港にて午前中にご集合頂き、いよいよクルーズの旅にご出発です。
この度は全国各地からお集まりいただきました。本日はスカンジナビア航空にてデンマークのコペンハーゲンで乗り継ぎベルゲンまで。コペンハーゲンでは約4時間の乗り継ぎ時間がありましたので、ラウンジやカフェなどで思い思いにお過ごしになられました。ベルゲンには現地時間の午後10時30分に着きまして日付が変わる頃ホテルにチェクインし、明日からの船旅に備えお休みいただきました。
1月26日(月)
ベルゲン市内観光、フッティルーテン・トロルフィヨルド号出発
昨日は遅めのホテル到着でしたので午前は自由行動ということで、お部屋でゆっくりされたり、ホテル周辺を散策したりされました。
午後からは市内観光に出発するため荷物をバスに積み込み正午12時にホテルを出てまずは駅の近くのホテルのレストランにてお食事です。ここでガイドのまち子さんと合流し、市内観光へ。バスが走り出す頃にはちょうど青空も見えてきました。市内ではブリッゲン地区を見渡せるポイントで写真を撮ってから13世紀~16世紀にかけて建てられた奥行きのある家屋の並ぶ細い路地を歩きました。その後はケーブルカーでフロイエン山へ。頂上から町の全体を見渡し、集合写真をお撮りしました。その後、魚市場を見学してからいよいよフッティルーテンのターミナルへ。15時30分頃チェックインを済ませ、余裕を持ってトロルフィヨルド号にご乗船。17時のお部屋にお入りいただけるお時間までデッキ8の展望ホールにてお待ちいただきました。本日はバイキングのご夕食をお楽しみ頂き、22時30分にベルゲン出港です。
1月27日(火)
オーレスン寄港
船で最初の一晩をお過ごしいただき、本日は漁業で発展した町オーレスンに約3時間寄港しました。
ウォーキングツアーでは、オーレスン港に面して建つ昔の薬局だったアールヌーボーセンターにて1904年の大火の様子がよくわかるビデオをタイムマシンに入って視聴し、アールヌーボー様式の美しい建物の並ぶ町並みをゆっくり歩きながらご覧いただきました。100年以上前に壊滅的な火災があったとは思えないほどに現在のオーレスンは美しく、デコレーションされた建物が密集し、入り江に並ぶ小さな漁船が漁業で栄えた町だということを証明していました。トロルフィヨルド号が入った港も昔からの漁港で、木で出来た当時の船などもご覧いただくことが出来ました。
1月28日(水)
トロンハイム寄港
中世ノルウェーの首都、現在はノルウェー第3の都市であるトロンハイムに寄港しました。
まだ薄暗い中、ご希望のお客様とトロンハイムの町に散策に出かけましたね。足元が雪と氷に覆われていて少しずつ北に移動してきたのが分かります。人口の島である港からトロンハイムの駅の上を高架橋でわたって市内に入りました。ニデルヴァ川沿いのカラフルな倉庫や家、聖オラフ1世の像が建つ中心の広場、ニーダロス大聖堂の外観をご覧いただき、港に戻りました。明日はいよいよ午前中に北極圏に入ります。
1月29日(木)
北極圏到達日、ボードー寄港
本日の6:30~8:00の間に北極圏に入るということで、昨日には通過時間を予想して頂いておりました。
到達の時間は午前7時30分でしたが、なんと今回私たちのグループの中のおひとりが7時29分29秒を記入され、最も近い予想だということで、10:30からデッキ9で行われた北極圏到達記念セレモニーにて優勝者としてお祝いされました!おめでとうございます。さらにセレモニーでは海の神ネプチューンが乗船客の背中に氷水を入れて北極圏到達を祝うということで、皆様も洗礼を受けられ、たくさんの歓声があがり、良い記念になったのではないでしょうか。ボードーでの散策でも氷に覆われた町をご一緒に滑らないようにとそぞろ歩きました。夜はロフォーテン諸島の玄関口であるスヴォルバールに寄港予定でしたが、悪天候と、港に姉妹船が入港したままだということで寄港せず、南航路にて降り立ちましょうとお話しし、この日はお休みになりました。
1月30日(金)
トロムソ寄港
北極圏最大の町、トロムソに寄港しました。
トロムソ入港前には、港のあるトロムソ島と、対岸の本土に建つ北極教会の景色がだんだんと近づいてくるのが肉眼でもよくわかりました。バスツアーではトロムソ島を一周してからポラリアという水族館でオーロラの仕組みや北極圏の大自然を体感できるビデオをシアターでご覧いただき、アザラシにも会いましたね。また北極教会では珍しいその外観や美しい三角形のステンドグラスをご覧いただき約2時間のツアーはあっという間に終わりを迎え、港に戻りました。散策された方のなかには港から徒歩約5分の所にある世界最北のビール工場がある直営の酒場“ウルハーレン”に行かれた方もいらっしゃいました。港からすぐの所には20世紀初頭に北極・南極探検にて大きな成果を残したアムンゼンの像が建っていました。
1月31日(土)
ホニングスヴォーグ寄港
本日はヨーロッパ最北の地、ノールカップ岬への玄関口、ホニングスヴォーグに寄港です。
今回のバスツアーは全員参加で、港からは真っ白な大雪原を約50分走り、マーゲロイ島にあるノールカップ岬に到着です。最北の地球儀のモニュメント前にてお写真をお撮りいただく間の天気は吹雪で、最北の地の自然の厳しさを実感されたのではないでしょうか。その後ノールカップホールの売店やカフェ、シアターにてお過ごし頂き、集合の時間になる頃には風もやみ、岬からかすかに海の姿を確認することが出来ました。夜は、ホニングスヴォーグにて積み込まれたキングクラブがレストランに並び、カニをはじめとした海鮮の豪華なバイキングをご堪能頂きました。
添乗員日記担当