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2月1日(日)

キルケネス寄港

ロシアとの国境までわずか15キロに位置するキルケネスに寄港です。
外は一面真っ白の雪景色でした。バスツアーではストールスゴーグにあるロシアとの国境事務局があるところでお写真をお撮りいただき、キルケネスの郊外をドライブし、街を一望できる展望台にて記念撮影、港に戻りました。キルケネスはフッティルーテンのターミナル港で、ここから南航路への折り返しの旅が始まります。

2月2日(月)

ハンメルフェスト寄港

世界最北の町であるハンメルフェストは世界最北の不凍港として、昔からロシアや東洋の国との貿易において非常に重要な役割を果たしてきました。また、地球の大きさを正確に測るうえで必要な三角測量のために設置された観測点群の一つであり、またこの中でも最北に位置する場所でもあります。この観測点群は2005年にユネスコの世界遺産に認定され、それを記念してシュトルーベの測地弧の記念碑が港と反対側の高台に建てられています。バスツアーでは展望台からの町の景色を一望してから、弧を描くように湾曲する港に沿ってバスを走らせ、このユネスコの世界遺産の碑をお写真に収めていただきました。

2月3日(火)

ハシュタ寄港 ロフォーテン諸島

本日はトロルフィヨルドを通過し、ロフォーテン諸島に入ります。
また、ハシュタからは、バスツアーにご参加いただき、ロフォーテン諸島の北部に位置する美しいヴェステローテン諸島をめぐりました。ハシュタの市内ではトロンデネス教会と博物館をご覧になり、朝日の昇る頃ドライブしながら島から島へカーフェリーで渡りました。ノルウェーの女王も愛するトレッキング道があるというヴェステローテン諸島をゆっくりとバスで走らせながら、今までにないほどの美しいフィヨルドや海の景色をご覧いただくことが出来ましたね。ソルトランから再び乗船する前にはいいタイミングで橋の上から真下を通過するトロルフィヨルド号の姿を見せてくれました。午後、寄港したストークマルクネスではフッティルーテンの博物館に立ち寄りました。
そして、今夜ついに22時前には念願のオーロラをご覧いただくことが出来ました!北極圏最後の夜ということと、またお天気にも恵まれていたので、スヴォルバールを20時に出港後は祈るような気持ちで皆様デッキ9の屋外でオーロラを待っていらっしゃいましたが、しばらくして期待を裏切ることなくオーロラは神秘的で幻想的なその姿を私たちに見せてくれました。

2月4日(水)

北極圏通過日

再び北極圏を通過する日がやって参りました。
午前9:30頃にデッキ9にて地球儀のモニュメントを右に通過するのをご覧いただき、そのままセレモニーに。ツアーリーダーのエスキルドさんがスプーンにタラの肝油を注いで口に入れてくれます。そのスプーンはそのままお持ち帰り頂くことが出来ました。午後1時頃からは左手に美しいセブンシスターズの山並みがご覧いただけました。見る角度により姿を変えるセブンシスターズは、私たちの訪問を歓迎し、見送ってくれているかの様でした。

2月5日(木)

トロンハイム寄港

トロンハイムに再び戻って参りました。
長く私たちと共に乗務してくれていた船のスタッフの多くもここで交代となるようです。今回の船旅最後のバスツアーは、トロンハイムの町をバス車内から見学した後展望台から町を一望し、ニーダロス大聖堂に参りました。気温は1℃前後ですが雪と風で寒い朝でした。ニーダロス大聖堂は11世紀につくられたオラフ2世を祀った荘厳で神秘的な大聖堂で、内部は神父様が案内してくださいました。8角形の祭壇に祭られた聖オラフの棺と、新旧2つのオルガンが印象的でした。

2月6日(金)

ベルゲン到着

フッティルーテンの船旅最終日です。
ノルウェーの人々の足としての役割も担うトロルフィヨルド号。小さな港でも数名は乗下船を繰り返し、貨物や物資の積み下ろしも行われ、北極圏の極地においてこのフッティルーテンがいかに重要かよくわかりました。フッティルーテンとはノルウェー語で「最初のルート」、島と島とを結ぶ最初の手段という意味です。ノルウェーの大自然やたくさんの港、街と出会い、長いようで短かった沿岸急行船の旅もベルゲンが近づくにつれ名残惜しい気持ちになられたことでしょう。最後は皆様でデッキ8のパノラマホールにてベルゲン入港を噛みしめるように見守りましたね。下船後はベルゲンのターミナルにて再びまち子さんと合流し、ホテルにチェックイン、ご夕食までの間思い思いにお過ごしいただきました。
ホテル隣の公園の池が町の光を写して幻想的な雰囲気を醸し出していました。

2月7日(土)

ベルゲン~コペンハーゲン~成田空港

帰国便に合わせてホテルを7:30に出発し、週末の為非常に順調に空港に到着。空港ではノルウェー最後のお買い物をされ残ったノルウェークローネを使い切って頂きました。ベルゲンからは約1時間30分かけてコペンハーゲンに向かいました。乗り継ぎのコペンハーゲンカストラップ空港では集合場所を決めて行きと同様フリータイムをお取りしたあとご集合頂き、余裕を持って成田行きの搭乗口に。こちらで最後に改めてのご挨拶をさせて頂きました。成田までは約11時間のフライトです。

2月8日(日)

成田空港到着

無事成田に到着、お疲れ様でした。

15日間のノルウェークルーズはいかがでしたでしょうか。・・・北極圏の海を旅しながら各港や町の雰囲気を日ごとに満喫いただけましたか。私も皆様との思い出を作らせて頂くことが出来ました。十分にはお手伝い出来ませんでしたが、皆様とお会いできたことを大変嬉しく思います。ご旅行に同行させて頂きどうもありがとうございました。まだまだ寒い日が続きますが体調など崩されぬようお元気にお過ごし下さい。
またお会いできる日を楽しみにしております。

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