1月16日(日)
成田⇒ロサンゼルス
さあ、皆様の浪漫の旅がスタート!ご旅行をお申し込み頂いてから、この日を楽しみに首を長くしてお待ちになっておられたことでしょう。成田空港よりデルタ航空284便にて大空へ飛び立ちました。約10時間の空の旅を終え、ロサンゼルスに無事到着しました。カリフォルニアを代表するサンタモニカのビーチや映画の都ハリウッドでスターの手形をご覧になられました。その後、カラッと乾いた空気に触れながら、豪華客船マリナー・オブ・ザ・シーズが待つ港へ向かいました。心地よい緊張感の中、港での乗船手続きをし、ますます気分が高まりました。今回は、どんな素晴らしい出会いが私たちを待っていることでしょう。
1月17日(月)
終日航海(太平洋)
朝、爽やかに目を覚まし、お部屋から一歩外に出るとマリナー・オブ・ザ・シーズの中にいるという実感が湧きましたね。昨日から始まった船旅に期待を膨らませ、甲板に出て肌で感じた海風は心に潤いを与えてくれました。本日は波穏やかに太平洋をクルーズしました。夜のドレスコードは、フォーマル!美味な夕食後、ロイヤルプロムナードにてキャプテン主催の歓迎パーティーがありました。キャプテンとアルバムに飾る記念写真を撮られた方もおられましたね。その後、世界中からの乗客の脚光を浴びながらキャプテンが堂々とご挨拶をされ、オフィサーの紹介もありました。
1月18日(火)
カボサンルーカス(メキシコ)
世界一サボテンの種類が多いことで知られるバハ・カリフォルニア半島の先端に位置するカボサンルーカスに寄港しました。冷たく深いブルーと暖かいエメラルドグリーンが見事に混ざりあった海の色は、まるで絵の具のキャンパスで作り出されたかのよう。異国からやって来た旅人が描くリゾートのイメージとマッチする開放的な雰囲気の町並み。オプショナルツアーでは、爽やかな風に吹かれながら、波の自然浸食により作られたアーチ型の奇岩エル・アルコを眺めました。ホエールウォッチングでは、ザトウクジラが豪快に潮を吹き、尾をあげてまるで私たちに挨拶をしているようでした。
1月19日(水)
プエルト・バジャルタ(メキシコ)
エリザベス・テーラーとリチャード・バートン主演の映画「イグアナの夜」の舞台になった人気リゾート地プエルト・バジャルタに寄港しました。街のシンボルはタツノオトシゴと少年の像。メキシコの聖母グアダルーペ教会や海の絶景をバックに記念写真!肌に海風が心地よく吹き、どこまでも続く海岸線を眺めました。ラテンの太陽をたっぷり浴びて色鮮やかに咲き誇るブーゲンビリアや涼しい木陰を作るヤシの木にうっとり・・・ミスマロヤビーチは、まるで映画のワンシーンが甦ってきたかのようでした!
1月20日(木)
終日航海(太平洋)
遮るものがない絶好のロケーションでの日の出をご覧になりながらデッキでウォーキング!爽やかな一日がスタートしました。船内では日頃の忙しさからも解放され、それぞれ寛きの時間を過ごされました。太陽をサンサンと浴びながら プールで泳がれたり、パットゴルフを楽しまれたり、ジャグジーでのんびりされたり、ブリッジゲームで外国の方と親睦を深められた方もおられましたね。夕食前には、ロイヤルカリビアンのリピーターパーティーがありました。ステージには生演奏に合わせてダンス楽しむ人々の姿もあり、誰もが楽しげでした。
1月21日(金)
終日航海(太平洋)
本日も太平洋を終日航海!船内では朝からたくさんのイベントが行われていました。細長い風船で動物作りのクラスに参加された方もおられました。先生が説明を開始するやいなや、あちこちでバンバンと風船を割る音が聞こえ、笑いこけてしまいました。顔だけだったり、尻尾が長かったりとそれぞれユニークなプードルが出来上がりました。プールサイドでは、パエリア作りの実演があり、豪快に料理をする姿に目が点になりました。また、スパでのんびりされたり、お部屋でプライベートな時間を過ごされた方もおられましたね。
1月22日(土)
終日航海(太平洋)
陽も昇らぬ暗い空に金星が輝いていました。朝目覚めた人々がポツポツと姿を現し始め、船内が賑わい活気がでてきました。本日はコスタリカに向けて終日航海!本日の目玉イベントは、何といっても、大行列ができるほどの人気!船上でのアイススケートショー!目の前を勢い良く風のように滑りぬける一流の演技に魅せられ、体全体で表現されたしなやかな動きに夢心地の気分に浸りました。また、豪快で迫力満点の技を目にした時には、童心に返ったかのように観客の皆さんの目が輝いていました。
1月23日(日)
プンタレナス(コスタリカ)
「中米の花園」と呼ばれるコスタリカのニコヤ湾に面した港町プンタレナスに寄港しました。プンタレナスとは、「砂の岬」という意味で約5kmにわたり細長い砂州が海に突き出していました。バスに揺られて到着した首都のサンホセでは、1890年代にパリのオペラ座を模して造られたオペラハウス、翡翠や土器・金の装飾品が並ぶ国立博物館に行きました。地元のコスタリカ料理に舌鼓!その後、バナナ・コーヒー・サトウキビ・カカオなどの木々が茂った大地を走り抜けました。夜は、満点の星空を仰ぎ、深い眠りにつかれました。
1月24日(月)
終日航海(太平洋)
すっきりと目覚め、新たな素晴らしい1日が始まりました。明日の早朝はいよいよ北半球から南半球に移る記念すべき日!プールサイドでは、13世紀から引き継がれている伝統的な赤道通過のセレモニーがありました。海の神ネプチューンとキャプテンとのやりとりの後、生贄のオフィサー達が次々と頭からカラフルな液体や食べ物を浴びさせられていました。最後はキャプテンまでもが・・・。そして、プールに飛び込む滑稽な姿に歓声や笑いが絶えませんでした。夜のドレスコードはフォーマル!船内ではエレガントな雰囲気を漂っていました。
1月25日(火)
終日航海(太平洋)
本日は海鳥に先導されながら終日航海。早朝4時に赤道を越えて北半球から南半球へ!前回に引き続き大人気のアイススケートショーが行われました。満席の観客の前で、スポットライトを浴び、観客を虜にする演技に圧巻!エンディングでは拍手が響き渡り、スタンディングオベーション!華やかさを謳歌した観客の目はひと際輝き、まるで心まで潤っているようでした。
夕食前には、クラシックのコンサートがあり、一流の奏者にまるで時間が流れるのを忘れてしまいそうでした。
1月26日(水)
終日航海(太平洋)
落ち着いた雰囲気の豪華客船の中で、豊かな時の流れを心ゆくまで満喫されました。船の中では優雅な時間を過ごし、港に着くと船を降りて見知らぬ文化にふれる・・・船旅ならではの醍醐味ですね。船内ではさまざまなイベントが行われていました。毎晩、客室に帰るのが楽しみな理由・・・それは、ベッドの上にサプライズな演出!スティトルームアテンダントがタオルでユニークな動物を作ってくれていました。豚・象・犬・ねずみ・サルなど・・・動物にメガネをかけたり、上から吊り下げたり、遊び心いっぱいで、思わず笑みが浮かびました。
添乗員日記担当