10月14日(金)~10月15日(土)
成田・関空→ドバイ→バルセロナ
この度は、よみうりオーシャンクルーズ「スペイン・イタリア・南仏プロヴァンス地中海クルーズ11日間」にご参加いただきまして誠にありがとうございます。 いよいよ、旅の始まりです。
成田ご出発の方はエミレーツ航空319便にてまずはドバイへ。現地時刻の夜中に到着し、バスにてターミナルに着きました。手荷物検査を受けてから次の集合場所へ移動し、日が上がってきたころに成田空港からの方と、エミレーツ航空317便にて関西空港からご到着の方とが合流。今回は総勢18名様でのご出発となりました。その後エミレーツ航空185便に乗り換えて、バルセロナに到着。乗り継ぎ時間を含めた移動は約22時間でしたので皆様おつかれになったことと思います。体調を崩されないように、今日はゆっくり休んで下さいね。お疲れさまでした。
10月16日(日)
バルセロナ観光⇒エピック乗船
日曜なので朝食会場のオープンは朝8時からでした。昨夜も夕食が夜の8時からのオープンだったのですが、一日のスタートがゆっくりで夜は遅くまで起きているというスペインらしさを早速感じていただきました。さて今日はいよいよエピックに乗船です。とその前に、バルセロナの半日観光へ。ホテルからガイドのジェニさんが合流してバスで出発です。
まずは大聖堂に向かう途中でガウディの建築『カサ・ミラ』で写真タイム。石を積み上げて建てられているのに、曲線が多く波のようなイメージの建物でした。この波打つ曲線は地中海をイメージしているそうです。150年も前に造られたものとは思えないような建築物でしたね。そして有名な『サグラダ・ファミリア』へ。未だ建築中だというこの大聖堂はガウディが自然をイメージして引力で上に引っ張られるような線を描いたので設計図を作るのも大変な作業だったとか。外観にも圧倒されましたが、建物内に入るとステンドグラスが美しく、柱は木をモチーフにして造られているのでまるで林の中にいて太陽の木漏れ日を浴びているかの様でした。
サグラダ・ファミリア聖堂を後にし、バスにてバルセロナ港へ。橋を渡る手前から“エピック”が見えてきました!まるで巨大なビルのような大きさの船を見て、これから始まるクルーズに胸を躍らせたのではないでしょうか。
ターミナルでの乗船手続きもスムーズに済みいよいよ船内へ。まずはランチを召し上がってからキャビンに入って頂きました。その後は避難訓練を済ませ、あっという間に夕方です。今日は乗船日ということもあり、ディナーはレストラン・マッハッタンにて皆さまで召し上がっていただきました。
その後はショーをご覧になられたり、早めにお休みになられたりと皆さま思い思いに過ごされたようです。慌ただしく時間は過ぎていく中、午後6時、エピックはイタリア・ナポリに向けて静かにバルセロナ港を出港しました。皆さま、今日はお疲れさまでした。
10月17日(月)
終日航海
今日は終日航海日です。穏やかに、エピックは順調に航路を進んでいます。
午前中は船内を見て回るシップツアーを実施しました。無料のレストラン、有料のレストラン、バーやシアター、船内ショップやプール、最上階デッキなど広い船内をぐるりと歩いて回りました。船の前にいるのか後ろにいるのか分からなくなってしまい、まだまだ迷ってしまうこともあるかと思いますが、早く慣れていただければと思います。
午後は完全にフリーとなり、再び船内を散策されたり、ショップを改めてゆっくりウィンドーショッピングされたりと皆さま思い思いに過ごされたご様子でした。
ディナーはレストラン・テイストにてご一緒に召し上がっていただきました。今日はキャプテンと写真が撮れる日ということもあり、皆さまもオシャレされていましたね。今回、記念旅行だった方にはささやかですがケーキでお祝いさせていただきました。旅の思い出のひとつになれば嬉しいです。
夜のショーはブロードウェイでも人気の演目『バーン・ザ・フロア』をご覧になっていただきました。華麗なダンスパフォーマンスのショーで、見応えがあったとのこと。豪華なショーもクルーズの楽しみのひとつですね。明日はイタリア・ナポリに寄港です。朝のご集合も早いので、今日はゆっくりお休みになって下さい。
10月18日(火)
イタリア・ナポリ&カプリ
ボンジョルノ!今日はイタリア・ナポリに寄港です。薄暗い時間に入港し、空が明るくになるにつれ有名なベスビオ火山が朝焼けに綺麗に浮かびあがってきました。
時期的に波が高くなる頃なので青の洞窟には入れないかな、と心配していたのですが、ジェットフォイルも洞窟に入る小舟も運行されると聞いて、安心しました。
南イタリア観光のハイライトともいえる、青の洞窟はいかがでしたか。1日で波が一番高い時間帯でしたので洞窟内に入るところではかなり身をかがめて小舟に隠れるようにして船頭さんのタイミングで一気に洞窟内へ。内部は水面が青く光り、神秘的で言葉に表せられないほど美しかったですね。見ることができて本当に良かったです。
青の洞窟の観光を終えて再びマリーナ・グランデに戻りました。時間に余裕が出来ましたのでカプリの名産レモン製品のリモンチェッロなどが揃う港のお土産屋さんへ立ち寄りました。その後、ケーブルカーにてカプリ地区へ。ケーブルカーを降りると島の南側が一望出来て気持ち良かったですね。その後ランチレストランにてスパゲッティとシーフードのフライを召し上がって頂き、ジェットフォイルに乗ってエピックが停泊しているナポリ港へ。南イタリアの絶景と言われるカプリ島は、どこまでも青い海が広がりかわいらしい建物が並ぶ素敵な島でした。皆さまお疲れさまでした。
夜はエピックの有名なサーカスレストラン、シュピーゲルテントに皆さまご案内いたしました。間近で見るパフォーマンスに興奮されたことでしょう。
10月19日(水)
イタリア・ローマ
日は古代の栄華を今に伝える歴史の街ローマを散策です。郊外の街、チビタベッキアにエピックは寄港しました。バスでローマの旧市街まで走りコロッセオ、トレビの泉、スペイン広場、バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂とサンピエトロ広場というローマの代表的な場所を訪れました。
最初に訪れたのは、コロッセオ。紀元80年に完成したこの古代闘技場は当時のままの姿を今に伝えています。
次にコイン投げの言い伝えが有名なトレビの泉。皆さまコインは何枚投げたのでしょうか。以前来た時にもコイン投げをして、再訪が叶ったという方もいらっしゃいましたね。泉の近くのジェラートのお店は美味しかったですか。
その後は歩いてスペイン広場へ。最近修復工事が終わったとのことで階段も登って頂くことが出来ました。まさに映画『ローマの休日』そのものの場所でした。ランチを召し上がって、その後は世界最小の国家バチカン市国の中にある、バチカン博物館とサンピエトロ大聖堂、サンピエトロ広場を訪れました。
バチカン美術館では、システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロの壁画『最後の審判』をご覧になっていただきました。迫力のあるフレスコ画をただ見上げるばかりでした。この礼拝堂はコンクラーベ(選挙)などで現在も使用されているとのこと。大聖堂から出て、ミケランジェロがデザインした派手な制服を来たスイスの衛兵を写真に納めていただき、バスへ。今日はほとんどが歩いての観光となり、18,000歩以上だったとのお声も。皆さまお疲れが残りませんように・・・。
添乗員日記担当