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7月22日(水)

アルケフィレッテ/パランダブクタ:ワーレンブルグフィヨルド

今日もヒンロペン海峡、その沿岸部の観光です。
午前中の活動は、スピッツベルゲン島北東部「アルケフィレッテ」のゾディアッククルーズです。ウミガラス山と呼ばれ、ハシブトウミガラスの一大営巣地がある、断崖絶壁が広がる美しいエリアです。書面では6万羽と表記されておりますが、鳥類学者いわく、20万羽以上と呼ばれる大営巣地です。その鳴き声、羽音、匂い、光景に皆様圧倒されましたね。崖の中腹で、落ちてくる雛を待ち構えるホッキョクギツネを目撃されたお客様もいらっしゃいましたね。
船内では、ウィルさんの「地質学入門講座」をお聞きいただき、午後は、北東島の「ワーレンブルグフィヨルド」へ。フィヨルド内にある「パランダブクタ」での上陸観光です。このエリアは極地の厳しい気候が理由で、「極砂漠」と呼ばれております。これまで目にしてきたツンドラの美しい平原とは大きくかけ離れ、遠目には、がれきがどこまでも続く、まさに砂漠といった印象です。上陸して、健脚度に合わせてのトレッキング。不毛の極砂漠と呼ばれる地域ですが、よく見ると、数は少ないですが、けなげに頑張って咲き誇るムラサキユキノシタやホッキョクヒナゲシを確認でき、植物から生きる元気をもらった気になりました。

7月23日(木)

スピッツベルゲン島のさらに北を目指して

今日はまさに「冒険の1日」です。北緯80°を超え、定着氷の淵まで、野生動物との遭遇に期待しながら可能な限り北進します。
目指すは、スバールバル諸島最北の7諸島。気温2℃。高緯度地域を肌で感じます。ブリッジでは、船長が双眼鏡を片手に、操舵に集中。その緊張感が伝わってきましたね。北極点から続く氷の海原を目の前にして、浪漫を感じた瞬間でした。
船は北東島の最北端「ノルドカップ」まで進むことができました。北緯80°32′到達です。
日中はアニーさんの「スバールバル歴史講座」、リリアナさんの「北極の鳥講座」をお聞きいただきました。
夕方、定着氷の淵をゾディアッククルーズでお楽しみいただき、その後、北極海飛び込み大会開催。水温-1℃の中、日本人は4名参加。飛び込む前と飛び込んだ後の表情の違いが大変印象的でした。夕食の席に着く頃、ホッキョクグマ発見のアナウンス。海氷上を歩く勇ましい雄のホッキョクグマを船上よりご覧ただきました。

7月24日(金)

フグルフィヨルド/ヴァルゴハムナ

朝食会場がオープンした8時頃。
ホッキョクグマ発見のアナウンス。フグルフィヨルド内、海岸に一頭のホッキョクグマが見え隠れしております。皆様、朝食そっちのけで、観察に夢中でしたね。
午前中、「フグルフィヨルド」ではゾディアッククルーズ。氷河の崩落などをご覧いただきました。
午後は「ヴァルゴハムナ」の観光です。上陸予定でしたが、上陸ポイントにセイウチの群れがいる為、急遽、ゾディアッククルーズに変更。セイウチの群れ10頭、ゼニガタアザラシ3頭の観察をお楽しみいただきました。ボートが風下にあった為、風上より漂ってくる野生のセイウチの芳しい香りを嗅げたことは、皆様忘れることはないでしょう。

7月25日(土)

ブルボンハムナ/ヴァルソルブクタ

今日は、船外活動最終日。 スピッツベルゲン島南部にある、ベルスンドに向かいます。朝食前に、「ブルボンハムナ」の上陸観光です。「熊の家」と呼ばれる、かつてのわな猟の小屋や、1930年代に乱獲された約500頭分のシロイルカの骨の残骸などを見学いただきました。
朝食後、ヴァルソルブクタにある「キャンプミラー」に上陸です。ふわふわのツンドラ、それに続く切り立った断崖が印象的な中、十数頭のトナカイの親子が現れ、皆様の目を楽しませてくれましたね。約2時間の上陸観光を終え、本船に戻りました。
船内では船長主催のさよならカクテルパーティー、ディナーをお楽しみいただきました。9日間、その日その日が盛りだくさんの冒険ツアーだったかと思います。

7月26日(日)

下船→ロングイヤービーエン→オスロ

朝8時45分。名残惜しくも船のスタッフに別れを告げ、シー・アドベンチャラーを下船。
フライト時間まで、ロングイヤービーエンで自由時間をお過ごしいただき、14時45分発、スカンジナビア航空4425便にて、トロムソ経由オスロへ。空港隣接ホテルにて、夕食後、ゆっくりお休みいただきました。

7月27日(月)

オスロ→コペンハーゲン→成田

オスロ10時発、スカンジナビア航空1455便にて、空路、コペンハーゲンへ。
コペンハーゲン15時45分発、スカンジナビア航空983便にて成田へ。

7月28日(火)

成田空港

定刻9時35分に成田に到着。
この日の成田の気温28℃。空港ターミナルの外に出た瞬間、北極地方へもう一度戻りたいと真剣に考えたのは、私だけでしょうか?

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