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北陸・関西エリアで一度は訪れたい名湯10選をご紹介。和倉温泉・山代温泉・片山津温泉・大牧温泉・宇奈月温泉・白浜温泉・南紀勝浦温泉・川湯温泉・有馬温泉・城崎温泉の泉質や見どころ、アクセスをまとめました。

1. 北陸・関西の名湯10選

1-1. 和倉温泉(石川)

和倉温泉 画像提供:ピクスタ

開湯1200年余を誇る北陸随一の名湯。慶長16(1611)年に、加賀藩・第二代藩主である前田利長公が腫物で困っていた時に、「涌浦の湯」で治療したことから、現在の和倉の湯が評判になりました。
泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物泉で、泉温約80度の高温泉。塩分豊富な湯で、殺菌や保湿、美肌などの効果が期待できるといわれます。

そんな温泉場も令和6年1月1日に起こった能登半島地震で、甚大な被害を受けました。最大のピンチをチャンスと考え、街全体の創造的復興に向けて新たなまちづくり推進団体を設立。未来を見据え、魅力あるまちづくりを始めました。
護岸工事の見学エリアを設け、和倉港や和倉港海岸の復旧工事の様子を公開し、今しか見られない景観として、見晴らし台が設置されました。タッチパネルでは被災状況や復旧の流れなども解説しています。

和倉温泉総湯、和倉温泉お祭り会館などは通常営業しています。新名所として、湯っ足りパーク内にある足湯施設が「わくらポケモン足湯」としてリニューアル。七尾市にある「ポケふた」に描かれたポケモン「ギャラドス」「ニョロモ」「ニョロトノ」が描かれています。

交通:七尾線和倉温泉駅から車で約5分。能越道七尾ICから車で約20分。のと里山空港から車で約50分。
詳細情報:和倉温泉観光協会

▼和倉温泉ツアーはこちら

 

1-2. 山代温泉(石川)

古総湯 画像提供:ピクスタ

江戸時代には共同浴場「総湯」を中心に宿が集まり温泉街がつくられ、湯治客を中心ににぎわいを見せていました。文人墨客の訪れも多く、与謝野晶子、泉鏡花、魯山人らも山代の湯に魅せられ、歌や句にその感動を残しています。
現在は「総湯」「古総湯」の二つの共同浴場があり、地元の方はもちろん観光客に親しまれています。宿は、「雄山閣」「ゆのくに天祥」「みやびの宿 加賀百万石」などが有名で、料理自慢、風呂自慢、ビジネスホテルなどバラエティーに富み、多様なニーズに応えてくれます。飲食店や土産店も多く、浴衣姿で気ままに温泉街散策を楽しむのもいいです。
九谷焼の里としても知られ、九谷焼窯跡展示館をはじめ、九谷焼を販売する店や、九谷焼の絵付け体験を楽しめる施設もあります。

交通:北陸新幹線加賀温泉駅から車で約10分。北陸道片山津ICから車で約15分。

 

読売旅行のツアー企画担当者の声

開湯1300年を迎えた山代温泉の「総湯」はオススメです。

▼温泉ツアーはこちら

1-3. 片山津温泉(石川)

片山津温泉の花火 画像提供:片山津温泉観光協会

加賀温泉郷の一湯で、名峰白山を望む柴山潟のほとりに温泉街が広がっています。温泉の発見は江戸時代にまでさかのぼり、初めて温泉旅館が開業したのは明治10(1877)年のこと。その後、大正・昭和と時を経て湯治客でにぎわっていました。
泉質は、ナトリウム・カルシウム―塩化物泉で、泉温72.5度で、毎分400リットルも湧出しています。湯冷めしにくいことから冷え性などへの効果が期待できるとされ、特に女性客からの評判は高いです。
地元の海鮮や加賀野菜でもてなす宿が多く、客室や風呂から柴山潟の絶景を楽しめる宿も多いです。立ち寄り入浴できる宿も多いので、気ままに湯巡りするのもおすすめです。
例年8月には、柴山潟から尺玉が打ち上がる「納涼花火大会in片山津温泉」が1カ月にわたって開かれ、浮桟橋や浮御堂などから間近で楽しめます。8月中旬には柴山潟で灯ろう流しも行われ、幻想的なひと時を過ごせます(開催日は年により異なるため、訪問前に片山津温泉観光協会公式サイトでご確認ください)。

 

交通:北陸新幹線加賀温泉駅から車で約10分。北陸道片山津ICから車で約7分。小松空港から車で約20分。
詳細情報:片山津温泉観光協会 

 

読売旅行のツアー企画担当者の声

夏になると定期的にあがる花火がご覧いただけます。

 

1-4. 大牧温泉(富山)

大牧温泉 画像提供:ピクスタ

富山県西部の山間部、船でしか行けない秘境にある一軒宿。歴史をひも解くと、寿永2(1183)年、源氏の追手から逃げて大牧に来た平家の武将・藤原賀房が、河畔に湧く温泉を発見したのが始まりといわれます。
その後、一帯に村落ができて湯治場として親しまれていましたが、昭和5(1930)年に小牧ダムの完成にともなって集落は川の底に沈み、温泉利用もできなくなりました。地元民に愛され親しまれてきた温泉復活を目指し、源泉を高台まで引き上げ、建物を建設。これが今ある一軒宿「大牧温泉観光旅館」の始まりといわれています。
対岸から船でしか行けない秘湯。小牧港から大牧港まで所要30分で宿までの渓谷遊覧のひと時も魅力です。特に雪化粧した渓谷は美しく、船上から眺めるその景観はまさに水墨画の世界です。
宿でも見上げるように広がる渓谷と庄川の景観が魅力で、客室はもちろん、露天風呂でも楽しめます。源泉は塩化物泉と硫酸塩泉で、適応症はすり傷、皮膚病、胃腸病など幅広いです。湯船には毎分360リットルも湧く豊富な源泉をかけ流しにしています。

交通:北陸新幹線新高岡駅からバス1時間20分で小牧港。北陸道砺波ICから車で約15分で小牧港。小牧港から船で約30分

 

読売旅行のツアー企画担当者の声
対岸がまるで絵画のように白くなる冬シーズンが特に美しいので、ぜひ見ていただきたいです。

 

1-5. 宇奈月温泉(富山)

宇奈月温泉駅 画像提供:ピクスタ

富山県随一の名湯で、トロッコ電車で知られる黒部峡谷の玄関口に温泉街が広がっています。湯は弱アルカリ性単純温泉で、肌に優しい「美肌の湯」として評判で、泉温約90度と高く、よく温まる湯としても知られています。
豊富な湯を生かし、温泉街には足湯おもかげ、駅の足湯くろなぎなど、足湯が点在。散策途中に気ままに温泉を楽しめるのが魅力の1つ。
宇奈月温泉を拠点に楽しめる観光スポットは数多いです。黒部峡谷トロッコ電車をはじめ、くろべ牧場まきばの風、総湯「湯めどころ宇奈月」、宇奈月麦酒館、黒部川電気記念館、セレネ美術館、宇奈月ダム情報資料館「大夢来館」など。秋は宇奈月公園の紅葉も楽しみです。

交通:北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅に隣接の新黒部駅から富山地方鉄道で約25分、宇奈月温泉駅下車。北陸道黒部ICから車で約20分。
▼温泉ツアーはこちら

読売旅行のツアー企画担当者の声

とうふ&スイーツやプリンなど、スイーツの食べ歩き が楽しめます。

 

1-6. 白浜温泉(和歌山)

白浜温泉「先の湯」 画像提供:ピクスタ

兵庫の有馬温泉、愛媛の道後温泉と並んで「日本三古湯」の一つに数えられる湯処。日本書記や万葉集にもその名は登場し、かつて天智天皇や斉明天皇などが京の都から湯治に訪れたという歴史もあります。
白浜温泉周辺の大小80軒以上の旅館やホテルの中には、幻の魚「クエ」を味わえる宿もあり、名物の1つです。地元の紀伊水道の磯に棲むクエは「天然紀州本九絵」と呼ばれ、なかなか獲れない高級魚として人気。近年、南紀白浜では「紀州本九絵」の養殖技術が進み、お造りや鍋などとして各宿で味わえるようになりました。

読売旅行のツアー企画担当者の声
クエ料理はぷりっとした歯ごたえと、白身魚とは思えない濃厚な旨味 が楽しめます

 

源泉は15か所あり、塩化物泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉、単純温泉など泉質は多彩です。宿や共同浴場により源泉が異なるため、ぜひ湯巡りを楽しんでほしいです。
気軽にお得に湯巡りを楽しめるよう「南紀白浜温泉 湯めぐり札」(1800円、価格は変更となる場合があります)を発売しています。参加13施設の温泉を楽しめるもので、組合加盟の旅館・ホテルのフロントで販売しています。札にはパンダシール4枚が付いていて、利用施設により1枚または2枚で入浴できます。シール1枚で2人まで入浴できるので、大変お得です。

交通:紀勢線白浜駅からバスで約15分。紀勢道南紀白浜ICから車で約15分。南紀白浜空港から車で約5分。

1-7. 南紀勝浦温泉(和歌山)

南紀勝浦温泉 画像提供:ピクスタ

紀伊半島の南端にある串本町の隣、那智勝浦町にある温泉地。白浜温泉と並んで南紀を代表する湯処です。深い入り江の勝浦湾沿いに眺望自慢の宿が集まっています。「ホテル浦島」「亀の井ホテル那智勝浦」など料理自慢の宿も多く、大半の宿が自家源泉を持っています。
「紀の松島」と呼ばれる海岸美で知られる温泉地で、遊覧船で巡りながら奇岩を観賞するのが人気です。港の外に大小の奇岩が点在し、ライオン島、ラクダ島など個性的な景勝地が多く、世界遺産の熊野古道や那智の滝などの観光拠点としても注目を集めています。
南紀勝浦温泉のある那智勝浦は、生マグロの水揚げ量が日本一であることでも有名です。市場で生マグロの競り(入札方式)を楽しく学べる見学ガイドツアーもあります。プロと一緒に生マグロを解体する体験もおすすめです。

交通:紀勢線紀伊勝浦駅下車。紀勢道すさみ南ICから車で約1時間10分。

読売旅行のツアー企画担当者の声
さすが生マグロ漁獲量日本一。競りで並ぶ生マグロは圧巻 です。

 

1-8. 川湯温泉(和歌山)

川湯温泉 画像提供:ピクスタ

世界遺産・熊野古道の散策拠点に便利な湯処。熊野本宮温泉郷の一湯で、近くには世界遺産の湯の峰温泉、西日本最大級の露天風呂が魅力の渡瀬温泉、日本三大美人湯の一つである龍神温泉などもあります。
熊野川の支流・大塔川沿いに宿が並ぶ温泉場で、泉温70度以上ある源泉が川底から湧き出しているのが特徴です。夏は水遊びを兼ねて温泉を楽しめ、冬になると川辺に巨大な露天風呂「仙人風呂」がお目見え。
清流の水を引き入れて湯船の温度を調整し、ワイルドな湯あみを堪能できます。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、適応症は胃腸病、糖尿病、痛風などです。
川を眺めながら入浴できる源泉かけ流しの露天風呂が魅力の旅館、民宿、ペンションなど10軒があります。

交通:紀勢線紀伊田辺駅からバス2時間、川湯温泉下車。紀勢道上富田ICから車で約1時間。

 

1-9. 有馬温泉(兵庫)

有馬温泉 湯本坂 画像提供:(社)有馬温泉観光協会

六甲山の北側、紅葉谷のふもとに広がる温泉街。山に囲まれた立地から、かつては「有間」と書かれていました。和歌山の白浜温泉、愛媛の道後温泉と並ぶ日本三古湯の一つで、枕草子や日本書記などにもその名が登場します。文人墨客の来湯は数多く、太閤秀吉も有馬の湯をこよなく愛した一人です。
源泉は金泉と銀泉の2種類あります。金泉は鉄分と塩分を含む有馬古来の湯で、赤褐色を帯びています。腰痛、冷え性、関節痛などが適応症です。銀泉は炭酸を含んだ湯とラドンを含む湯があり、浴用のほか飲用やガス吸入による効果も期待できます。外湯「金の湯」「銀の湯」でも、それぞれの湯を楽しめます。
温泉街には観光名所も数多いです。土産屋や食事処などが縦横に路地が巡る温泉街に点在していて、そこかしこから白煙を上げている様子を見られます。
有馬の歴史を絵巻などで紹介する温泉寺御祖師庵、紅葉の名所として人気の瑞宝寺公園、懐かしい玩具に出会える有馬玩具博物館など。目的なくぶらぶら、食べ歩きや土産探しを楽しむのもおすすめです。

交通:神戸電鉄有馬温泉駅下車。中国道西宮北ICから車で約10分。

読売旅行のツアー企画担当者の声
(旅館によっては徒歩で10分以上かかりますが、)金の湯、銀の湯を含め、温泉街散策は、半日あれば楽しめます。

 

1-10. 城崎温泉(兵庫)

城崎温泉 画像提供:ピクスタ

兵庫県の北部、日本海そばに広がる温泉街で、開湯1300年余を誇ります。文豪・志賀直哉が養生で3週間ほど過ごし、小説「城の崎にて」を執筆したことでも知られます。ほかにも、島崎藤村、司馬遼太郎、与謝野晶子など、城崎を好んだ文人墨客は数多いです。
まち全体がまるで大きな温泉宿のように、大谿川沿いには柳並木が広がり、宿や土産屋、食事処、外湯などが肩を寄せ合うように並んでいます。そのため、浴衣姿で歩く様子が街を象徴する風物詩になっています。外湯めぐりも城崎の名物で、現在6か所あります。それぞれ建物も風呂も造りはさまざまで、夕に朝に雰囲気が異なります。
宿は約60軒あり、大正ロマンの趣漂う「湯宿ささくら」や、志賀直哉ゆかりの「三木屋」など多彩なニーズに応えてくれる宿ばかり。冬場はカニ料理が名物で、カニプランを用意して迎えてくれる宿も多いです。

交通:山陰線城崎温泉駅下車。山陰近畿道与謝天橋立ICから車で約1時間10分。

 

読売旅行のツアー企画担当者の声
7つそれぞれ趣に違いがありますが、初めてなら一番大きい「御所の湯」がおすすめ。

 

2. 北陸・関西の名湯 よくある質問

 

Q. 北陸と関西、温泉旅行で先に行くならどちら?
A. 初めての方には、加賀温泉郷(山代温泉・片山津温泉)を中心にコンパクトに周遊できる
北陸エリアは立ち寄りやすいです。

歴史ある外湯めぐりや温泉街の散策そのものを楽しみたい方には、有馬温泉・城崎温泉のある関西エリアがおすすめです。

Q. カニ料理を楽しめる温泉地はどこ?
A. 冬場のカニ料理が名物なのは城崎温泉です。カニプランを用意している宿も多く、冬の旅行先
として人気があります。

Q. 貸切風呂や湯巡りを楽しめる温泉地は?
A. 片山津温泉や白浜温泉では、複数の宿で立ち寄り入浴ができ、湯巡りがしやすいのが特徴です。
白浜温泉には「南紀白浜温泉 湯めぐり札」という湯巡り専用チケットもあります。

Q. 船でしか行けない秘境の温泉はある?
A. 富山県の大牧温泉は、小牧港から船で約30分かけて渡る一軒宿です。渓谷を眺めながらの
船旅自体が観光の一部になっており、特に雪化粧した冬の景観が人気です。

Q. 世界遺産観光と組み合わせやすい温泉地は?
A. 川湯温泉は世界遺産・熊野古道の散策拠点として便利です。冬は川辺に巨大な露天風呂
「仙人風呂」が登場し、熊野古道観光とあわせて楽しむ旅行者が多いです。

Q. 個人旅行とツアー、どちらで訪れるのがおすすめ?
A. 複数の温泉地を周遊する場合、乗り換えや宿の個別手配に手間がかかるため、交通・宿泊・
現地オプショナルツアーがセットになったツアーの利用がおすすめです。おひとりから参加
できるプランもあります。

 

3. 読売旅行のツアーを利用して関西・北陸の名湯へ

関西や北陸へ温泉旅行に出かけたいものの、列車や宿の手配が大変で、乗り換えも不安な方は、旅行会社の企画ツアーを利用するのもおすすめです。乗り物、観光、宿を別々に個人で予約するよりお得なツアーもたくさんあります。
そんな方々へ向けて、読売旅行では、紹介した各温泉地への交通、宿泊代、現地オプショナルツアーなどをセットにした旅行商品をご用意しています。ツアーに参加すると新しい出会いも楽しめます。おひとりから参加できるツアーもございます。ぜひご活用ください。

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とりっぷナビ編集部

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