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台湾は沖縄の西南に位置し、日本から飛行機で3~4時間で行けます。自然景観に恵まれ、歴史・文化的な見どころも尽きません。日本との結びつきが強く、親日的な人が多いのも特徴です。そんな台湾の魅力を紹介します。

1.台湾ってどんなところ?

台北の街並み 画像提供:ピクスタ

台湾は日本との時差が1時間で、直行便も多く、移動は便利です。面積3万6,000平方メートルと九州よりやや小さく、南北に細長い形をしています。南部が熱帯、北部が亜熱帯の気候なので、年間の平均気温は22度と温暖ですが、夏はかなり暑く、台風も多いので注意が必要です。自然景観はバリエーションに富んでおり、高山、丘陵、平原、峡谷、海岸とさまざまな景色を見ることができます。16世紀に台湾に航海してきたポルトガル人は、その美しさに目を見張り、「フォルモサ(麗しの島)」と称賛したそうです。生態系も独特で、多様な動植物を観察できます。民族も多様で文化的にも多彩な史跡や遺産に触れられます。言語は主に中国語が使われていますが、中国の地域ごとの方言も多いようです。観光地やショッピングゾーンでは英語が通じる所も多く、安心です。

2.絶景も楽しめる! 自然や古い街並みが残る台湾の魅力

太魯閣峡谷 画像提供:ピクスタ

台湾には9つの国家公園(国立公園)と13の国家風景区があり、美しい自然景観や生態系が保護されるとともに、魅力的な観光スポットにもなっています。全島の3分の2が山岳地帯で森林に覆われており、標高3,952メートルで東アジア最高峰とも言われる玉山(ぎょくざん)をはじめ、3,000メートル以上の高山が約200か所に上ります。登山やハイキング、渓谷ウォーキングなど山岳エリアの楽しみ方はさまざまで、絶景スポットも数多くあります。一方で、周りを海に囲まれていることから、海岸や離島のリゾートでは美しいビーチでのんびり過ごしたり、マリンレジャーを体験したりと多彩なメニューがあります。文化遺産や史跡、古い街並みなどが各地に残っており、知的好奇心を満たしてくれるでしょう。また、中国大陸の流れをくむ豊かな食文化も特筆すべきものがあり、多彩なグルメを満喫できます。

3.台湾の観光スポットやグルメ…どんな楽しみ方ができるの?

3-1 自然

澎湖島 画像提供:ブルーオーシャン

台湾の海洋観光の魅力を知りたければ、離島へ出かけるのもおすすめです。台湾はユーラシアプレートとフィリピンプレートの境目に位置し、地形活動が盛んなため、本島の周りに離島が多いのが特徴です。澎湖(ポンフー)島、金門島、亀山島、小琉球、緑島、馬祖島など個性的な島々があり、美しい景観や生態系など見どころ満載です。

3-2 歴史・文化

台湾には原住民、漢民族など多くの民族が生活し、歴史的には17世紀にオランダ、スペイン、19世紀から20世紀にかけて日本が統治していました。それぞれの時代の史跡や建造物が残っており、豊かな文化遺産に親しむことができます。ユニークな伝統芸能や工芸品も多く、「布袋戯(ぽてひ)」と呼ばれる人形芝居も知られています。

3-3 グルメ

小籠包 画像提供:ユーバインターナショナル

多種多様な食文化も台湾の魅力の一つです。中華料理を源流とし、台湾、福建、上海、広東、四川、客家など各地域の独特の料理を味わえます。火鍋、小籠包、魯肉飯(るーろーふぁん)、担仔麺(たんつーめん)など魅惑のメニューを数え上げたらきりがありません。カラフルなかき氷やタピオカなどスイーツも豊富で人気を集めています。

3-4 夜市

高雄・六合夜市 画像提供:ピクスタ

夜市(よいち)は台北、台中、台南、高雄など各都市で見られる台湾の夜を象徴するスポットです。飲食店の店先や屋台などで庶民的なB級グルメやスイーツを楽しめます。観光客だけでなく、大勢の市民が繰り出し、深夜までにぎわっています。それぞれの夜市には特色があり、街の個性を垣間見ることができます。

3-5 ショッピング

誠品生活 画像提供:サイトラベルサービス

主要都市にはデパートやショッピングモールなどが多くあり、高級ブランド品から服飾品、家電製品までそろえられます。また、玉市(宝石市場)や花市(花市場)も大勢の観光客でにぎわっています。「台湾の秋葉原」と呼ばれる台北市の光華商場も外国人観光客らの人気を集めています。

3-6 行事・イベント

天燈上げ 画像提供:ピクスタ

台北市で開かれる台湾ランタンフェスティバルは台湾の冬を彩る一大イベント。新北市の観光地・十分(しーふぇん)では「天燈打ち上げ体験」が人気です。6月の端午節には各地でドラゴンボートレースが開催され、世界中から参加者や観客が集まります。夏には各地で花火大会が開かれ、色とりどりの花火に歓声が上がります。

4.台湾のエリア別観光スポットを紹介

4-1 北部エリア

国立故宮博物院 画像提供:台湾観光庁

台湾最大の都市・台北が観光の中心となります。高さ509メートルを誇る超高層ビルの台北101、世界最大規模の約69万点の所蔵品を有する国立故宮博物院、関聖帝君を祀った行天宮、戦争の犠牲となった兵士を祀った忠烈祠、市内最大規模の夜市・士林観光夜市など観光名所に事欠かきません。新北市で外せないのが、かつて金鉱で栄えた九份(きゅうふん)。山の傾斜地に連なる茶楼など古い街並みは壮観です。淡水河の河口にある淡水老街もおすすめです。スペイン人が建てた紅毛城など歴史遺産も見ごたえがあります。

4-2 中部エリア

日月潭・文武廟 ⒸYTS

台中市は台湾第2の都市で、温暖な気候に恵まれています。台中からバスで内陸部の南投県へ向かうと、台湾最大の湖・日月潭(にちげつたん)があります。日月潭は面積約8平方キロメートルの淡水湖で、台湾のほぼ中央に位置しています。風光明媚なリゾート地としてにぎわっており、周辺には文武廟、玄奨寺、涵碧歩道などの観光スポットが点在しています。台中市内では、中心部にある台中公園は1903年開設と歴史も古く、景観も優れた名所として知られています。

4-3 南部エリア

高雄・三鳳宮 画像提供:ユーバインターナショナル

台湾第3の都市である高雄市は、台湾本島の南端に近い港町で南国ムードが漂っています。市郊外にある蓮池潭には、龍虎塔、春秋閣など観光名所が多くあります。赤く灯った提灯が一面に広がる三鳳宮、カラフルなステンドグラスが美しい美麗島駅など、写真映えするスポットも人気です。台南市は歴史的遺産が多く残る古都。赤崁楼(せきかんろう)は1653年にオランダ人によって築かれた古城です。神農街は古い民家が並ぶ街並みで、おしゃれなカフェや雑貨店を巡るのも楽しいでしょう。

4-4 東部エリア

太魯閣峡谷 画像提供:ピクスタ

花蓮県と台東県は山と海が間近に迫り、美しい景観が見られる地域です。花蓮県の太魯閣(たろこ)公園は、立霧(たっきり)渓沿いにある名所で、日本統治時代に観光地として整備されました。渓谷に沿って絶景ポイントが続くハイキングコースが人気を集めていましたが、2024年4月の花蓮地震により、現在は閉鎖されています。秀姑巒渓(しゅうこらんけい)も美しい景観を持つ渓谷です。流れが変化に富んでおり、ラフティングボートによる渓流下りが盛んです。

5.台湾旅行で知っておきたいこと

台湾新幹線 画像提供:台湾観光協会東京事務所

5-1 交通・アクセス

日本から台湾へは多くの航空会社が直行便を運行しています。成田、羽田、関空、中部などから、台北、高雄、台中へ直接入ることができるので、大変便利です。所要時間は成田-台北が約4時間、台北-成田が約3時間です。国内の移動手段としてまず挙げられるのは、日本の新幹線にあたる台湾高速鉄道です。南港(台北)-左営(高雄)の345キロを約2時間でつなぎます。鉄道網や高速バスも充実しており、各都市間をスムーズに行き来することができます。台北や高雄の市内にはMRTと呼ばれる地下鉄の路線も張り巡らされており、快適に移動できます。澎湖島、馬祖島、小琉球などの離島にはフェリーが定期運航しています。また、都市部ではレンタサイクルのシステムが発達しており、誰でも利用できます。

5-2 気候・服装

日本のように四季ははっきりしていませんが、1年を通して温暖です。亜熱帯の北部は雨が多く、熱帯の南部は気温、湿度とも高いのが特徴です。北部は冬でも平均気温15度と日本に比べると温かいのですが、乾燥していて日によって冷え込むこともあるので、ダウンジャケットなどの上着があった方が安心です。

5-3 宿泊

高級ホテルからリーズナブルな民宿までバリエーションは豊富です。ホテルはタイプによって8,000円くらいから宿泊できるところや、上質なサービスが提供されるラグジュアリーなホテルなど、プランに合った宿を探せます。格安の宿としては、民宿のほかドミトリーやゲストハウスなど2,000円程度で泊まれるところもあるのでピンキリです。日本と同じように温泉が付いた宿もあるので、温泉旅を楽しむのもいいかもしれません。ネットでも宿泊の予約はできますが、日本からのツアーに参加すれば航空券もセットになっていて安心です。

5-4 あると便利な持ち物

日本に比べて雨が多いので、折り畳み傘などの雨具は必携です。夏場は虫よけスプレーや日焼け止めなどもあった方がよいでしょう。電源プラグは日本と同じAタイプなので、変換プラグは不要です。スマホの接続は、レンタルWifiかSIMカードが便利です。買い物の支払いはクレジットカードが使えますが、夜市の屋台などでは現金払いの所もあります。

6.その他の台湾基礎知識

台湾は90日以内の観光目的の渡航の場合、ビザは不要です。治安も比較的安定しており、夜遅くでなければ町中を一人歩きしても問題ありません。ただし、夜市など人が多く集まる場所では財布や貴重品などの管理には十分に注意しましょう。通貨は元(新台湾ドル)で、1元=4.7円(12月18日現在)。ホテルやレストランでは特別なサービスを受ける場合以外はチップの必要はありません。水道水は直接飲まない方が無難で、ミネラルウオーターを購入して飲むのがよいでしょう。

 

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