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国の名勝・天然記念物に指定されている高千穂峡は、宮崎県を代表する観光名所として古くから人気があります。周辺には神話・伝説にゆかりのある観光スポットもあり、パワースポットとしても人気を集めている高千穂峡。そんな高千穂峡の魅力と周辺スポット・イベントをご紹介します。

1. 高千穂峡(五箇瀬川峡谷)とは

新緑の高千穂峡  画像提供:ピクスタ

高千穂峡とは、宮崎県の北部に位置する高千穂町にある峡谷です。五箇瀬川峽谷(ごかせがわきょうこく)とも言い、宮崎県を代表する観光名所の一つとなっています。

高千穂峡の断崖は、かつての阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流によって作られました。冷え固まった火砕流により、五角形や六角形などの角柱状の割れ目が連なる「柱状節理」の美しい地形が作られたのです。

大自然に囲まれた高千穂峡は、四季折々の楽しみ方ができる点が魅力です。春の新緑、夏のライトアップ、秋の紅葉、冬の澄んだ空気、四季の移ろいを楽しみながら、マイナスイオンを感じる癒しの時間を過ごせるでしょう。

また、周辺には神話や伝説などにゆかりのあるスポットも多数。神秘的なパワースポットとしても人気を集めています。

1-1 国の名勝・天然記念物に指定された峡谷

高千穂峡  画像提供:宮崎県観光協会

高千穂峡は、1934年に国の名勝・天然記念物に指定されています。これほどまでに険しく美しい断崖ができあがるには、相当な年月が必要です。一つひとつの柱に地球の歴史を感じられ、その断崖とエメラルドグリーンの水面のコントラストは幻想的で、天然記念物として認められるのも納得の美しさです。

1-2 高千穂峡へのアクセス

高千穂峡のある高千穂町は宮崎県北部に位置しています。また、大分県と熊本県に隣接しています。
電車で高千穂峡へ行くには日豊本線の延岡駅が最寄り駅ですが、駅からバスで約1時間30分かかります。そのため、車での移動をおすすめします。北方延岡道路の蔵田インターチェンジから国道218号で40分ほどで高千穂峡に着きます。

九州以外の地域から高千穂峡へ行く場合は、飛行機か新幹線を利用できます。
飛行機の場合、以下4つの空港からレンタカーやバスなどで高千穂峡へ移動します。

・阿蘇くまもと空港
・福岡空港
・宮崎空港
・大分空港

新幹線の場合は福岡駅か熊本駅で下車し、レンタカーもしくはバスで移動します。

2. 高千穂峡の必見観光スポット

高千穂峡は、峡谷のほかにも見どころがたくさんあります。必ず見てほしい観光スポットを紹介します。

2-1 真名井の滝

高千穂峡 真名井の滝 画像提供:高千穂町観光協会

高千穂峡の断崖からは、約17mの「真名井の滝」が悠々と水を落としています。日本の滝100選にも選ばれており、エメラルドグリーンの水面に滝の水が降り注ぐ様子は、とても優雅です。

真名井の滝は、天孫降臨の際に、水がなかったこの地に天村雲命(あめのむらくものみこと)が水種を移した「天真名井」が水源の滝という伝説があります。マイナスイオンを浴びながら、古くから伝わる神話を感じてみましょう。

2-2 高千穂三橋

高千穂三橋 画像提供:ピクスタ

高千穂峡には3つのアーチ状の橋がかかっており、遊歩道から3本すべてを眺めることができます。段のように見えるため「高千穂の三段橋」とも呼ばれます。
・神橋(石橋)
・高千穂大橋(鋼橋)
・神都高千穂大橋(コンクリート橋)

それぞれ異なる素材で造られた橋を1ヵ所で見られるのは、日本でも珍しいと言われています。

2-3 仙人の屏風岩

仙人の屏風岩 画像提供:ピクスタ

高千穂峡と言えば高さ50~100mの柱状節理が織りなす断崖ですが、特に圧巻なのが「仙人の屏風岩(びょうぶいわ)」です。遊歩道の対面にそびえたっているので、ゆったりと鑑賞できます。

2-4 鬼八の力石

鬼八の力石 画像提供:宮崎県観光協会

「鬼八の力石(きはちのちからいし)」は、神話や伝説にゆかりの深い高千穂峡ならではの観光スポットです。かつて高千穂を荒らしていた荒神・鬼八が、高千穂神社の御祭神・三毛入野命(みけぬのみこと)と力比べをする際に投げたと言われている巨大な石です。重さは推定200トンもあることからも、鬼八の怪力が想像できます。

2-5 玉垂の滝

玉垂の滝 画像提供:ピクスタ

高千穂峡の滝と言えば真名井の滝が有名ですが、玉垂の滝も地元では有名です。湧き水が染み出し滝のようになっています。名前の通り、玉のような水が流れ落ちてくるので、マイナスイオンをたっぷりと浴びることができるでしょう。この湧き水は、高千穂町の水源としても利用されているそうです。

2-6 貸しボート

高千穂峡 画像提供:宮崎県観光協会

高千穂峡では、貸しボートで約30分間の水上の旅を体験できます。断崖や滝を真下から見上げると、遊歩道とは違った表情を楽しめます。貸しボートは1艇につき定員3名(未就学児を含めると最大4名)なので、家族や友人と乗ることができます。高千穂峡に行ったら、ボートでの観光がおすすめです。

3.  高千穂峡周辺の観光名所・イベント

高千穂峡周辺には、高千穂峡とあわせて楽しみたい観光名所や、季節のイベントがたくさんあります。代表的なものをご紹介します。

3-1 天岩戸神社

高千穂 天岩戸神社 画像提供:宮崎県観光推進課

「天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)」は、高千穂峡から車で15~20分ほどの場所にある神社です。御神体として、天岩戸という洞窟をまつっています。須佐之男命(すさのおのみこと)のいたずらに怒った天照大御神(あまてらすおおみかみ)が隠れたとされるこの天岩戸神話の舞台となった、由緒ある場所です。天岩戸神楽が有名で、事前予約をすると神楽を鑑賞できます。また、天岩戸神社を含む高千穂町にある5つの神社を「天岩戸五社」としています。神社巡りをするのも楽しそうですね。

基本情報
名称  天岩戸神社
住所  宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1
連絡先 0982-74-8239
WEB  天岩戸神社公式サイト

 

3-2 夜神楽・高千穂神楽

夜神楽 画像提供:高千穂町観光協会

神楽が有名な高千穂。毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて高千穂町内の20集落で奉納される「夜神楽(よかぐら)」は、高千穂町を代表するイベントの一つです。
一晩中、神楽を奉納する夜神楽は、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。各集落によって舞う順番や題目が異なるため、集落ごとの夜神楽を楽しむのもいいですね。夜明け頃に行われる「岩戸五番」は、夜神楽の中でも特に人気なので必見です。

また高千穂町では、神事である夜神楽の季節以外にも神楽を楽しめます。一年を通じて行われる「高千穂神楽」は、高千穂神社の神楽殿で毎日20時から1時間ほど行われます。各集落の神楽の舞手が担当するため、本格的な神楽を鑑賞できます。夜神楽の時期に旅行できない場合は、ぜひ高千穂神楽で本場の舞を楽しみましょう。

3-3 国見ヶ丘

国見ヶ丘  画像提供:宮崎県観光協会

標高513mの場所に位置する「国見ヶ丘(くにみがおか)」は、雲海の名所として人気の観光地です。雲海がよく見られる季節は、秋から初冬。快晴無風の冷え込んだ日の早朝が見ごろです。

眼前に雲海が広がり、日の出とともに朝日が浮かんでくる様子は、まさに神秘的。その絶景を一目見ようと、早朝にも関わらず多くの観光客でにぎわいます。高千穂峡とは車で約10分の距離なので、1日のうちにどちらも楽しめます。

基本情報
名称  国見ヶ丘
住所  高千穂町大字押方
連絡先 0982-73-1213(一般社団法人高千穂町観光協会)
WEB  高千穂町観光協会公式サイト

4. 高千穂峡の絶景を見て神秘的な体験をしよう

宮崎県を代表する観光名所「高千穂峡」は、雄大な自然美を感じられる景勝地です。「真名井の滝」や「仙人の屏風岩」などの神話の中のような景観や、貸しボートを借りて下からの絶景など楽しんでください。

また、高千穂峡のある高千穂町には、天岩戸神社や国見ヶ丘などの観光客に人気のスポットもあります。夜神楽や高千穂神楽も楽しめるので、歴史ある文化にも触れられる場所です。

読売旅行では、高千穂峡とその周辺、また宮崎県の観光地を楽しめるツアーをご用意しております。ぜひ読売旅行のツアーで、高千穂峡を満喫してください。

 

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