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7月7日(月)

フランツ・ヨーゼフランドに向けて南進

北緯87度42分・東経46度16分 (07:30現在)

今日は朝から2回目の遊覧飛行が行われました。非常に幸運なことに私たち日本人グループは1番最初に搭乗できました。真っ青で綺麗な空が広がり、一面に広がる白い氷の世界とのコントラストがとてもに美しかったですね。何度みてもこの船のパワーには圧倒されます。果敢に氷の海の中を進むその姿は勇ましくもあり、美しくもあります。
午後は船専属画家のヴィクトールによる絵を描く工程の実演やロシアの伝統的な芸術を学ぶ講座が開催されました。 夕方には隊長アレックスより、“ヘリコプター・ゾディアックボート”を使っての上陸方法についての説明がありました。フランツ・ヨーゼフ・ランドが再び近づいてきたので、上陸に備えての説明会です。引き続いて、リキャップ・今日のおさらい。
本日の夕食は北極点到達を祝っての「北極点到達特別ディナー」が準備されました。 夕食が始まって間もなく“ホッキョクグマ発見!”の船内アナウンスが流れました。食事の途中であってもみなさん上着とカメラを片手に一目散にデッキへ!! ボウデッキ1時の方向にホッキョクグマをご覧いただくことができました。今日、ご覧いただいたクマはオスのホッキョクグマだったそうです。

7月8日(火)

フランツ・ヨーゼフランドに向けて南進

北緯83度44分・東経51度45分 (07:30現在)

今日も朝から快晴、綺麗な青空が広がっています。フランツ・ヨーゼフ・ランド上陸を目指して船は進みます。
午前中はフランツ・ヨーゼフ・ランドを起点に北極点を目指した冒険家たちの歴史についての講座がボブ先生よりありました。 ロシア語レッスンでは、Bhei Medved(ベェアリー メドヴェィド)ホッキョクグマを教えてもらっている最中に“ホッキョククマ発見!”のアナウンスが流れました。 少し船から離れたところにいたホッキョクグマはあまり、私たちに興味がなかったようですね。遠くに歩いていってしまいました。今日ご覧いただけたクマは大きなオスだったそうです。 続いてノーム先生から地質学についての講義がありました。
夜6時40分ごろ、ついにフランツ・ヨーゼフ・ランドに到着。夕食後、フランツ・ヨーゼフ諸島最北端にあるルドルフ島のフリゲリー岬に上陸を開始しました。しかしながら、四方から霧が立ち込めてきて上陸は中断。 残念でしたが、これが「極地の厳しさ」ということを改めて感じさせる一場面だったかと思います。

7月9日(水)

フランツ・ヨーゼフランド2日目

北緯81度・東経55度7分 (07:40現在)

船はチャンプ島を目指して進みます。午前中は霧が立ち込め、比較的厚い氷の海を進みました。そのためチャンプ島への上陸が心配されましたがお昼頃、チャンプ島に到着。今日は午後からゾディアックボートを利用しての上陸となりました。今回の旅で初めてのゾディアックボート乗船です。
チャンプ島はフランツ・ヨーゼフ諸島のほぼ中央に位置し、ツンドラの地面では、コケ類や小さな花(ホッキョクヒナゲシやムラサキユキノシタ)などをご覧いただけました。またここは非常にユニークな球形の砂岩が見られることでも知られています。非常に小さなものから、大きなものは直径2mを超える大きなものもありましたね。この砂岩が大きくなるスピードは何と1000年で1mm!!。気の遠くなるような長い年月をかけて大きくなっていくのですね。
今日はお天気にも恵まれ、最高の上陸観光でした。大空を舞うミツユビカモメの姿もみられましたね。 上陸後、ゾディアッククルージングを楽しみ本船へ。その後、船はテゲトフ岬を目指して進みました夕食後、まもなくテゲトフ岬に到着というころ、“ホッキョククジラ発見!!”のアナウンスが!これは非常に珍しく幸運なことだそうです。いくつかのグループが潮を吹きながら泳いでいく姿をご覧いただけました!
そして22時ごろからはゾディアックボートで本日2度目の上陸。テゲトフ岬に上陸しました。好天に恵まれ非常に綺麗な景色を楽しむことができました。テゲトフ岬はフランツ・ヨーゼフ・ランドを発見したオーストリア・ハンガリー帝国の探検船“テゲトフ号”にちなんで命名された岬です。フローラ岬から移行された探検隊の基地跡などをご覧いただきました。素晴らしい天候に恵まれた上陸観光でした。

7月10日(木)

バレンツ海を南進

北緯78度26分・東経52度28分 (07:30現在)

船はムルマンスクに向けバレンツ海を南進。穏やかな海を滑るように航海していきます。
昨日の上陸観光が深夜までであったことから、乗客のみなさんはゆっくりとした朝を迎えたようですね。 朝食会場に来ていたお客様の姿もまばらでしたね。
本日朝1番の講義はコリンさんによる“地球上以外の氷~火星の氷河”について。非常に興味深い講義でしたね。引き続き、“貨物航路を含む北極海におけるロシアの局面”について。冷戦時代前にさかのぼり、また今後期待される北東航路についてボブさんからの講義がありました。
午後はゆっくりと航海をお楽しみいただきました。 ご乗船いただいている50イヤーズ・オブ・ヴィクトリーは、2014年開催された冬季ソチオリンピックの聖火を北極点まで運びました。そのトーチ(たいまつ)が船に贈られています。 今日は特別にそのトーチが乗客のみなさまに公開され、記念撮影をしていただくことが出来ました。
夕方はボブ先生から“北極における生命資源の搾取~捕鯨・アザラシ猟”についての講義がありました。 続いて本日のリキャップ。今日は、乗客のみなさんが撮った写真を募って写真コンテストが開かれました。投稿された写真のなかからファイナリストに残った写真を挙手投票で選びました。素敵な写真の数々でしたね。
夕食は“ロシアンディナー”ロシア料理をお召し上がりいただきました。そして夕食後にはアフトサロンにて“ハワイアン・ディスコタイム!”を思い思いにお楽しみいただきました。明後日の下船、ムルマンスク時間に備えて1時間時計を進めてお休みいただきました。

7月11日(金)

バレンツ海を南進

北緯72度49分・東経39度06分 (07:40現在)

船はムルマンスクに向けバレンツ海を南進し続けます。一昨日の上陸観光に昨夜のハワイアンパーティーと夜遅い日が続いたためか・・・それとも時差調整のために1時間時間が早まったためか、今日も朝食に見えた方たちの姿がまばらでしたね。
今日は朝1番でコンラッドさんから“クジラの生態”についての講義がありました。私たちが先日、ホッキョククジラに出会えたのがいかに幸運であったか!あらためて実感することができましたね。引き続いてバルさんによる極地旅行の魅力、他にもあるたくさんある極地の見どころについての紹介がありました。
昼食を挟んで午後はエンジンルームツアー。機関長から船の概要についての説明を受けたあと、実際にオペレーションセンターや海水を淡水に変えるシステム・発電機などのある場所を見学しました。この船は食糧が尽きない限り、7か月間どこにも寄港せずに航海することができ、また非常時に備え、2重にも3重にもバックアップがされているそうです。オペレーションセンターでは5人の方々か3交代制で昼夜働いているのだそうです。だからこそ、私たちも快適で安全な極点までの旅を楽しむことができたのですね。迷路のような船底のエンジンルーム見学いかがでしたか?
夕方、アレックスからの下船説明会の後、船長主催のカクテル・パーティーが行われました。引き続いてフェアウェル・ディナー。いよいよ下船が近づいてきました。 食後には出来たての今クルーズの航海記録のスライドーショーが公開されました。盛り上がりましたね。 今日は荷造りを済ませ、また1時間時計を進めてお休みいただきました。

7月12日(土)

ムルマンスク~ヘルシンキ

船は無事にムルマンスクに到着。朝9時過ぎに下船して、チャーター機でヘルシンキに向かいました。
ヘルシンキ市内のホテルにチェックイン。夕刻皆さんで街の散策、そして市内レストランでの夕食へ。 夕食は久しぶりの日本食をご用意。久しぶりの間違いない味に、皆様ホッとされていましたね。
今日は久しぶりの陸のベッドで皆様ゆっくりとお休み頂きました。

7月13日(日)-7月14日(月)

ヘルシンキ~成田

午前中はヘルシンキ市内観光へ。ちょうどヘルシンキ・アテネウム美術館にて、あのムーミンの作者トーベ・ヤンソン生誕100周年展が開催されておりましたので、ムーミンの下書きや原画など貴重な品々を間近にお楽しみいただきましたね。昼食の後、市内大通りでのショッピングをお楽しみ頂き、一路、ヘルシンキ空港へ。フィンランド航空73便にて帰国の途へ。約9時間40分のフライト。
7月14日午前9時定刻に成田に到着。到着した時の北極と日本の気温差に体が悲鳴を上げたことを今でも鮮明に記憶しております。

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