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6月2日(土)

成田⇒アムステルダム⇒ベネチア(イタリア)

さあ、皆様の浪漫の旅がスタート!ご旅行をお申し込み頂いてから、この日を楽しみに首を長くしてお待ちになっておられたことでしょう。成田空港よりKLMオランダ航空864便にて大空へ飛び立ちました。約12時間の空の旅を終え、多彩な魅力が溢れるアムステルダムに到着しました。その後、空路で約1時間45分・・・ヨーロッパ文化の香りを醸し出しロマンチックな景観のベネチアに無事到着・・・日本から遥か遠くまで来たものだという実感が湧いてきました。ホテルでチェックイン!長い1日を終え、部屋に入ると自然と肩の力が抜け、安堵の眠りにつかれました。

6月3日(日)

ベネチア(イタリア)

朝からモーターボートでサンマルコ広場へ・・・憧憬のベネチア観光に出掛けました。古き良き時代を映し出すドゥカーレ宮殿、モザイクが素晴らしいサンマルコ大聖堂、運河を行き交うゴンドラや歴史ロマンが見え隠れする中世の建物・・・ベネチアの街角で自分だけの絶景を発見されましたね。その後、豪華客船カーニバルブリーズ号が待つ港へ向かいました。心地よい緊張感の中、港での乗船手続きをして、ますます気分が高まりました。かつての旅人たちの喜びと悲しみ、出会いと別れと思い出がたくさん詰まったベネチアを出港・・・海から眺めるベネチアの絶景に感嘆の声を漏らしました!今回は、どんな素晴らしい出会いが私たちを待っていることでしょう。

6月4日(月)

ドブロブニク(クロアチア)

爽やかに目を覚まし、昨日から始まった船旅に期待を膨らませ、甲板に出て肌で感じた海風は心に潤いを与えてくれました。正午に「アドリア海の宝石」と讃えられ、クロアチアでも有数のリゾート地ドブロブニクに寄港しました。約2kmの立派な城壁に囲まれ、1979年に世界遺産に登録されたオレンジの瓦屋根の家々が建ち並ぶ旧市街。町の守護聖人ヴラホが彫られているピレ門から、敷き詰められた大理石の石畳が光沢を持つプラツァ通りを歩き、左右に細長く狭い路地では、人々の生活風景を垣間見ることができました。快晴の天候で、甘いジェラートに舌鼓を打たれたり、絵葉書のような景観の写真を撮られたり、お土産を購入されたりしましたね。

6月5日(火)

終日航海(エーゲ海)

本日は日頃の忙しさからも解放され、コバルトブルーに輝くエーゲ海をクルーズしました。澄み渡った美しい青い空。海からの風もひときわ清々しく、陽に照らされてキラキラ反射する水面や空を流れる景色をのんびりと眺めました。デッキをウォーキングして汗を流された方、イタリアンレストランや寿司バーで滋味あふれるお料理を堪能された方、お部屋でプライベートに過ごされた方など寛ぎの時間が流れました。夜のドレスコードは、フォーマル!夕食前にキャプテンのセレブレーションがあり、オフィサー達とアルバムに飾る写真を撮られたり、生演奏にあわせてダンスを踊られたり、船旅の華やかさを謳歌されました。

6月6日(水)

ピレウス(ギリシア)

日の出とともに金星の太陽面通過・・・次見られるのは105年後の2117年とか・・・。

サロニコス湾に面したギリシア最大の港湾都市ピレウスに寄港しました。近代オリンピックの行われたパナコシウムスタジアム、凛々しいギリシア人衛兵が印象的な国会議事堂、アテネの黄金期を象徴するパルテノン神殿、美しい女神の像が印象的なエレクティオン、勝利の女神ニケを祀ったニケ神殿などをご覧になられました。まるで映画のワンシーンを見るように映る岩盤に聳え立つアクロポリスの広大なスケールは、何といっても圧巻!先人たちが独特の技術と魂を込めて一つ一つ築き上げた壮大な記憶が刻まれている遺跡に心を揺さぶられました。

6月7日(木)

イズミール(トルコ)

トルコ西部北エーゲ海に面したリゾート地のイズミールに寄港しました。ここでの観光は何といっても紀元前11世紀に建設されたイオニア人の古代遺跡エフェソス!古代の人々により「薔薇のように美しい」と称され、アレクサンドロス大王が憧れ、聖パウロが布教活動を行い、聖母マリアが最期の時を迎えた地。燦々と輝きながら降り注ぐ陽射しを浴びながら、徒歩でエフェソスの遺跡観光をしました。驚嘆するほど保存状態が良く、精巧な彫刻や時の魔法にからめられたような建造物との衝撃的な出会いに、いにしえの栄華や人々の情熱を感じましたね。

6月8日(金)

終日航海(エーゲ海)

静寂の紅く染まった空をぼんやり眺め、朝日を浴びて爽やかな一日がスタートしました。本日は海鳥に先導されながら終日航海。落ち着いた雰囲気の豪華客船の中で、豊かな時の流れを心ゆくまで満喫されました。船の中では優雅な時間を過ごし、港に着くと船を降りて見知らぬ文化にふれる・・・船旅ならではの醍醐味ですね。夕食前のよみうりオーシャンクルーズ主催のカクテルパーティーでは、ラグジュアリーなラウンジでグラスを傾けながらお話に花を咲かせました。今夜もシアターでは一流のエンターテイナーが観客を沸かせ、誰もが楽しげに童心に返ったかのように目を輝かせてショーに見入っていました。

6月9日(土)

メッシーナ(イタリア)

さまざまな歴史と文化が交差するシチリア島とイタリア本土を結ぶ玄関口メッシーナに寄港しました。入港時に、真っ先に私たちを迎えてくれたのは金色に輝く町の守護聖人マドンナ・ディ・レッテラ!文化の架け橋の担い手であるおおらかなガイドさんに先導され、「地中海の女王」と呼ばれ、映画「グラン・ブルー」のロケ地としても有名でイタリア人のハネムーンで人気のタオルミーナに向かいました。シチリアで2番目に大きなギリシア劇場からは、噴煙を上げる活火山のエトナ山とイオニア海を眺めました。街角では至る所でボンジョルノ!ラテンの太陽をたっぷり浴びて陽気なお国柄の人々から新たな刺激とパワーをもらいました。

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