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もぎたての果物をその日のうちに味わえるのが魅力の果物狩り。果物狩りにもさまざまな種類がありますが、中でもぶどう狩りはファミリーやカップルなど幅広い世代に人気のアクティビティーです。
ここでは、美味しいぶどうの見分けやぶどう狩りで人気の県をご紹介します。また、ぶどう狩りに持っていくべきアイテムやお土産として持って帰ったきたぶどうの適切な保存方法も一緒にご紹介します。

1.  ぶどう狩りに適した時期(シーズン)はいつ?

ぶどう狩り(イメージ) 画像提供:ピクスタ

 

旬から9月下旬の期間内で計画するのがおすすめです。日によっては気温が高く暑く感じるかもしれないので、暑さが苦手な方は、 やや気温が落ち着く9月下旬に行くのも良いでしょう。
また、食べたいぶどうの品種によって時期を選ぶのも大切。「デラウェアであれば7月中旬から8月中旬」、「巨峰であれば8月上旬から9月下旬」のように、品種ごとにぶどう狩りを体験できる期間が異なるので 、事前にチェックしてから計画するとより楽しめるでしょう。

 

2. 美味しいぶどうの見分け方とは?

ぶどう 画像提供:ピクスタ

 

美味しいぶどうを見分けるには、次のポイントを知っておくのが大切です。

●    実に張りがあるものを選ぶ
●    実の色合いもチェックする

以下では、これらのポイントについて詳しく説明します。

 

2-1 実に張りがあるものを選ぶ

美味しいぶどうは、実を触ると果皮が張っていて、果肉がしっかり詰まっています。ぶどうを狩り取る前に一度実の触感をチェックすると、美味しいぶどうを選べます。

反対に、実がぷよぷよしているぶどうは鮮度が低下しており、味わいが変わっている可能性があります。美味しいぶどうをたくさん食べるには、こうした違いを知っておくと良いでしょう。ただし、あまり触るのはマナー違反。良さそうなものを見極めて、そっと身を傷めないように確認しましょう。

 

2-2 実の色合いもチェックする

美味しいぶどうを見分けるには、触感だけでなく見た目の違いを知っておくのも大切です。例えば巨峰のように色の濃いぶどうは、果皮が黒に近いくらい濃いものが熟している可能性が高いです。また、シャインマスカットのように黄緑色をしているタイプのぶどうであれば、黄色に近い色をしているものほど美味しいでしょう。また、果皮だけでなくブルームという白っぽい粉が付いているのも鮮度が良いサイン。枝が黄色から緑色で、茶色がかっていないものを選ぶのも、美味しいぶどうを食べるための秘訣です。

 

3. ぶどうの種類

ぶどう畑 ©YTS

 

ぶどう狩りで味わえる品種で代表的なものとして、次の4つがあります。

●    デラウェア
●    巨峰
●    ピオーネ
●    シャインマスカット

7月中旬ごろから味わえるデラウェアは、小粒で種が無いため 大人だけでなく子どもにも人気の品種。ほかの品種より早い時期に収穫できます。また、ぶどう狩りの王道とも言える巨峰やピオーネは、粒が大きく食べごたえがあるのが魅力。9月下旬ごろまで楽しめるので、気候が落ち着くのを待ってからぶどう狩りに出かけることも可能です。「高級ぶどう」として名高いシャインマスカットは、パリッとした引き締まった食感に加えて、糖度の高さが特徴。上品な味わいを存分に堪能したい方におすすめの品種です。

 

4. ぶどう狩りで人気の県

甲州市勝沼ぶどうの丘 画像提供:甲州市勝沼ぶどうの丘

 

ぶどう狩りは全国各地で体験できるアクティビティーですが、特におすすめの地域は次の4つです。

●    山梨県
●    福島県
●    千葉県
●    兵庫県

以下では、これらの地域ごとにぶどう狩りの特徴をお伝えします。

4-1 山梨県

ぶどうの産地と聞くと山梨県が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。山梨県はぶどうの栽培面積や収穫量で全国1位を誇ります。そんな山梨県にはぶどう狩りスポットがたくさんあり、好みのエリア・品種を選べます。山梨県には、長い歴史を持つ「甲州」という品種を栽培しているところが多いのも特徴。一般的な品種だけでなく、山梨ならではのぶどうを堪能できるのも魅力です。

4-2 福島県

福島県にもぶどう狩りを楽しめるスポットがたくさんあります。中にはぶどう狩りと一緒に梨狩りも楽しめるなど、一度に複数の果物狩りができるスポットもあります。福島県生まれの品種「あづましずく」は、大粒で食べ応えがあるのが特徴。種無しなので、子どもも食べやすいです。

4-3 千葉県

千葉県のぶどう農園は、マイカーや公共交通機関で都心からアクセスしやすいところが多いのが魅力です。農園によってはぶどう狩りをしながらバーベキューができるなど、一度に複数のアクティビティーを楽しめるところもあります。「ぶどう狩りのほかにも楽しみたいレジャーがある」という方は、千葉県のぶどう農園に足を運んでみてはいかがでしょうか。

4-4 兵庫県

兵庫県では、「ゴールデンべリーA」という品種が有名です。中でも兵庫県認証食品の認証を受けている「ゴールデンべリーA」は、種無しで食べやすいだけでなく大粒で果汁がたっぷり入っているのが特徴。締まった果肉の食感も魅力です。

 

5. ぶどうの保存方法

ぶどう ©YTS

 

ぶどう農園によっては、狩り取ったぶどうを持ち帰って楽しめるところもあります。ぶどうはあまり日持ちしないためなるべく早く食べてしまうのがおすすめですが、数日空けてぶどうを味わいたい場合は、次の方法で保存しましょう。

●    新聞紙やキッチンペーパーで包んで冷蔵する
●    ラップやビニール袋に包んで冷凍する
●    1粒ずつもぎ取って密閉できる袋や容器に入れて冷蔵する

1粒ずつもぎ取れば、茎に水分を取られにくくなるだけでなく、ぶどうの実の重さでほかの実がつぶれるのを防ぐことができるため、1週間近く保存することができます。果皮の表面についている「ブルーム」という白い粉は、鮮度を保つために重要な役割を果たしているため、水で洗い流さないようにしましょう。

 

6. ぶどう狩りのツアーの持ち物と楽しみ方

ぶどう狩りツアーに出かける際は、次の持ち物を用意しておくと安心して楽しめます。

●    タオル
●    帽子
●    ウエットティッシュ
●    虫よけスプレー

これらのほかに、椅子がない農園ではピクニックシート、ぶどうを持ち帰る場合はクーラーボックスや保冷剤があると便利です。足元が不安定なところを歩くケースもあるため、履き慣れたスニーカーで行くことも 大切です。

 

7. ぶどう狩りはツアーでおすすめスポットを探そう

ぶどう狩り 画像提供:ピクスタ

 

ここでは、ぶどう狩りについて押さえておくべき知識や、エリアごとのおすすめポイントを紹介しました。

農園によっては予約が取りにくかったりアクセスが難しかったりするなど、行きたい農園に足を運びにくいこともあります。バスツアーなら、観光やランチなどとセットで気軽にぶどう狩り体験ができます。また、ぶどうの品種限定のツアーもあるので、品種にこだわって参加するのもよいでしょう。複数のツアーを比較して検討してみてはいかがでしょうか。

>>ぶどう狩りのツアーはこちら

 

 

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