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秋田県と岩手県にまたがる八幡平では、5月下旬から6月上旬にかけて、条件がそろうと「ドラゴンアイ」を見ることができます。本記事では、超レア絶景とも言われる八幡平ドラゴンアイについてだけでなく、八幡平やその周辺の観光スポットも紹介します。

 

1. 八幡平ドラゴンアイとは?

超レア絶景と言われる八幡平ドラゴンアイとはどのようなスポットなのでしょうか。詳しく紹介します。

 

1-1 八幡平とは?概要とアクセス情報

そもそも「八幡平」とは、どのような場所なのかご紹介します。

八幡平とは「はちまんたい」と読み、秋田県と岩手県にまたがる山と周辺の高原地帯を指します。頂上の標高は1,613m。楯を伏せたような形の「アスピーテ」地形の山で、日本百名山の一つ。見事な紅葉で知られ、春から秋にかけて多くの登山者が訪れます。

岩手県八幡平市には全国的に有名なスキー場「安比(あっぴ)高原」があり、八幡平からすぐの秋田県仙北市には日本一深い湖の「田沢湖」もあります。そのため、八幡平の観光だけでなく周辺観光地へも範囲を広げて旅行できるのも魅力です。

岩手県側にある国道282号線と秋田県側にある国道341号線をつなぐ県道23号線は「アスピーテライン」とも呼ばれ、ドライブにおすすめ。周辺には駐車場もあるので、新幹線が停まる盛岡駅や田沢湖駅からレンタカーで行くことも可能です。山頂へはバスも運行されています。

 

1-2 5月下旬から6月上旬にかけてドラゴンアイが出現!

八幡平は自然あふれる観光スポットとして人気があり、春は桜、夏は高山植物、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の楽しみ方ができます。

一年を通じて自然を感じられるため多くの観光客が訪れますが、最近注目を集めているのが5月下旬から6月上旬にかけての期間。 なぜなら「八幡平ドラゴンアイ」が見られる時期だからです。

八幡平山頂付近にある鏡沼は積もった雪が解けると、まさに「龍の瞳」のように見えることからドラゴンアイと呼ばれています。

ただし、その期間であれば必ず見られるというわけではなく、積雪量・雪解けの状況・天候などに左右され、見られない日も多く、見ることができたらラッキーな超レア絶景です。

 

1-3 ドラゴンアイができる仕組み

ドラゴンアイは、鏡沼に降り積もった雪が解けてくる過程で現れる自然現象です。

雪解けが進むと、鏡沼に雪解け水が増えてきて、中央部の雪を押し上げていき、目玉のような状態になります。雪が空気に触れることでさらに雪解けが進んで、雪の中央部分が解けてきます。そして中央部分が完全に解けた状態になると、ついに「ドラゴンアイ開眼」です。

天候によっては水のエメラルドグリーンがより鮮やかになり、雪の白色とのコントラストが美しく神秘的な様子になります。

2. 八幡平にはドラゴンアイ以外にも見どころ満載!

八幡平はドラゴンアイが非常に人気ですが、ほかにも見どころがたくさんあります。せっかく行ってもドラゴンアイを見られなかったときや、ドラゴンアイの季節に行けなかったときでも、八幡平は観光地としての魅力にあふれています。

2-1 大小さまざまな沼

八幡平ドラゴンアイが見られる鏡沼以外にも、八幡平には多くの沼が点在しています。

メガネ沼
鏡沼の近くにある「メガネ沼」は「ドラゴンの涙(龍の涙)」と呼ばれ、ドラゴンアイとともに人気を博しています。エメラルドグリーンの水面が美しい沼です。

八幡沼
「八幡沼」は、八幡平にある沼の中で最も大きい沼です。周囲は約1.5㎞あり、1周1時間ほどで手軽な散策にもおすすめ。よく見ると水深によって水の色が異なります。

ガマ沼
八幡沼の向かい側にある「ガマ沼」は、硫黄コロイドという物質が溶け込んでいるため美しい青色をしています。

それぞれの沼の違いを楽しみながら散策してみましょう。

 

2-2  7月下旬~8月上旬の花畑

八幡平は、高山植物や湿原植物も豊富です。

特に、八幡沼の南側にある「キスゲ通り」は、美しい花畑が見られるため人気です。7月下旬から8月上旬にかけてニッコウキスゲが咲き誇り、花の黄色と山の緑が相まって、自然の美しさをひしひしと感じられます。

2-3 冬のスノーモンスター

八幡平は、冬の樹氷でも有名です。アオモリトドマツが雪で覆われてできた大きな樹氷は、怪物のような形をしているため「スノーモンスター」と呼ばれ親しまれています。ちなみに、ほかに樹氷で有名な「蔵王(ざおう)」は、山形県と宮城県にまたがった場所にあります。八幡平と合わせて、蔵王の樹氷も楽しみたいですね。

3. 八幡平ドラゴンアイに行く際の注意点

八幡平ドラゴンアイは標高の高い場所に位置していて、雪解けの季節にのみ見られます。そのため見に行く際には以下の点に注意しましょう。

3-1 長靴を履いていく

八幡平ドラゴンアイが見られる季節は、雪解けが終わっていません。まだ雪が積もっていたり、道が凍っていたりするため、慣れていない人は歩くのが難しいでしょう。長靴を履いていった方が歩きやすいですし、足元が濡れないのでおすすめです。

3-2 防寒対策をする

八幡平ドラゴンアイが出現する期間は、5月下旬から6月上旬です。その時期の秋田県鹿角市の平均気温は、5月では11.2℃、6月では15.5℃ となっていて、春の暖かさを感じられる気候です。とは言え、八幡平ドラゴンアイがあるのは標高の高い場所です。さらに気温が低いと予想されるので、防寒対策をしていきましょう。

3-3 沼に下りない

もしドラゴンアイを見ることができたら、その美しさに「もっと近くで見たい」と思うかもしれません。しかし沼に下りることは厳禁です。水面が凍っているように見えても、雪解けは進んでいます。氷が割れる可能性が高く危険なので、沼には絶対に下りないようにし、遠くから鑑賞しましょう。

4. 八幡平周辺の観光スポット

最後は、八幡平ドラゴンアイを見に行った際、ぜひ立ち寄りたいスポットを紹介します。これ以外にも八幡平周辺には多くの人気スポットがありますよ。

4-1 八幡平温泉郷

秋田県鹿角市八幡平には多くの温泉施設が立ち並ぶ「八幡平温泉郷」があります。

7つの湯を楽しめる「後生掛温泉(ごしょうがけおんせん)」は湯治でも有名で、長くて3カ月ほど滞在する湯治客もいるほど全国的に知られています。

八幡平最古の湯「蒸ノ湯温泉(ふけのゆおんせん)」も湯治場として人気の温泉で、「子宝の湯」としても親しまれています。宿から1~2分の場所に野天温泉もあり、さまざまな湯浴みを体験できます。

ほかにもいくつかの温泉施設が点在しており、施設を回る周回バスも運行しています。

基本情報
名称  八幡平温泉郷(八幡平温泉リゾート協会)
住所  秋田県鹿角市八幡平熊沢外8国有林 八幡平ふれあいやすらぎセンターゆらら内 事務局
連絡先 0186-25-8370
WEB  八幡平温泉リゾート協会公式サイト

4-2 不動の滝

日本の滝100選にも選出された「不動の滝」は、岩手県八幡平市にある桜松神社のすぐそばにあります。15mもの高さから大量の水が飛沫をあげて降り注ぐ様子は神秘的な絶景です。神秘的な光景です。毎年5月3日には「不動の滝まつり」が催され、雪解け水によってさらに水量を増した不動の滝は必見です。

基本情報
名称  不動の滝
住所  岩手県八幡平市高畑(八幡平市観光協会)
連絡先 0195-78-3500
WEB  八幡平 市観光協会公式サイト

4-3 サラダファームヴィレッジ

岩手県八幡平市にある「サラダファームヴィレッジ」は、動物と触れ合ったり農業体験ができる、体験型複合施設です。動物や花と触れ合える「ガーデンパーク」や、いちご狩りができる「いちごちゃんの森」などがあり、大自然の中で楽しめるアクティビティが満載です。冬のイルミネーションをはじめ、1年を通じてさまざまなイベントも開催されている、子どもも大人も楽しめるスポットですよ。

基本情報
名称 サラダファームヴィレッジ
住所 岩手県八幡平市平笠2-6-333
連絡先 0195-75-2500
WEB  https://salad-farm.jp/

5.  レア絶景「八幡平ドラゴンアイ」を見に行こう

八幡平ドラゴンアイは限られた時期に条件がそろうことで見られる、レア絶景です。見られたらラッキーですが、もしドラゴンアイを見られなくても、八幡平やその周辺には魅力的な観光地が数多くあります。

読売旅行では、八幡平ドラゴンアイのツアーをご用意しております。読売旅行のツアーなら、東北の名湯やほかの観光地とセットにした春の東北を楽しむツアーもあるので、ドラゴンアイと合わせて春の東北の魅力を味わってください。

とりっぷナビ編集部

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