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伊勢神宮は、日本人の心のふるさとと言われる由緒正しい神宮です。「お伊勢さん」「大神宮さん」などの通称で親しまれ、古くから多くの人がお参りに訪れています。今回は、そんな伊勢神宮に行くのにおすすめの季節や回り方、周辺スポットをご紹介します。

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1. 日本の神社の中心「伊勢神宮」ってどんなところ?

伊勢神宮 宇治橋 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

伊勢神宮 は三重県伊勢市にある神社で、正式名称は「神宮」のみですが、他の神宮と区別するために地名をつけて通称 「伊勢神宮」と呼ばれています。全国約8万社を誇る日本の神社の中で最大の聖域とされ、全国の神社の中心的存在 であり、別格 のお宮として崇敬を集めています。

我々日本人の総氏神であり、皇室の御祖先の神とされる「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」をお祀りする「皇大神宮<内宮>(こうたいじんぐう・ないくう )」と、天照大御神の食事を司り、衣食住をはじめとするすべての産業の守り神である「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」をお祀りする「豊受大神宮<外宮>(とようけだいじんぐう・げくう)」の2つのお宮の他、 14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社を含めた125もの社があり、これらの総称が「神宮」です。

また、多くの神社が仏教建築の影響を受けて瓦屋根や朱塗りの建物になっていますが、伊勢神宮は「神明造(しんめいづくり)」という古代の建築様式を受け継いでいます。特に伊勢神宮の内宮・外宮両宮の正殿の様式については 、「唯一神明造」とも呼ばれる貴重な建築様式です。

基本情報
名称  神宮(伊勢神宮)
住所  三重県伊勢市宇治館町1(内宮)、三重県伊勢市豊川町279(外宮)
連絡先 0596-24-1111(神宮司庁)
WEB  伊勢神宮公式サイト

 

1-1 伊勢神宮でのお参り

伊勢神宮は、前述のように公的な性格が強い神社であり、古来 個人的な捧げ物やお願いが禁じられていたほどです。律令国家全体を司る国家の神として、律令の代表である天皇だけが祭祀を行えるものとされていたのです。そのため、今でも皇大神宮(内宮)や豊受大神宮(外宮)の正宮では個人的なお願いせず、日頃の感謝を神様にお伝えするのがふさわしい 場所とされています。

しかし、絶対に個人的なお願いができないわけではありません。地元では 伊勢神宮にお参りして個人的なお願いをしたい場合 、「第一別宮」という正宮に次いで尊いお宮でお参りを するとよいと言われています 。内宮の第一別宮は「荒祭宮(あらまつりのみや)」、外宮の第一別宮は「多賀宮(たかのみや)」です。

伊勢神宮で受けら れるお守りには一般的な「御守」のほか、「交通安全・開運・学業成就・厄除・安産」などがあります 。

2. 伊勢神宮に行くのにおすすめの季節はいつ?

では、伊勢神宮に行くのにおすすめの季節はいつなのでしょうか。ここでは、いくつかおすすめの時期をピックアップしてご紹介します。

2-1 【5〜7月】開門に合わせて清々しい朝に参拝

早朝の宇治橋 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

5〜7月は1年のうちで最も日が長い時期です。開門に合わせて朝の清々しい空気の中で参拝する「早朝参拝」をするならこの時期がおすすめ。伊勢神宮は人が多く行き交いますし、お昼どきにかけて参拝者はどんどん増えていきます。朝、日が昇ってすぐの時間帯はまだ人が少なく、凛とした静謐な空気を感じられるでしょう。

伊勢神宮の開門は午前5時です。前日のうちに近くの宿に泊まり、開門と同時にお参りに向かいましょう。静かで荘厳な雰囲気の中、宇治橋から見える朝日も絶景ポイントの一つです。御朱印などの授与は午前6時からなので、一通り境内の宮社を お参りしてから授かるのも良いでしょう。

2-2 【3月下旬〜4月上旬】宇治橋の桜を見に行こう

春の宇治橋 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

宇治橋は内宮入り口にある長さ101.8m、幅8.42mの総木造 の橋です。俗界と聖界との架け橋と言われ、正面に立つ大鳥居の姿を見ると心が洗われるような気持ちになります。春先にはこの宇治橋にかかる桜の淡い色合いが見事な風情を醸し出し、参拝に訪れた人を美しく出迎えてくれるようです。

2-3 【11月下旬〜12月上旬】五十鈴川の紅葉を楽しもう

紅葉の五十鈴川 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

前述の宇治橋がかかる川の名前が「五十鈴川」で、11月下旬〜12月上旬には周辺の木々が赤やオレンジなど鮮やかに色づきます。五十鈴川は「御裳濯川(みもすそがわ)」とも呼ばれ、倭姫命が御裳のすそを濯いだという伝説も残っています。

 

2-4 【10月15日〜25日】神嘗祭(かんなめさい)を拝観 しよう

10月15日〜25日には、伊勢神宮の最も大切なお祭りである 、神嘗祭が行われます。収穫に感謝して天照大御神に新穀を奉り、その恵みに感謝するお祭りです。6月・12月の月次祭とあわせて 「三節祭」とも呼ばれ、 年間1,500回にも及ぶ神宮のお祭りの中でも、最も重要なお祭りとされています。

神嘗祭では午後10時と午前2時の二度にわたって由貴大御饌(ゆきのおおみけ)の儀が行われ、神宮神田で清浄に栽培された新穀 や神酒を始め、海の幸、山の幸をお供えします。翌正午には勅使がお越しになり 、奉幣(ほうへい)の儀が行われます 。皇室の弥栄、五穀豊穣、国家隆昌、ならびに国民の平安を祈願します。

夜間の儀式は参拝停止時間中にあたるため、一般参拝者 が見ることはできませんが、正午の祭典などを参道から見ることができます。

 

2-5 【番外編】各月1日は朔日(ついたち)参り!

毎月1日の早朝に、月の区切りとして、神様に感謝する「朔日参り」「朔日詣」をする風習があります。内宮・外宮双方の門前では、早朝から店が開き、多くの参拝者 で賑わいます。周辺のお店で「朔日餅」や「朔日粥」などの特別メニューが出される日でもあります。

3. 伊勢神宮のおすすめの回り方!正しい参拝ルートをおさえよう

伊勢神宮は内宮と外宮に分かれていて、距離も少しあるため、いずれか一方だけを回って済ませてしまうことも少なくありません。しかし、これは「片参り」と言って好まれません。時間があれば両方お参りするのが、より丁寧な参拝とされます。

一般的には神宮のお祭りが外宮から行われる(外宮先祭・げくうせんさい)ことから 、外宮から内宮の順で回るのが良いとされています。さらに、参拝ではまず正宮へお参りをし、その後に別宮を回るのが正式な順番です。

1.外宮・正宮
2.外宮・別宮
3.内宮・正宮
4.内宮・別宮

では、それぞれの順序について詳しく見ていきましょう。

3-1 お祭りの順番にならい、先に外宮から回ろう

伊勢神宮・外宮正宮 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

外宮では、以下の順序で回るのが標準的なコースです。

火除橋→手水舎→豊受大神宮(正宮)→古殿地→三ツ石→別宮(多賀宮、土宮、風宮)→外宮神楽殿

3-2 伊勢神宮の中心 、内宮を回ろう

伊勢神宮 内宮正宮 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

内宮では、以下の順序で回るのが標準的なコースです。

宇治橋→手水舎・御手洗場→瀧祭神→皇大神宮(正宮)→御稲御倉(みしねのみくら)→別宮(荒祭宮、風日祈宮)→内宮神楽殿→参集殿

 

3-3 時間があれば別宮もおすすめ

月夜見宮 ©伊勢志摩観光コンベンション機構

時間 があれば別宮も参拝するのがおすすめです。別宮を省いて正宮だけ参拝すると移動時間も含めてだいたい40分〜1時間程度、別宮も含めて両宮を参拝すると約1時間30分〜2時間くらいの時間がかかりますので、時間に余裕をもって向かいましょう。

4. 伊勢神宮周辺のおすすめスポット3選

最後に、伊勢神宮周辺のおすすめスポットを3つご紹介します。

4-1 伊勢の風土を楽しむ「おかげ横丁」

おかげ横丁 画像提供:ピクスタ

伊勢神宮の内宮前、宇治橋から歩いて5分程度のところに「おかげ横丁」があります。入り口にある大きな常夜燈が目印で、伊勢土産や郷土料理を味わえるのはもちろん、紙芝居や神恩太鼓の演奏など、さまざまな催しが楽しめます。

基本情報
名称  おかげ横丁
住所  三重県伊勢市宇治中之切町52番地
連絡先 0596-23-8838(総合案内)
WEB  おかげ横丁公式サイト

4-2 昔懐かしい街並みの「おはらい町」

おはらい町 ©YTS

伊勢神宮の内宮前に広がる門前町の一帯です。五十鈴川に沿って宇治橋から北へ約800mの「おはらい町通り」は、内宮の参拝者と密接な関係をもっています。約100店舗が立ち並ぶおはらい町には、伊勢特有の切妻・入母屋・妻入り様式などの建築が建ち並び、土産物屋、銘菓の老舗、旅館などが軒を連ねています。

基本情報
名称  おはらい町
住所  伊勢市宇治今在家町・宇治中之切町
連絡先 0596-28-3705(伊勢市観光協会)
WEB  おはらい町公式サイト

4-3 絶景のパノラマが広がる「伊勢志摩 e-POWER ROAD」

伊勢志摩スカイライン 画像提供:三重県観光開発(株)

伊勢湾の雄大なパノラマを楽しめる「伊勢志摩スカイライン」は、伊勢と鳥羽を結ぶドライブコースです。山頂近くにある金剛證寺は古来、伊勢神宮の鬼門を守る寺として神宮の「奥の院」とも言われてきました 。

基本情報
名称  伊勢志摩スカイライン
住所  三重県伊勢市朝熊町548(金剛證寺)
連絡先 0596-22-1810(伊勢志摩スカイライン)
WEB  伊勢志摩スカイライン公式サイト

5. 伊勢神宮のおすすめ季節や回り方をおさえてめいっぱい楽しもう!

伊勢神宮は日本国民の総氏神として親しまれ、崇敬されてきた神社の中心です。外宮先祭のしきたり通り、外宮から内宮の順に両方、参拝し、さらに別宮や周辺のスポットを巡って、伊勢神宮にまつわる歴史と文化を感じてみください。ぜひ、行きたい季節のツアーを検索してみてはいかがでしょうか。

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