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秋田県仙北市に位置する「角館」は「みちのくの小京都」とも呼ばれ、格式の高い武家屋敷が建ち並ぶ人気の観光地です。歴史を感じられる町並みを歩いたり、おいしい料理に舌鼓を打ったり、楽しみ方もたくさん。今回は角館のおすすめスポットと秋田県のご当地グルメをご紹介します。

1.「みちのくの小京都」角館ってどんなところ?

角館武家屋敷 石黒家 画像提供:仙北市観光課

1-1 江戸時代に栄えた城下町の面影を今に残す

秋田県仙北市に位置する「角館」は、江戸時代から変わらぬ町並みを今も残す人気の観光地です。東京から秋田新幹線で最短約3時間とアクセスも良く、最近では映画のロケ地としてその名を知られるようになりました。半径2kmほどの範囲に、武家屋敷をはじめ江戸時代からの建物が数多く現存している歴史ある町です。

江戸時代初頭、芦名義勝がこの地に入り、1620年に町を造ったことが角館の始まりと言われます。町が造られた当時、武家屋敷は80戸にのぼったとか。現在も残る武家屋敷群としては最大規模、町割りもほとんどが当時のままで、火災を防ぐための「火よけ」の策も見ることができます。武家屋敷が集まる一帯は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、武家社会の文化を現在に伝えています。

 

1-2 季節は春が特におすすめ!秋田屈指の桜の名所

武家屋敷通りのしだれ桜 画像提供:(一社)秋田県観光連盟

芦名氏のあとにこの地を統治した佐竹義隣は京都の公家出身。京都の雅な文化を持ち込もうと、町にしだれ桜を植えたという説があります。武家屋敷通りのしだれ桜は現在も毎年立派な花を咲かせて町を彩っています。武家屋敷と京都の公家文化が融合した美しさから、角館は「みちのくの小京都」と呼ばれ親しまれるようになりました。

武家屋敷通りの近くを流れる桧木内川堤には、2kmにわたりソメイヨシノが約400本植えられており、春には見事な桜のトンネルが姿を現します。毎年4月下旬から5月上旬の見頃の時期には多くの人でにぎわいます。武家屋敷のしだれ桜と併せて「日本さくら名所100選」に選ばれているほか、角館の桜は「みちのく三大桜」のひとつにも数えられます。「桜まつり」の時期にはライトアップも開催されるため、夜桜も楽しめますよ。

2.ここは押さえておきたい!角館おすすめスポット5選

2-1 江戸時代にタイムスリップ!400年の歴史を感じる「武家屋敷通り」

武家屋敷通り 画像提供:(一社)秋田県観光連盟

重厚な黒板塀が続く「武家屋敷通り」は角館観光のメインストリートです。武家屋敷が整然と並び、その姿は実に堂々として壮麗です。しだれ桜やもみの木の大木が立ち、春の桜の時期はもちろん、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々に美しい景色を楽しめます。

武家屋敷通りは道幅が11mととても広く、歩きやすいのも特徴。周辺には着物レンタル店もあるため、着物に着替えて町歩きをするのがオススメ。江戸時代にタイムスリップした気持ちを味わえますよ。黒板塀をバックに写真を撮ればSNS映えも間違いなしです。

基本情報
名称  武家屋敷通り
住所  秋田県仙北市角館町表町上丁~東勝楽丁
WEB  田沢湖・角館観光協会k公式サイト

2-2 今でも子孫が住まう「石黒家」

角館武家屋敷 石黒家 画像提供:仙北市観光課

角館の武家屋敷のなかで唯一直系の子孫が住み続けているのが「石黒家」です。かやぶき屋根の母屋は角館に現存する武家屋敷のなかで最古と言われ、子孫の方が大切に修繕をして住まいとして使い続けています。門は上級武士にしか許されない格式高い薬医門で、文化6年の日付の矢板がついています。

屋敷の半分ほどが公開されており、当時の生活道具などの資料が展示されています。また、随時部屋に上がって武家屋敷特有の内部を見学できるのはここだけ。スタッフの方が詳しく説明もしてくれるので、歴史がより身近に感じられます。

基本情報
名称  石黒家
住所  秋田県仙北市角館町表町下丁1
連絡先 0187-55-1496
WEB  秋田・角館武家屋敷「石黒家」公式サイト

 

2-3 角館散策の中心地「角館歴史村 青柳家 」

3,000坪を誇る敷地内に、母屋をはじめ、武家道具館や秋田郷土館など6つの資料館を擁するのが「角館歴史村 青柳家」です。角館の歴史資料や刀の展示がされており、有料で鎧の着用体験もできます。角館の武士が人体解剖図を描いた「解体新書」の記念館もあり、様々な角度から角館の歴史に触れられます。

案内所や着物レンタル店なども揃い、観光に欠かせない拠点になっています。敷地内には600種類以上の草木があふれ、茶寮やレストランも充実しているので、ゆっくり休憩するにもぴったりの場所です。

基本情報
名称  角館歴史村 青柳家
住所  秋田県仙北市角館町表町下丁3
連絡先 0187-54-3257
WEB  角館歴史村・青柳家公式サイト

 

2-4 特産品・樺細工の実演見学も!「角館樺細工伝承館」

角館の伝統工芸品である樺細工。樺細工とは、ヤマザクラ類の樹皮を使って作られる工芸品で、独特の技法による美しい光沢が特徴です。湿気を避け乾燥を防ぐため、特にお茶道具に向いています。

「角館樺細工伝承館」では職人による製作実演も見学できます。有料で樺細工のミニ壁掛け作り体験ができることも。樺細工製品は渋めのこげ茶の落ち着いた色合いが人気で、茶筒などのお茶道具や文箱のほか、ブローチなども作られており、お土産に最適です。

基本情報
名称  仙北市立角館樺細工伝承館
住所  秋田県仙北市角館町表町下丁10-1
連絡先 0187-54-1700
WEB  仙北市公式サイト(仙北市角館樺細工伝承館)

 

2-5 商人の町・外町の代表「安藤醸造 本店」

嘉永6年(1853年)に創業し、味噌・醤油・漬物の製造元である「安藤醸造」。武家屋敷が建ち並ぶ「内町」に対し、「外町」と呼ばれる商人町を代表する存在です。本店は1883年に再建されて以降、当時の姿を残しています。

火災から建物を守ろうと明治中期に建てられたレンガ造りの蔵は、仙北市の指定文化財。(改行をトルツメ。内部は~につなげる)内部は無料で公開されていて見学可能です。蔵座敷の豪華なふすま絵は一見の価値ありです。味噌や漬物の試食もあるので、ぜひお土産にも。

基本情報
名称  安藤醸造 本店
住所  秋田県仙北市角館町下新町27
連絡先 0187-53-2008
WEB  安藤醸造公式サイト

3. 角館観光をするなら絶対食べたい!ご当地グルメ3選

3-1 ぷりぷり「比内地鶏」 のとろとろ親子丼

比内地鶏の親子丼 画像提供:道の駅おがち小町の郷

秋田県の地鶏といえば「比内地鶏」!角館では比内地鶏にこだわった、絶品親子丼をいただくことができます。比内地鶏のお肉は弾力があってぷりぷり。かみしめるたびに上品な肉の旨味をしっかりと感じられます。半熟とろとろの卵は黄金に輝き、味が濃く食べ応え抜群です。お米はもちろんあきたこまちで、ほんのり甘く、思わず笑顔がこぼれます。散策に疲れた身体も、芯から元気になること間違いなしです。

3-2 手打麺のコシをつるっと楽しむ「稲庭うどん 」

稲庭うどん 画像提供:内海産業(株)大阪第二支店

秋田県湯沢市稲庭が発祥である「稲庭うどん」は、日本三大うどんのひとつ。手延べ製法の干しうどんで、ひねりながら練る、そうめん作りに近い製法です。乾麺であることから、江戸の当時から贈答品として人気でした。領主や他国の大名、将軍家にまで贈られ、名産品として喜ばれたという歴史あるご当地グルメです。

食べ慣れた太いうどんをイメージしていると、その細さにびっくり。平べったい麺はのど越しもなめらかです。角館にも、手打ちしたコシのある稲庭うどんを楽しめるお店がたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

3-3 手間ひまかけた「きりたんぽ鍋 」で心も体もほっこり

きりたんぽ鍋 画像提供:(株)かづの観光物産公社

秋田県を代表するグルメと言えば「きりたんぽ鍋」でしょう。寒さの厳しい秋田県北部が発祥と言われ、凍えた体をじんわり温めてくれる名物グルメです。潰したご飯を串に細長く巻き付けて焼いたものを「たんぽ」と呼び、切って食べたことから「きりたんぽ」と名付けられたと言われています。

素朴な見た目ですが、鶏出汁を丁寧にとりネギやゴボウ、キノコなどをたっぷり煮込んだきりたんぽ鍋は、実は手の込んだ料理。出汁のしみ込んだきりたんぽを食べれば、心も体もほっこり温まります。

4. 武家屋敷を歩き、秋田名物を食べて角館を満喫しよう

江戸時代の風情が残る角館は、町自体が貴重な歴史遺産です。武家屋敷通りでそぞろ歩きをして、江戸情緒をたっぷり味わってください。山々に囲まれた角館は自然も豊かで、四季折々の美しさを見せてくれます。おなかがすいたらご当地グルメを食すのをお忘れなく。角館へ観光に行く際は、ぜひ読売旅行のツアーを検討してみてください。

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