工藝ダイニング2024
熱海座 坂東玉三郎 能楽堂特別舞踊公演
- 坂東玉三郎 ©柏原孝史
プログラム参加者の特典
能楽堂の前列席をご用意
能楽堂という特別な空間で繰り広げられる坂東玉三郎丈による舞踊を、臨場感あふれる距離でお楽しみいただけます。
■演目の見どころ
- 特別公演の演目は、「残月」、「高尾」。
- 「残月」は、大阪宗衛門町の松屋某の息女が若くして没したのを追善して作られた曲として伝えられ、うつろう月の情景と女性の命の儚さを詩的に美しく舞います。
- 「高尾」は、江戸時代の吉原遊郭に実在した傾城の名妓・高尾太夫を題材とした舞踊です。廓の世界で生きる女性が愛しい人を待ちわびる儚い思いと、その悲しさや苦しみを、玉三郎が繊細な感情表現で美しく舞います。
- 舞台を彩る豪華な衣装にも注目してご覧ください。
伝統工芸作品を使用した食事会
- 伝統工芸作品を使用した懐石料理(イメージ)
伝統工芸作品を使用した懐石料理
(11月9日・10日・11日)
- トシ・ヨロイヅカによるコース料理(イメージ)
トシ・ヨロイヅカによるコース料理
(11月12日)
食事会のポイント
■伝統工芸作品を使用した懐石料理
- 人間国宝を含む伝統工芸作家による食器を使用したお食事をお楽しみいただけます。工芸の持つ”用”の美しさを、食事会を通じて参加者自身の手で体感いただけます。
■トシ・ヨロイヅカによるコース料理
- トシ・ヨロイヅカによるコース料理をお楽しみいただけます。ミニャルティーズでは人間国宝 室瀬和美デザインによるティーカップとお皿を使用し、和と洋のコラボレーションもお楽しみいただけます。
吉冨隆二料理長・宮崎利明副料理長
鎧塚俊彦シェフ
著名な工芸家をお招きしての講演(応接会場での卓話/約40分)
- 宮田亮平氏
伝統工芸品を用いた食文化の体験を通じて日本の工芸技術と文化の魅力を紹介し、工芸作品の美しさと実用性を体感してもらうことを目的とした工芸ダイニングのテーマに基づき、 和食において器が果たす重要な役割や和食文化における器の美しさや機能性、器が料理に与える影響等について語っていただく予定にしておりますが、当日は自由に語っていただくスタイルをとっております。
【担当講師一覧】
11月9日:宮田亮平(日本芸術院会員、日展理事長、元文化庁長官、金工作家)
11月10日:室瀬和美(蒔絵の重要無形文化財保持者)
11月11日:十四代今泉今右衛門(色絵磁器の重要無形文化財保持者)
11月12日:大角幸枝(鍛金の重要無形文化財保持者)
宮田亮平氏について
宮田亮平
日本芸術院会員 日展理事長 第 22代文化庁長官 金工作家。
新潟県生まれ。東京藝術大学大学院修了。日展を中心に活動し、特選や内閣総理大臣賞の受賞の他、日本現代工芸美術展でも受賞を重ねている。生命の根源としての海を象徴するイルカをモチーフとした「シュプリンゲン」シリーズなどの作品で、国内外の美術展に参加している。長年東京藝術大学学長として大学運営にあたる傍ら、NHK経営委員、日展理事、横綱審議委員会委員などを歴任。2016年から2021年まで文化庁長官として日本の文化行政の舵取りを担う。
プログラム
今年度の「Kogei Dining」では、工芸のもつ美的特質を体感する機会の創出を試みます。
今年度は人間国宝 坂東玉三郎丈による能楽堂特別舞踊鑑賞、伝統工芸作品を使用した食事会や展示販売会をお楽しみいただきます。
- 10時30分~11時30分
- 有名な工芸家をお招きしての講演(応接会場での卓話/約40分)
- 11時30分~13時30分
- 伝統工芸作品を使用した懐石料理の食事会(11月9・10日・11日)
トシ・ヨロイヅカによるコース料理の食事会(11月12日)
- 14時~16時
- 人間国宝・坂東玉三郎舞踊公演を前列席で鑑賞
- 16時~17時
- 工芸作品の展示販売と展覧会鑑賞
国宝「紅白梅図屏風」と重文「風神雷神図屏風」を39年ぶりに一堂に展観。
- 国宝「紅白梅図屏風」尾形光琳 MOA美術館
- 重文「風神雷神図屛風」尾形光琳 東京国立博物館 Image:TNM Image Archives
展覧会のみどころ
- MOA美術館では、昭和60年に光琳屋敷の復元を記念して「光琳」展を開催しており、国宝「紅⽩梅図屏⾵」と重⽂「⾵神雷神図屏⾵」の同時展観はそれ以来のこととなります。 光琳は宗達の「⾵神雷神図屏⾵」を忠実にトレースして⾃⾝の「⾵神雷神図屏⾵」を完成させ、そのモチーフを紅⽩梅に変え、中央に⽔流を描いて「紅⽩梅図屏⾵」を完成させたとの説もあります。 通常は2⽉のみ展⽰している国宝「紅⽩梅図屏⾵」を特別に展⽰し、光琳による2曲1双の名品2点を⾒⽐べてご鑑賞いただきます。
監修
内田篤呉
MOA美術館 館長
慶応義塾大学卒。美学博士。専門は日本美術史。現在、MOA美術館・箱根美術館館長。公益社団法人日本工芸会常任理事。九州大学客員教授、お茶の水女子大学大学院、慶応義塾大学、東京藝術大学等の非常勤講師を務め、文部科学省文化審議会、世界文化遺産・無形文化遺産などの各種委員を歴任。 著書に『塗物茶器の研究』『硯箱の美 蒔絵の精華』(淡交社)、『光琳蒔絵の研究』(中央公論美術出版)、編著に『光琳ART光琳と現代美術』(角川学芸出版)などがある。
室瀬和美
漆芸家 重要無形文化財「蒔絵」保持者
漆芸家、重要無形文化財「蒔絵」保持者・東京藝術大学大学院(漆芸専攻)修了。日本伝統工芸展にて東京都知事賞など受賞多数。2008年、重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)に認定。同年、紫綬褒章受章。2021年旭日小綬章受賞。現在、公益社団法人日本工芸会の副理事長を務める。作品は文化庁、東京藝術大学、ヴィクトリア&アルバート博物館、メトロポリタン美術館、大英博物館などに収蔵。 創作活動と共に文化財保存活動も行い、漆の美や素晴らしさを伝えるべく、国内外への出展、講演活動も積極的に行っている。
燃油サーチャージについて
吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始であろう。
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